邪神幼女もやしさんの日記を全て見る
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😶 悲しみと (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)ついさっき、夢を見た。祖母の夢である。 祖母は、すでに亡くなっている。 そして夢とは記憶の縫合性をつけるもので、めちゃくちゃなものだ。 本来ない記憶が、つぎはぎで現れる 私は夢の中で、祖母との別れの準備をしていた。 「祖母からもらった財布がたくさん出てきて、薄汚れていた。捨てられない。」 ……そんなこと、なかった。大事な、祖母からもらった財布はひとつだけだ。 使い勝手だっていい。壊したくなくてつかわない。 「祖母のお手伝いの、うっかりミスの結果が残ってた。やばい。」 そんなことはないのだ。祖母の仕事ではなく、それは私の会社の仕事。あとそんなもん置いてきた。 祖母の仕事の手伝いは難しかったけど、楽しかった 褒めてくれるし、嫌いなわけがなかった。 「祖母とお別れをしなきゃいけない」 ………祖母が死んでもう何年もたつ それでも、まだ声を覚えている。お別れを無理にしなくていいじゃないか。 悲しくて、間違っていて でも、祖母を思い出せる夢だった。 私は祖母に「立派な姿」を見せ、祖母は私が狂う前に死んだ。 良い孫ではなかったが、良い祖母だった。 死んでしまったことが悲しい でも、人はいつか死ぬのだ。 忘れていないことが、嬉しかった。 悲しくて、幸せな夢だった。 きっと、悲しいと連呼する人も。誰かを失ったのだろうか。 でも、失ったとしても過去は残るから、上書きしなくたっていいし 悲しいままでも、いいのではないかと思っている。 悲しさを埋めるまでもなく、そこにはもう「なにか」があるのだと。 死んだ祖母の事を考え、思う 失った。喪失した。穴の開いたように見える私だが ここにはたしかに、祖母の愛があるのだ。 祖母の声が呼ぶ。死を誘う呼ぶ声でも悲しみの声でもない。 名前を呼んでくれる、愛ある声だ。 私は愛し、愛されていた。今もなお。 悲しみは悲しみだ。これは、私が味わい、噛みしめ、糧とする。 喪失は喪失だ。しかし、それを埋める別のものを探す必要はなかった。 失おうと、なくなろうと、愛されている 悲しいが、私は幸せ者だった。この日記は、ただの自慢である。 私は祖母に愛され、私は祖母を愛していた。 この悲しみは、私に祖母を思い出させてくれる大切なものだから 悲しみもまた、きっと。人は糧に出来るのだと思う。 悲しみも苦しみも、人類には必要なものであり糧にして進むことが出来る それが、私のPLとしてのスタイルなんだなぁと話をした。 とりあえず私の感性は人類ではないことになった いい話してたのになー!?(’ω’)
> 日記:悲しみと お祖母様の事 本当に大好きだったのですね。 忘れないどころか 忘れるはずもない。 お手伝いしていたなんて 優しい孫ではないですか。
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