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😊 4/1だけど嘘じゃないよ!DLH×BJRの卓日記っ! このタイミングで書き上げたくはなかったけど、3月は終わっちゃったし4月は序盤めっちゃ忙しくなるから今しかないの!w そんなわけで卓日記っ! ★3/14(日)・3/19(金)・3/25(木)デッドラインヒーローズRPG×ブラックジャケットRPG 「時空を超える炎」(GM:俺) デッドラインヒーローズRPG(以下、DLH)。それは人々のために戦う「ヒーロー」を演じるTRPG。 ブラックジャケットRPG(以下、BJR)。それは己のために戦う「ヴィラン」を演じるTRPG。 ずっっっと思ってたんですよ。この二つを同時にできたらカッコイイだろうなって。 ヒーロー&ヴィランのコンビもの。光と闇、善と悪、全く反対の二人が共通の敵を倒すために力を合わせる。燃えません?俺は燃える。 ただ、GMだけじゃ無理です。PLさんにも「仲良くケンカできる」方、かつルールブックも持ってる方でないとツライ。 そんなわけで1年以上も構想段階で置いてたシナリオでしたが、いくつかの偶然とチャンスが重なり、遂にこの度セッションをすることができました! 最初にネタバレしておきます。熱かった。カッコよかった。めっちゃ楽しかった! 今回のPC達の紹介! ★ヴィランPC-スペクター(PL:UROUROさん) 本名、化野 零華。今回の敵”フレイム”によって恋人を失い、テレキネシスの力を得た復讐者。 別の次元に逃げたフレイムを追って、BJRの世界からDLHの世界へとワープしてくるところから物語は始まります。 復讐のためには、周囲も巻き込んで瓦礫を飛ばしたり、我が身も他も顧みずに特攻してフレイムを狙ったりする姿はまさにヴィラン(悪党)。そんな彼女が、力への誘惑や迷いを抱えつつも戦っていく姿は、実にかっこよかった! セッション中盤、リマーク(自分の演出シーン)としてとあるアイデアをGMとシーンに投げてくれたのですが、これが実に見事!傷つくことをいとわなくても、痛みを感じているわけではない。それでも戦うことをやめない想いの強さにGMめっちゃ痺れました。 ★ヒーローPC-ソード・オブ・ジャスティス(PL:ニジさん) 本名は赤木正義。成績優秀、剣道部主将にして生徒会長、規律を重んじ、悪を許さないガッチガチの正義マン。ついたあだ名がジャスティス会長。 悪の組織によって改造されるも、街を守るたった一人のヒーローとして戦う正義の味方! そんなヒーローだからこそ、目的のためには手段を選ばないスペクターとの共闘がどうやって展開するのかワクワクしていたのですが……さすがの一言でした。悩み苦しみながらも「すべてを見捨てず守り抜く」その想いこそが彼の正義なのだなあとビシバシ伝わってきて、雑談タブでは賞賛の嵐でした。ひゅーーーーーー! 今回、ヴィランPCとの共演ということであえて「めっちゃヒーロー!」ってPCを作って対比をくっきりさせてくれるこの配慮よ・・! 今回、意識したのは「最初はバチバチ、後はPLさん次第で共闘もありえる」でした。最終的にはPC2人でラスボス戦闘に挑むことになるのですが、それが「2人で1チーム」なのか「1人と1人が一緒にいるだけ」なのかはPLさんにお任せしようかなって。 もちろん、そのための仕掛けはいくつかあります。が、やはりそこはPLさんの考えとテクニック次第。 その点、DLHのGMもPLもされてるニジさんとは何度もご一緒して「この人なら絶対カッコよくしてくれる」という信頼もありましたし、UROUROさんはBJRの卓経験が何度もあるうえ、DLHでも楽しくご一緒したことがあったので間違いない!という期待があって。実際やってくれました! S・O・ジャスティス:「待てッ!!壊すだけ壊してどこに行く気だッ!!!」天まで届かんばかりの声で呼び止める!! スペクター:「あら、生きていたのヒーローさん」フッと振り返り スペクター:「何かしら?私急いでいるの…誰かとお話している暇はないのよ」 S・O・ジャスティス:「なっ────…!?」女性の言葉に絶句する。 S・O・ジャスティス:彼女は────ヒーローでは、無い────! 出会ってすぐにこれですよ!バチバチですよ。何ならこれからバトルが始まるよこの二人! もちろん、雑談タブでは「その場を去ろうとするので、一旦引き留めるRPしてもらっていいでしょうか」「もちろん!!」とノリノリでやってるんですよね二人とも。GMも混ざりたい!w そしてシナリオ中盤、二人での会話のシーンを設けると・・・・・・ スペクター:「ヒーローさん。私はあの男に正しい裁きを受けさせたいだけ」 スペクター:「フレイムがこの世界に来た今、過去の悪事は闇に葬り去られるわ」 スペクター:「彼の無念を注げるのは、もう私しかいないの。どうか、わかってほしい・・・」 S・O・ジャスティス:「君は………自分の為でなく、亡くなった大切な人の為に、戦っていたのか…」 S・O・ジャスティス:自分ではなく、他人の為に戦うヒーロー。そして、自分ではなく他人の無念を晴らすために戦う復讐者。そこに何の違いが…あるのだろうか? S・O・ジャスティス:彼女は……彼女の世界で周りの正義に、人生を歪められてしまった悲しいヒーローなんだ S・O・ジャスティス:「…………………………………………」 気づけば、涙が一粒こぼれていた。 この展開ですよ。もうイイ!最高! ヴィランが「自分、こんな過去あるんですよ」っていきなり自分の過去語りを始めるのも変だし、ヒーローからヴィランを無条件で信用するわけにもいかない。 どう展開するかはホントPLさん任せだったので、見てて胸が熱くなりました。素敵すぎる。 そして終盤。ついに二人が共闘するシーン! スペクター:「フ!そんな事でいいのかしら?私の道は貴方を阻むかもしれない…」 S・O・ジャスティス:「もしもそうなったとしても…交差した道の先に光があると、僕は信じている」 スペクター:交差…悪と正義が交わることはない。そんな奇跡は起きるはずがない。 スペクター:……今この瞬間を除いては。 スペクター:「そう、なら行きましょうか。同じ道を歩けるうちに…ね」 S・O・ジャスティス:「同感だ。…まずはこのそびえ立つ壁を越えていこう」 ツンからのデレ! そしてブレることなく受け入れる漢気! か、か、かっこいいいいい! なお雑談タブでは…… ニジ:ヤバい滅茶苦茶グッときてる自分 GM:ツンからのデレ!大好き! GM:ああ!あああ! (かっこよすぎて悶絶) UROURO:すきーーー!!! GM:サイリウムぶんぶんぶん! ニジ:は~~~~~~!!!!好き… 卓内全員が大興奮。自分達のRPで自分達が幸せになってく永久機関! もはや一つのチームとなった二人に敵う者なし! 自らのライフを削りながら、勇猛果敢に攻め立てるPC達に、ボスも遂に倒れ伏す! そして……最後の決断。ボスの命を奪うか、否か。 その結末はここでは語りません。ただ、GM、PL全員で、うんうん言いながらたどり着いたエンディング。 そして、エピローグにあたる余韻フェイズ。ヒーローはヒーローで。ヴィランはヴィランで。 お互いに変わらず、そして少しだけ変わった自分自身を、きっと誇らしくこれからを生きていくのだろうと思うと、GMとしてこのセッションやってよかった・・・!と思うのでした。 最後にPLのお二人から、「楽しかった~~~!」という言葉をもらえただけで、もう幸せですけどね!w 初のブラックジャケットRPGのGM卓にして、オリジナルシナリオ。そしてDLHとのルール組み合わせての混合卓。言い切っちゃうぞ、大成功だーーー! PLのニジさん、UROUROさん、本当にありがとうございました!
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