鴉山 響一さんの日記を全て見る
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🤔 性的・暴力シーンの描写について 昨夜も毎週恒例のAD&D1e「獅子面の女騎士」篇でした。今回は初参加で見学希望の方がいて、皆さん「お行儀良くしなくちゃ!」と思っていたようですが、特段いつもと変わらぬプレイスタイルでした(笑)。いつも皆さんお行儀良い証左ですね。 前回、狼藉を働く暗黒騎士ハリファクスと対決の予定でしたが、時間的制約で中断していたところからの再開です。 テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。 ミンス・ニッフルハイム……………「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。 オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。 アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。 レオナール……………………………テオドールの従者の少年。 アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。 前回終了してから、やはりそれは不自然だなと思い直し、暗黒騎士は甲冑を着込んでおらず飛び出してきたと改変することにしました。と言うのも、弓兵のクメッツは追手(つまりパーティたち)が早晩現れることを予測して待ち伏せをしていましたが、ハリファクスはおそるるに足らずと多寡を括っていたこと、一行の襲撃が夜明け頃であったことを勘案し、ダイスの神様にお伺いを立ててみたところやはり戦闘状態には無いとの判断にしたわけです。 甲冑を着込んでいないとはいえ、暗黒騎士は熟練した戦士。まるで台風の目のように攻撃を仕掛けますが、多勢に無勢、加えて魔術師ミンスの「拡大」の術によって巨大化した騎士テオドールの放った斬撃が功を奏してどうと斃れ込んだのでした。 甲冑を着込んでいない為、比較すればなんとか戦闘に勝利を収めはしましたが、良いことばかりではありません。囚われていた農民の娘は暗黒騎士によって慰みものにされていたのでた。獅子面の女騎士アイルスの介抱とと吟遊詩人オットーが奏でる優しい音色によってなんとか落ち着きを取り戻した娘を連れてホルノールタウンの教会に帰還したのでした。 泣きながら抱き合って再会を喜ぶ父親と娘の姿を見て、一行はそれぞれの想いを感じていたようです。また父親から約束していた通り銀貨300枚(銅貨混じり)を受け取ってくれ、いやそれはと押し問答があった挙句、好意を甘んじて受けることとしたのでした。また修道士のイヴェリオスは「当教会としても信者からの献金は吝かではありません。が……一時、そのようなことを忘れてしまう不名誉に甘んじる勇気と分別は持ち合わせておりますぞ」と言い切り、教会嫌いのミンスも坊主にもこのような男がいるのだなと思ったものでした。 と、この辺りで時間切れ。 暴力や性的シーンをどのように描写するのかと言う話題になるたびに思うことがあります。このキャンペーンは「起こりえることのうち、描写したいことはできるだけする」ようにしています。その意味では今回なんて悪党になぶり殺されたり、手籠めにされたりしているわけですから成人指定すべきなのかもしれません。しかし乱暴された娘さんの描写をつまびらかにしたところでそれはこのキャンペーンの趣旨には合致していませんし、参加者全員がもう「イイ大人」ばかりなので、少ない描写でも「これってつまりこういうことだよね……」と想像できる糸口さえ提示できれば良いかなと思っています。
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