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😆 他人を悪しざまに言うのはやめよう 一昨日土曜日の夜はAD&D1eキャンペーン、「獅子面の女騎士」篇でした。 前回、ふとしたことから出会ってしまった有力貴族のバカ息子、ヨストゴット。 厭々ながらも彼からの招きに応じて晩餐に出向くことを確約した「獅子面の女騎士」こと少女騎士アイルスだったが……。 主な登場人物 テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。 ミンス・ニッフルハイム…「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。 オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。 アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。 レオナール……………………………テオドールの従者の少年。 アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。 首府へ手紙を出したいと主張する吟遊詩人オットーは、教養に富み、またカリグラフィの素養もある魔術師のミンスに筆耕を依頼。もちろん快諾して手紙をしたためるミンス。その内容に好奇心を隠せない騎士テオドールでしたが、内容は首府の知人に対する旅先からの時候の挨拶のような簡素な内容と知って落胆(実はそれは重要な報告が秘匿されていたのですが、テオドールは知る由もない)。 晩餐会場はホルノールタウンの繁華街にある、その名も「黄金の館(ゴールデンシュロース)」なる悪趣味な旅籠でした。無計画に増改築を続けた広大な店内。その各所にある金満趣味な調度品。そしてよくもまあこんなに詰め込んだと感心してしまうほどの客の入り。そして喧騒と人いきれ、酒と焼けた肉の匂いと猥雑な楽の音に満ち満ちた館内に一行は閉口します(魔術師ミンスだけは庶民出身だけあって楽しんでいたのが意外でしたが)。 ヨストゴットは旅籠の二階、その独立した部屋で、待っていました。アイルスの素顔を見たくてたまらないヨストゴットはしきりにアイルスにサレットを脱ぐのを勧め、アイルスも室内で被り続けるのは不自然と感じたのかサレットを脱ぎます。 素顔のアイルスを見てたちまち蕩けたような表情になったヨストゴットは、俄然アイルスの素性を聞き出しにかかり、そして口説き始めます。 アイルスが断絶した武門の銘家・バラ家を再興せんとしていることを聞き出したヨストゴットは、ならば手に手を取って再興に協力すると申し出ます。あまつさえ、他人を見下して自分をよく見せようとするあまり、かつて戦地にて戦死したテオドールの兄をなじり始めます。 他のことはともかく、亡き兄を悪しざまに言われて看過できるテオドールではありません。激情に駆られて立ち上がり、その発言の取り消しを求めます。 一気に沸点に達した個室での晩餐。そしてその時……。 と言うところで私の都合が悪くなってしまい次回へ持ち越し。 ヨストゴットは、私が人としての醜さを凝縮させたようなキャラクタで、リアルには絶対にお近づきになりたくないのですが、どうしてかとても愛着があります。これは自分の隠れた性癖の故なのかどうかは定かではありませんが、ツッコミどころ満載の小悪党ぶりはなんとも魅力的です。 ともかく、他人を見下して自分を良く見せようとするのは絶対にやっちゃあいけませんね。でも結構実生活においてはそのような人を見かけるんです……。
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