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😆 小悪党プレイは楽しい 昨夜もAD&D「獅子面の女騎士」篇でした。 先週は私も含め参加者全員が都合が悪いという偶然があり、一週スキップしたのでした。 今回もまだお一人は国外からの参加と言うことで、当初は接続が芳しくなかったものの10分程度の遅延で開始。8時間の時差があるそうなので午後比較的ゆっくりした時間帯だったんでしょうか。 主な登場人物 テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。 ミンス・ニッフルハイム…「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。 オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。 アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。 レオナール……………………………テオドールの従者の少年。 アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。 吹雪、はぐれドラゴン、送り狼と散々な思いをしてようやくのことでホルノールタウンにたどり着いた一行。様態が悪化しているアウグストが心配で教会の扉を荒々しくノックするも、応対に出てきた人の良さそうな下級司祭・イヴェリオス曰く、司祭長はすでに就寝中の為翌日にならないと往診してもらえぬとのこと。その代り、一晩の宿と、イヴェリオスが手ずから薬の調合を図ってくれ、留飲を下げる一行。 翌朝、アウグストを往診した高齢の司祭長は「肺炎になりかけていた」などと恐ろしいことをシレっと言い放って一行を呆然とさせたのち、午後からの法術の行使を約束したのでした。もちろん、獅子面の騎士アイリス・バラが教会に献上した奉納金がその効果をより高めたのは想像に難くないところでしょう。 その間、することもなく無聊を囲っていた吟遊詩人のオットーは魔術師ミンスを誘って下町に繰り出そうとしますが、そこでイベントチェックのダイスで「あり得ないほどに絶妙なタイミング」の数値を二人が出したため、DMが密かに用意していたNPCとfixed。 野太い声で無遠慮に彼らを呼び止めたのは、騎士テオドールの主家筋に当たるロイツベルガー家の血筋を引いてはいるものの、短慮で即物的な振る舞いが目に余る男、ヨストゴット・ロイツベルガーでした。ヨストゴットは御領内に不穏な空気が溢れる昨今、不逞分子が潜入しているやもしれぬとして見慣れぬ彼らを呼び止めたのでした。 説明が面倒だったのか、その後の面白い展開を期待したのか(たぶん両方)、彼らはヨストゴットとテオドールを引き合わせて直接話してあってもらうことに。生真面目なテオドールは密命をいかに主家筋と言えど軽々しく話すわけにはいかぬという態度で接したのに対し、ヨストゴットから見ればテオドールは所詮陪臣。散々見下した態度を取り、やり取りは平行線に……と言うところで業を煮やしたアイルスが「ここには病人がいる。騒ぐのなら外でやってくれ」と言うのですが……。 サレットに顔の上半分が隠れているとは言え、その涼やかな瞳や淡いバラの花弁にも似た愛らしい唇、そして(室内であったため平服に着替えていた)服の上からでも分かるしなやかな肢体を見つけたヨストゴットはたちまちに蕩けたような態度になり、これまでの詰問もどこへやら、熱心にアイルスに話しかけ、あまつさえその手の甲にキスをします。 レディとしての義務と節度だけでそれを受けるアイルス。ヨストゴットから、病人がいる中での非礼の詫びとして、夕食の誘いを受け、内心は嫌々ながらもそれを承諾。それに驚く一行。アイルス曰く、「あの手合いは一度は受けねば納得しないでしょう」とのこと。まだ御年17歳と言うのに大人だなァ。 ……と言ったところで時間切れ。 それにしても、小悪党のプレイってのはどうしてこんなにも楽しいんでしょうか。次回以降もパーティ一行に迷惑をまき散らしそうな予感満載のヨストゴット君。できるだけ生き延びてもらって楽しませて欲しいものです。その一方、初登場の頃はうんとウブだった女騎士アイルス。徐々にですがレディ、つまり上流階級の女性としての振る舞いが板についてきています。これから彼女彼らの行く手に待ち構えていることを考えると、喜んでばかりもいられませんが、登場人物に何らかの成長を感じられた時(もちろん数値的なものではなく)、ちょっとばかり嬉しくなってしまうのは参加者の特権でしょうか。
レスポンスはありません。
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