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🤔 「アライメント」「戒律」「誓約」 昨夜もAD&D1eキャンペーン、「獅子面の女騎士」篇でした。 行動を共にする様になってから初めて、獅子面の女騎士ことアイルスと二人きりになり、謎めいていた彼女の目的を問いただすことにした騎士テオドール。 主な登場人物 テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。 ミンス・ニッフルハイム…「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。 オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。 アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。 レオナール……………………………テオドールの従者の少年。 アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。 あなたの目的は何かと問うテオに対して、ある事情によって寄る辺なき身分となってしまった自分にとって、「それを見つけることが自分の使命です」と告げるアイルス。そしてこの混迷する御領内において、誰が次期男爵に相応しいと考えるのかとの問いには、迷うことなく亡き男爵の実弟であり、騎士団派の領袖であるダヴィット・ヒューナースドルフだと言ったのでした。 テオの所属するロイツベルガー家は教会派であるため、ダヴィットが次期当主に相応しいと宣言するのはお互いにとって緊張の走る瞬間でしたが、それを聞いたテオはアイルスに反目するどころか、好ましいものを感じたのでした。 なぜなら、これまでテオに指令を出した上司たる家老格のゲルハルト卿をはじめ、誰一人として旗色を明確にしてこなかったことに憤りを感じていたのです。そしてアイルスは、次期当主に誰が相応しいのかはともかくとして、テオから依頼された失われた宝剣の探索には引き続き助力を約束し、テオもまたアイルスの今後に助力を惜しまないと心に誓ったのでした。 ……と、このあたりで時間切れ。 今回はダイスを振ることすらない、言ってみれば「なりきりロール」回でした。もう少し一回当たりのプレイ時間を潤沢に取れればいいのですが、所帯持ちのオジサンゲーマーたちにとっては毎週一回・100分程度が限界なのです。 なりきりロールとは言うものの、そのロールはルールを下敷きにしたものです。AD&D1eには「アライメント」と呼ばれる属性/性格が全てのキャラクタに定められており、それに沿ったプレイが必須となっています。加えて、テオやアイルスは騎士階級にあり、圧倒的な白兵戦能力が与えられている一方で、一般人とは比較にならぬほどの戒律と制約に縛られてもいます。 今回アイルスはテオにいくつか質問を投げかけられました。答えにくい質問だからと言って嘘をつくことは先ほどのアライメントと戒律によって認められていません。これまで自分一人が抱え込んできた秘密を全てを話してしまう誘惑に駆られたことは事実ですが、それを彼女は思いとどまりました(実はここでチェックのためロールしています)。そしてアイルスはその誘惑に寸でのところで思い留まります。と言うのも、もしその「秘密」をテオに打ち明けてしまえば、今度はテオがその「秘密」の存在に苦しむことになるからです。 いずれこの秘密は意外な形でテオに知らされるわけですが……その結果はもう少し回を重ねなければならないようです。 それはそうとして、「このキャンペーンはお金がどんどん出ていくだけでちっともお金が貯まらない!」とのお声があり、DMとしての私が吝嗇と思われてはいけませんので、次回はお宝ゲット(できるかもしれない)回と宣言しています。たまには血沸き? 肉躍る? セッションもしてみたいですよねうふふ。
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