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🤔 災禍の子守唄 前原悟志の独白その1 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)俺は彼に背負わせた。 「犠牲」この言葉が俺は嫌いだ、だからこそ人の命を背負うときにはこの言葉を使う。 しかしこれは俺の問題で彼にまで押し付けるべきではなかったのかもしれない。 彼は自分の最も大切な女性のためにあの現状を打破しようと動いた、 誰かを救うという俺の目的とは優先順位が違うのだ、 もちろん彼は自分の大切な以外を平気で見捨てるような人間ではないと、 1週間にも満たない付き合いだがわかっているつもりだ、 それでも自分の最も大切な人のために時間がない彼らを犠牲にしたことは まぎれもない事実だ。 より確実な方法をとりたい、言っていることは理解できる、 これが失敗したらもう後はない、それも理解はしている、 しかし納得はできなかった、それは俺に君ほどに大切な人がいないが故なのかもしれない。 俺は失敗することなど考えてはいない、やるときめたらやり通す、 それが命を懸けたことであろうともそれが俺の極●だからだ。 だがやはり、これは俺の心情であり、俺の生き方だ、 これを他の誰かに押し付けるのはあまりにも横暴だ。 君の命を賭けてくれ、自分より大切な人の命を賭けてくれとは あの状況では言えなかった。 おそらく彼の判断の方が確実性があることに気づいていたからだろう、 成功する確率が下がったとしてもより多くの人間を救おうとした俺と 成功する確率を上げてより確実に大切な人を元の日常に帰ろうとした彼 どちらかが正しいわけじゃない、どちらも間違っていない。 だからどちらかが自分の信条を曲げるしかなかったのだろう、 結果的に曲げたのは俺だ、全てを台無しにする可能性のある俺の賭けと 少数を犠牲にしてでもより確実性のある方法をとった彼 仕方がなかったと言えば仕方がなかったのだろう、 結果的には彼らの覚えた呪文おかげで相対した俺達にはほとんどの被害がなく 元凶に勝利できたのだから。 ....きっと、この奥にくすぶる気持ちは俺のわがままなのだろう、 そして俺はこの思いを口にすることはないだろう生涯にかけて。 さて、彼への独白は終わろう。 次は彼の大切な人の話をしようか.... ----------------------------------------- 災禍の子守唄を一緒に行ってくれた 波佐見 賢人さん(PL/korukuさん)への心情です。 このセッションでぶつかり合ったPCのお一人ですが、 ケンカ別れにならなくてよかったとPLは安堵しておりました。 最近自分のやりたいことが他人の命を左右することが多くなって しまって、大体ぶつかり合ってわたしが折れることが少し増えてきました。 仕方がないことなのだと理解はしているのですが、 心のそこから納得はできていないのが本音です、 この独白はセッション後のそんなもやもやを吐き出す手段の一つとして書いていますので不快でしたら削除します。 いやぁTRPGって難しいです😁
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