鴉山 響一さんの日記を全て見る
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😶 ガルマが死なず、シャアが左遷されない世界 昨夜は長く参加している機動戦士ガンダムRPG(HJ/1997)のキャンペーンでした。 原作付きゲームですから、大枠の流れは参加者誰もが知悉しています。私の所属するチームはジオン軍・ドズル閣下麾下のモビルスーツ部隊のパイロットたちです。ご存知の通り最終的にはジオン公国は滅亡するのでしょうけれど、ゲーム時間内では勢力圏を最大限伸ばしきって、補給が追い付かなくなったゆえの戦線膠着状態と、まだまだ友軍優勢状態。連邦側に公式にはモビルスーツが量産されていない状態ですから当然です。 そんな中、北米に視察に来たガルマ・ザビ大佐に対してモビルスーツとMBT&戦闘機との模擬戦を行うことになったのでした。いまだモビルスーツの実力に対して懐疑的であった首脳陣に対しての一種のデモンストレーションという意味合いがあったのだろうことは言うまでもありません。 とは言え、ペイント弾を使用した模擬戦は決して気楽なものではありません。このシステム、プレイした方はご存知でしょうけれど、意外や意外、戦車や航空機など、モビルスーツ以外との戦闘もなかなか手こずるケースが多いのです。また、「まさか」の痛恨の一撃を喰らうこともままあり、気が抜けないものなのです。 MS06Jのザク一個小隊三機に対して、戦車5輌、戦闘機8機の模擬戦闘結果は、ダイス目がPC側に相当有利にぶれていたこともあり、完全なワンサイドゲームでした。これにはPCたちは勿論、PLやGMも少なからず驚いたものです。勝利条件が「戦車もしくは戦闘機のどちらかを殲滅せよ」と提示されたのを逆手に、戦車に攻撃を集中したのが功を奏したのも確かでしょう。 私が気になるのは、この結果がもたらす今後の状況変化です。 ガルマ大佐及びその周辺の首脳陣がこの結果を受けて北米地域にモビルスーツ部隊を強化したら。あるいは「正史」で語られるようにガルマは戦死しないかもしれません。またその結果として、シャアは左遷されないかも、とも考えられます。このような「たられば」は「正史」を知っているからこそ夢想できる醍醐味です。 今後どう変化して行くのか(あるいは変化しないのか)も含めて、とても楽しみなキャンペーンになってきました。丁寧にキャンペーンを重ねていただいているGM、そして参加されているPL諸氏には感謝の念が絶えません。 かの「機動戦士ガンダムRPG」。絶版ではあるものの比較的容易に中古市場で入手できますし、価格も値頃。ルールは簡単なのに「ガンダムらしさ」が大変よく描かれており、私はとても気に入っています。また、ガンダム世界の一年戦争前後の世界が好きな方にも勿論お勧めできます。機会があれば是非お試しください。
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