鴉山 響一さんの日記 「使い魔、それは魔術師の生死を左右する存在」

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鴉山 響一
鴉山 響一日記
2016/10/30 19:12[web全体で公開]
😶 使い魔、それは魔術師の生死を左右する存在
昨日は幼馴染のSくんとその友人たちでBBQをしました。何年離れていても、あっという間に高校生だったあの頃と変わらないくだらない話に大いに盛り上がり、美味しい料理に舌鼓を打ったひとときでした。

BBQですっかり燻されたため、その後近くの銭湯になだれ込みました。Sくんとは最近はあまり遊んでいませんが、中学生からずっとTRPGをして遊んできた仲なので、露天風呂でまったりしつつも話す話題と言えば当然TRPG。いつしか先日のAD&D1eのセッションの話題となりました(10/18の日記参照)。

「あの状況で、女魔術師エルダに何かほかの方策はありえたのか?」

これについて魔術師としてのプレイにも造詣の深いSくんに聞いてみました。彼曰く、「あれはそもそも論として状況が悪い。魔術師一人での野外行軍など、想像もしたくないね。ところで、エルダの使い魔はその時どうしてたんだ?」

「おおーう、そうだった」

魔術師は自分の分身ともいうべき使い魔を召喚できます(呪文を取得し、召喚していれば、ですが)。大抵は黒猫とか鴉とか梟なんですが、ごくまれに特殊な使い魔を召喚できる場合があり、エルダはPseudo Dragonsという、ドラゴン族の末席に名を連ねる小竜を使い魔としていました。普段は特殊能力として隠れているため(カメレオンパワー、つまり光学擬態とでもいうべきでしょうか)、ほとんど気付かれませんし、最弱と言えども竜の眷属。知性は人間族並みにあります。また魔法使いたちは使い魔たちと精神的なテレパシーによって結びついているため、普段は「眠い」「腹減った」「退屈だ」「獲物採ってきた。誉めれ」と本能的なことばかり訴えてくる使い魔たちと連携することによって、特に夜間の不意打ちされる確率が減ります。私はすっかりこのことを忘れていました。

確かに、この小竜ならば、あの距離まで屍人使いたちに距離を詰められる前に警戒を発していたように思います。とはいえ、既にセッションは進み、その先のストーリィを紡いでしまっています。過去に遡って改変するのは得策ではありません。うーむ。

そこでSくんと相談し、「小竜は当然接敵に気付いていた。ところが、屍人使いの使い魔たるImp(召喚された小デヴィル)とやりあっていて、エルダに警戒を発するのが遅れてしまった」ということにしました。

となると、斃れたエルダのその後が俄然気になってくるところです。その結果については近い内に何らかの形でPCたちに齎されることになるでしょう。

ともかくも、魔術師にとって最良の友であり分身ともいえる使い魔の存在はとても重要で、私も改めてそれを感じた次第です。また、存在を忘れてしまって処理を進めたことについては大いに反省した次第です。Sくん、ご指摘ありがとう。
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