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😆 SW2.5 デュオアドベンチャーのハウスルール実験 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)先日、デュオアドベンチャーをPL3人を相手に始めました。 デュオアドベンチャーは本来はデュオの名の通り、PCは2人だけ、それも予め用意されたキャラシは2人とも平均的な強さの人間で、更に基本ルルブも不要でレベルアップも無しというキャンペーンシナリオなので、その難易度はそれほど高くはありません。 そのため、PLが2人以上でキャラを自作できるPC3以降のキャラが効率的なビルドと戦術の選択を行えば、ただでさえ高くは無い難易度が劇的に低下してしまいます。 本来ならばそれに合わせて難易度を調整するのがGMの腕の見せ所と言えるでしょうが、今回はちょっと試しに調整をサボ・・・手間を省くためにキャラ作成に縛りを設けたうえで実験的な試みをすることにしてみました。 ○PC3以降のキャラ作成の制限 ※()内は意図の説明 1.前衛系戦士技能4レベル取得を義務化 (必ず前衛キャラを作ること。PC3以降のPCは王子と王女を守る存在であって守られる存在ではない) 2.練技・賦術・鼓咆の禁止 (手軽なバフを禁止し、唯一練技を使える王女を設定通りパーティ内で最強のPCに。なお賦術と鼓咆に一応の設定上の理由を付けるとすると、使えない理由は舞台であるサンクネック王国が辺境の田舎国家であるため、魔動機文明の遺産の恩恵が薄いからとする。練技?それは・・・その・・・まぁとにかく使えないのだ!) 3.操霊・森羅・召異魔法の禁止 (2と同じ理由と、王位継承権者の身近に世間で忌避されたり馴染めない技の使い手を置くのは外聞が悪いため) 4.騎獣の戦闘参加の禁止 (王女は本来は騎馬戦士であるが、馬に乗れない王子との旅においては騎乗していると同格の王子よりも各上に見られてしまうため、騎乗が禁止されている。よってPC3以降も同様に禁止) 5.《薙ぎ払い》《乱撃》の禁止 (手軽な範囲攻撃を禁止し、下記の乱戦内一騎打ちルールを成立させやすくし、単体攻撃特化の王女を設定通りパーティ内で最強のPCに) ○乱戦内一騎討ルール 乱戦の概念を解体し、乱戦エリア内の敵とPCが同数であれば、その乱戦内エリア内の戦いにおいてPCと敵の戦いはそれぞれ独立した一騎討の形式で行われるものとする。 つまり、PCが3人、敵が3人であれば「PC①vs敵①、PC②vs敵②、PC③vs敵③」となる。 PC①が素早く敵①を倒すなどして数の均衡が崩れたならば、「PC①&PC②vs敵②、PC③vs敵③」と変遷していくものとする。 敵の方が数が多い場合には、パーティ最強と目される戦士(このシナリオの場合には王女)に対して多くの敵が向かっていく。 なお、乱戦エリアとしては同じエリア内であるため、王子は《ターゲッティング》無しでも【フォース】を誤射することなく使用でき、自分の担当する相手が生存していてもその相手以外を【フォース】で攻撃でき、《魔法拡大/数》によって範囲攻撃を行うこともできる(とはいえ、その分だけ回復ができなくなるためリスキーな手である)。 ハウスルールの意図としては、それまでの戦術の基本である集中攻撃による各個撃破を敵味方共に制限することにより、敵を強化しなくとも敵の生存ラウンドが増えて難易度が上昇するとともに、王女と比べて打たれ弱いフェンサーの王子や他のPCがすぐに倒れてしまう危険を低下させることである。 ○シナリオブロック1時点での感想 乱戦内一騎討ルールは感触としてはかなり良い。 一騎討ならではの戦闘状況や戦術も発見でき、それぞれが自分の担当で死闘を繰り広げるため戦闘がドラマチックになった印象がある。 また王女の戦闘力もかなり際立っており、キャラ設定通りに戦闘が推移していくのも見ることができた。 この日記の本題の趣旨とはちょっと離れるが、継承権争いにつながる選択肢の議論を見ているのはやはり面白いので、デュオアドベンチャーをGM付きで3人以上で遊ぶのは結構お勧めできるかもしれない。
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