神禳祜 枷幸(クトゥルフ神話7版用キャラクターシート)

あかねが作成したTRPG「クトゥルフ神話7版」用のキャラクターシートです。

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
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神禳祜 枷幸の詳細

キャラクターID: 164227617903mokotanzea2002

キャラクター情報  NPCでの使用は不可
TRPGの種別: クトゥルフ神話7版
神禳祜 枷幸

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キャラクター名: 神禳祜 枷幸
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外部URL:
メモ:
神禳祜 枷幸(しんじょうこ かこ)
特徴1:暗黒の祖先.52(D/60P)
特徴2:スポーツ万能
犯罪組織の経験パッケージ
詳細A:
《プロフィール》
【職業】 探偵助手 【年齢】 20 【性別】 女性
【住所】 東京都
【出身】 不明

【SAN値】 76 / 99 【幸運】 55

【STR】 75 【APP】 70
【CON】 75 【SIZ】 65
【POW】 80 【INT】 75
【DEX】 90 【EDU】 85

【アイデア】 75 【知識】 85

【MOV】 9
【ダメージボーナス】 +1D4 【ビルド】 1

【職業技能ポイント】 350
【個人的な興味の技能ポイント】 150

《戦闘技能》
☑回避      50% ☐投擲      20%
☑近接戦闘:四凶  90% 

《探索技能》
☐応急手当    30% ☑隠密      80%
☑鍵開け     70% ☐鑑定       5%
☑聞き耳     75% ☐精神分析     1%
☑追跡      80% ☐手さばき    10%
☑登攀      80% ☑図書館     50%
☑目星      80% 

《行動技能》
☐機械修理    10% ☐重機械操作    1%
☐乗馬       5% ☐ナビゲート   10%
☐水泳      60% ☑跳躍      78%
☐電気修理    10% ☐変装       5%

《交渉技能》
☑信用      10% ☐言いくるめ    5%
☐威圧      15% ☐説得      10%
☐母国語:日本語  85% ☐魅惑      15%
☑言語:中国語  65% 

《知識技能》
☐医学       1% ☐クトゥルフ神話   0%
☐オカルト     5% ☐コンピューター   5%
☐経理       5% ☐考古学      1%
☐自然      10% ☑心理学     75%
☐人類学      1% ☐電子工学     1%
☐法律       5% ☐歴史       5%

詳細B:
{武器}
素手 1D3+DB 1回


{装備と所持品}
名刺
財布
手袋
スマホ
メモ帳
ペン類

かつて着けていたマスク


【支出レベル】  【現金】 

{資産}



{バックストーリー}
【容姿の描写】
 右目の下にある2つのほくろ。

【イデオロギー/信念】
 あなたは強い正義感を持っている。周囲の目やリスクを気にして、悪を見過ごすような事はしない。

【重要な人々】
 守るべき存在。
 彼らに感謝している。何について?
 戸愚呂 餡子と神禳祜 命幸。
 組織から逃げ出し、ただの獣へと成り下がりかけていた自分を拾ってくれた恩人。本人は何を思い考え枷幸を拾ったかは分からない。けれど、そこにどの様な考えがあっても彼女からすれば自分を人間として認めてくれ、人間として生活できる環境を提供してくれた恩人に変わりはない。
 人を殺害ためにだけに教え込まれ、鍛え上げてきた数多の暗殺術。それを恩人のため人のために使おうと。ただ殺めるための殺人拳ではなく、悪を罰し数多の人を生かす活人拳として、自分を救ってくれたこの人のために己の力を振ろうと。

【意味のある場所】
 あなたの生まれた、もしくは幼少期に生活していた場所。
 人間社会から断絶された山の中。その山の名前は知らない。

【秘蔵の品】
 使い込んだ愛用品。
 組織に所属していた時、醜悪な自分の顔を隠すために使っていたマスク。数多の犠牲者の血肉で汚れたこれは、どれほど綺麗に洗っても臭いが落ちることはない。

「忘れるな」

 そう、自分に訴えかけて来ているように。捨てようと思っても、このマスクは自分の素顔よりも見たものであり、これを捨てる事は過去の己を否定するようなもの。それは忘れたい過去であっても、否定してはいけない過去。逃げてはいけない。そう思うと捨てきれず、未だに持っている。

【特徴】
 普段から周囲に見せている自分とは違った側面や一面を持っている。
 時々人肉を食べたいと人を殺したいと言う衝動に駆られる。左手を手袋で隠しているのは、その際薬でも収まりきらなかった場合、自傷行為とそれから流れた血で衝動を収めるため、その傷を隠すためにつけている。

【負傷、傷跡】
 左腕に自傷痕。腹部に刺し傷。

【恐怖症、マニア】
 人肉殺人マニア。
 人肉を食べたいと言う強い欲求。人を殺したいと言う衝動。

【魔導書、呪文、アーティファクト】

【遭遇した超自然の存在】
・クトーニアン:第一段階
・クトーニアン:第二段階

【履歴】
・緋色の慟哭


{仲間の探索者}
・戸愚呂 餡子さん


詳細C:
 彼女は親を知らない。自分が生まれた場所と組織についても詳細は分からない。気が付いた頃には、その組織が生み出した殺人拳”四凶”を教え込まれ、麻薬を使い常人以上......否、銃弾よりも殺傷能力の高い武器として教育され育った。
 彼女は知りえない事だが、その組織を『風を崇拝する教団』だった。ハスターやイタクァを始めとした風の神々を信仰し、枷幸はその教団の武器として生きる事が約束された一族の1人だった。その一族は祖先にウェンディゴを持っている忌まわしき血族であり、人の身でありながら神話生物の強靭さと、もともと教徒であった信者の信仰心を持つ一族として、汚れ仕事をするために作られたのだ。

 枷幸はそんな一族の末裔。しかし血は昔に比べれば遥かに薄く、自力でウェンディゴに力を使うことは不可能となっていた。そのため本当なら彼女は一族の呪縛である、人肉殺人に対する強い衝動に駆けられる事は無かった。だが教団は麻薬によってその眠れる血を呼び起こし、今までよりは使い勝手は悪いものの、当代の猟犬を手に入れようとした。

 不幸な事に、枷幸には人間だけでも戦士としての十分すぎる才能があった。そこに眠れる魔物の血を活性化させてしまった結果、彼女は歴代最高の猟犬としての才能も開花させてしまったのだ。

・神禳祜 枷幸(先祖返りの姿)
STR:105 CON:105 POW:80 DEX:120 SIZ:65 INT:75
正気度: MOV:9 耐久値:17 マジックポイント:16 ビルド:2
装甲:4の硬化した皮膚。1ラウンドに2ポイントの再生。
ダメージボーナス:+1D6
近接戦闘:檮杌80% ”1D8+DB”のかぎ爪或いは”1D4+恐怖”の貪り
SANc0/1D4

 この姿で彼女は数多くの人々を殺し貪ってきた。INTこそあれど、それは自由な考えを可能とするものではない。薬の投薬によってそんな思考能力はこの時にはなく、組織の命令と己の本能を如何に効率よく満たすかを考える程度しかできなかった。薬が切れた時、徐々に正気へと戻り自分が人を殺め喰らっている事を理解する。最初こそそれを拒絶し、喉奥に指を突っ込み吐き出そうとしたりもしたが、やがてそんな抵抗さえも億劫になった。薬漬けによって理性は徐々にそぎ落とされていき、猟犬としての本能だけになっていったのだ。

 一体何十何百の人の肉を切り裂き、その肉を貪り血を啜ってきたかは分からない。少なくとも米やパンは勿論、水を飲んだ回数よりも多いかもしれない。その頃には既に『神禳祜 枷幸』と言う自我は希薄で、命令されたら動く。それは最早猟犬などですらなく、ただの殺戮マシーンだった。一般人が普通の食事をするように人肉を喰らい、普通の飲み物を飲むように血を啜る。自分は人間なのか、猟犬なのか、魔物なのか。もう、濁った思考ではそれすらも分からなくなっていた。

 自分の名前すら忘れかけていた時、1つの指令が言い渡された。それはなんてことない、よくあるものだった。

「他の猟犬と共に、教団を嗅ぎまわってる奴らを抹殺しろ」

 遠隔で薬を投薬できる、注射針のあるチェーカーをつけられた枷幸は他の猟犬と共に、探索者の抹殺へと向かった。しかし1点、今まで喰らってきた者たちと違う点があったのだ。その探索者たちは猟犬の、枷幸の過去を調べ知っていたのだ。彼ら彼女らは枷幸を始めとする猟犬たちに語りかけ始めた。その言葉は壊れかけていた枷幸の精神の隙間に、暖かい湯となって入り込んでいき。しかし探索者たちの言葉は意味をなさなかった。遠隔操作にてチェーカーに仕込まれた薬が注射されかけたことで、魔物の本能が呼び起こされた。

 結局、その探索者たちも枷幸と他の猟犬によって肉の一片も残さす程に喰われこの世から消えた。正気に戻った彼女は久しぶりに発狂した。それが彼女に、崩壊しつつあった人の心をほんのわずかに呼び戻したのだ。

 暫くして教団で儀式を行われることになった。猟犬......その頃、枷幸はその獰猛と実力から猟犬たちとは区別され、魔物の呼ばれていた。枷幸と他の一族総出でその儀式の護衛が行われた。何が目的なのかは知らされず、ただ組織の猟犬と魔物としてこの儀式が無事に終わるように警備をする。それだけだった。

 そこに当然だが妨害者が現れた。8人組の探索者だった。このグループも一族、特に枷幸に関して良く調べていた。どうやら以前貪りつくした探索者の一団と繋がりがあり、情報共有がなされていたらしい。彼ら彼女らも枷幸に語り掛ける。しかし残酷にも注射が施され、本能が目覚めた。

 だが、枷幸の脳は混乱していた。復活した理性と本能がぶつかり混ざり合い、酷い眩暈と頭痛に襲われたのだ。度重なる注射の結果、知らずのうちに体内に薬に対する抗体が作られており、効力が弱まっていたのだ。しかし元々非常に強力な事もあり、彼女の頭は混乱した。今、自分は何を成せばいいのか。

 気が付いた時、その場で立っていたのは自分だけだった。辺りは見渡す限りの血血血血血血。信者と探索者と猟犬の死体が無数に転がる地獄と化していた。それを作ったのは枷幸であり、その腕には今回の儀式で生贄として捧げられるはずだった少女が抱かれていた。教団の強力な睡眠薬によって深い眠りについており、この惨状の事は目撃していない。

 そうして彼女は少女1人を抱いて走り出した。魔物の姿のまま。どこか遠いところを目指して。薬の効果が切れた頃、いつの間にか日本のある都市へたどり着いていた。腕に少女を抱き、彼女は血に汚れ日本の名も知れぬ都市の路地裏で座り込んでいた。どうすればいいのかは分からなかった。自分の餓えはどうにでもなる。その辺にいるネズミでも捕まえて食べればいいのだ。だがこの少女は違う。自分に比べて余りにも弱いのだ。少女はまだ眠っているが、いつ起きるか分からない。起きた時もどうすればいいのか分からない。

 数えきれない命を手にかけ人を殺める手段は数多知れど、少女1人を生かす手段を彼女は知らなかった。困った枷幸だが、取り合えず食べ物を用意しなければいけないと考え行動に移った。足と体力には自信があったのだ。食べ物入手のために奔走し、そこで運よく家のない人向けに炊き出しをしている場面に出くわした。枷幸は列へと並び自分の番を待った。

 全身についた血は人気のいない公園で一応は洗い流した。そのおかげで全身水浸しだったが、血がついてるよりはマシだ。しかし周りからは奇異の目で見られていた。初めて見る顔であり、明らかに訳アリだったからだ。その時の枷幸の年齢は19歳を目前にした18歳であり、寝ている少女はどう高く見積もって6歳だ。周りはコソコソと小声で話し始め、その視線に纏わりつくものは気持ちのいいものではなかった。それに耳のいい枷幸にはその会話が聞こえていた。

 ボロボロの黄色いローブのフードを深くかぶり直し、少女をローブで他から見えにくくして自分の番を待った。その最中も周りの会話と視線は続いた。その気になればここにいる全員を黙らせる事も可能だとは理解していたが、それはしなかった。それくらいの教養は持っていたし、今ここで騒ぎを起こして組織の耳に入るのは避けたかったのだ。随分遠い所へ来たことは自覚していたが、それでも組織の規模はそれなりだったこと知っていた枷幸は、なるべく騒ぎを起こしたくなかった。

 とうとう枷幸の番となった。担当してくれたのは見るかに優しそうな女性であり、今までの人たちと明らかに毛色が違ったせいか、少し驚いている様子だったがすぐに笑顔に戻り

「何個にしましょうか?」

と聞いてきた。枷幸は知らない事だったが、炊き出しは今までの並んでる人から計算して、それよりも多めに作っているのだという。枷幸のような新しい人のためと言うのもあるが、1人で数個もらう人が相当数居るからだ。しかしそんな事情を知らない枷幸は

「......2人分お願いします」

と自分と少女の一食分だけをお願いした。

「はい、2人分ですね」

 女性はカレーライスを容器にわけ、蓋をしてビニール袋に入れて渡してきた。枷幸はそれを貰った時、明らかに2人分の量ではない事を察し、困惑した。その様子を見た女性は

「おまけしておきました。また来てくださいね」

と言った。枷幸は礼を伝えると、足早にそこを後にした。向かうは道中で目をつけていた廃ビルで、そこに着いた頃、ちょうど少女は目を覚ました。少女は状況を理解できていない様子で、枷幸も久しぶりに人と話すせいでどう説明したら良いのか全く分からなかった。何がどうすればいいのか......そう考えた末に、炊き出しで貰ったカレーライスとペットボトルの水を渡した。それに呆気に取られていた少女だったが、暫くすると少し笑ってそれを受け取り食べ始めた。

 そうして枷幸と少女の奇妙な生活が始まった。生活するうちにお互いの身の上話をする機会があった。そこで分かった事は少女は親の顔が分からないという事だった。枷幸に自分の親の顔は分からなかった。組織には一族として他にも猟犬は居たが、一族であり血族ではなかった。親のことに関して何か説明されることも無かった。そして2人とも名前がないと言う事だ。少女の提案によりお互いの名前を付けることになった。苗字は『災いを笑う神の幸福を意味する神禳祜』にお互いした。そして少女からは

「枷から解放されて幸せが来るように」

と枷幸と名前を付けてもらった。枷幸は

「何者にも邪魔されない幸せな生を送れるように」

と命幸(なこ)と言う名前を送ったのだった。

 似た境遇の2人はすぐに仲良くなり、この生活を1年近く続けた。他社と交流することは殆どなかった。噂になることを嫌い、同じ場所に1月以上留まることはしなかった。時に枷幸が野生の動物を捕まえてくることもあった。そんなある日、この生活に終止符を撃つ事件がおこった。

 2人が原因ではない。それは不幸な出来事だったのだ。その時、2人が拠点としていた廃墟には、ある教団のAFが隠されていた。確かに床下に丈夫な金庫が隠されているのは分かっていたが、その中にある教団の貴重品が置かれているなんて想像にもしていなかった。そしてその教団は2人が逃げ出してきた教団とも繋がりがあったのだ。枷幸は命幸を護りながら信者たちと戦うことになる。不幸中の幸いか、数こそ多かったが教徒たちは特別な力も持たないただの狂信者であり、枷幸の敵ではなかった。

 けれどその教徒のうち1人が死の間際、2人についての情報を上に報告。上はその2人が、友好関係にある教団から逃げ出した魔物と生贄であるとわかり、その教団にこれを伝えた。それから2人は追手からの逃亡生活を強いられることとなった。それは常人より幾分か丈夫な枷幸ならまだしも、まだ年端にも届かぬ少女には辛い逃避行だった。

 深い山や森の中、峡谷を川を超え、ネズミの様に都市の路地裏や下水道を使い、時には追手と戦い。やがて枷幸の体には生傷が絶えなくなった。もう既に薬の効力が切れた枷幸の身体能力は随分と落ちていたのだ。暗殺拳は達人級の腕前を持っているため、並みの信徒に遅れをとる事は無かったが、捕まるのも時間の問題だった。そしてそれはすぐに訪れた。

 ある信徒との戦い。2人は魔術を知らないが、その信徒の中には『無欠の投擲』を会得しているものが居たのだ。投げられたナイフ、枷幸は咄嗟に身を捩り急所こそ外したものの、その凶刃は彼女の肉を深々と穿ち、内臓にも到達した。死力を尽くし、その戦いは枷幸の勝利となった。

「命幸を安全な場所に」

 その一心で血が垂れるようにタオルで患部圧迫をしながら移動し、数十キロ先の廃墟の中で枷幸は倒れた。薬さえ使えばなんて事は無い傷だが、そんな薬は手元に無く、使いたいとも思わなかった。霞んだ視界の中で泣きじゃくる命幸の顔を見た彼女は

「命幸だけでも......」

 もうピクリとも動かない手足に力を入れ、半ば意識を手放しながら枷幸は深夜の街を彷徨った。この娘(こ)をどこか、安全な場所へ預けなければと。そうしてたどり着いたのは何かの施設だった。けれど、ここなら暫くは安全だろう。何となくそう思った枷幸は

「命幸......」
「なに......?」

 涙と嗚咽が混じった命幸の声。枷幸は今にも倒れそうなのを気力だけで我慢し、その命幸の涙を拭い、頭を撫でると微笑んでいった。

「私はやらないといけないことがある......だから、暫くお別れ......」
「嫌だよ,,,,,,枷幸と離れたくないよ......」
「私も命幸と別れたくない......でも、私にしか出来ない事だから......安心......して? 必ず......迎えに来るから......」

 命幸は察していた。枷幸が成そうとしている事を。そしてその危険性を理解していた。だから離れたくなかった。どうせ死ぬなら一緒に死にたかった。でもそれは枷幸が許さない事も理解していた。次いつ会えるかなんて分からない。だから、彼女は沢山泣いた。枷幸が今苦しいことも分かっていたが、それでも彼女の胸の中で沢山泣きたかったのだ。そして枷幸も彼女が満足するまで何も言わず、静かに頭を撫でながら待ってくれた。そうして2人は別れた。その後、彼女は久しくつけていなかったマスクを被った。

 次に目を覚ました時、そこは戸愚呂探偵事務所のソファの上だった。それから枷幸がそこで働き生活することとなった。命幸と再び会うために。

・暗殺拳:四凶
 教団が数多の実態実験の末に編み出した暗殺拳。『渾敦』『饕餮』『窮奇』『檮杌』の4つの技から構成されている。

渾敦:構えた左腕の動き。強襲・牽制・防御を担当する。構えとしては相手の攻撃をはじき、牽制するために軽く突き出されている。その動きは『川』と表現され、普段はゆらりゆらりと動かしている程度だが、その時になると変幻自在、全てを飲み込み破壊する激流の如き勢いを以て対象に放たれる拳。並大抵の相手であれば、左腕で事足りる。

饕餮:尋常の戦闘では使わない技。万全の姿勢であれば落雷の様な踏み込みと、驚異的な上半身のバネから生み出される必殺の右手による一撃。枷幸の場合、上半身のバネだけでも十分すぎる威力となる。

窮奇:時には鳥の様に、ある時は馬の様に、別の時には獅子の様に。戦闘状況によって臨機応変に様変わりする足さばきと、そこから繰り出される強力な蹴り技。枷幸程の使い手の場合、例え相手が武術の達人と言えど常に変わり続けるこの動きから、次の動作を予測するのは至難の業と言える。

檮杌:通常状態では使えない。先祖返りの姿の際に使える。人外の運動能力であることを前提にされた技。枷幸も肉体に染みついているだけで、説明できるものでは無いと言っている。ただ1つ言える事は、この技を以てして狩れなかった存在は居ないと言うこと。
マクロ:

マクロ名|実行コマンド

SAN値チェック|1d100<=#SAN値 SAN値チェック

アイデア|1d100<=#アイデア アイデア

知識|1d100<=#知識 知識

幸運|1d100<=#幸運 幸運

応急手当|1d100<=#応急手当 応急手当

医学|1d100<=#医学 医学

精神分析|1d100<=#精神分析 精神分析

聞き耳|1d100<=#聞き耳 聞き耳

鍵開け|1d100<=#鍵開け 鍵開け

図書館|1d100<=#図書館 図書館

目星|1d100<=#目星 目星

言いくるめ|1d100<=#言いくるめ 言いくるめ

オカルト|1d100<=#オカルト オカルト

クトゥルフ神話|1d100<=#クトゥルフ神話 クトゥルフ神話

回避|1d100<=#回避 回避

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