鴉山 響一さんの日記を全て見る
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😶 惡の誘惑 先日はD&D5eキャンペーンでした。 無事にセル・ロブネティス村を襲撃したノールたちを撃退した一行。司祭イヴェリオスの導きで村長と面会を果たしたのでした。かつては冒険者をしていたという噂の村長クルベリウスは別動隊のノールたちを撃退していたのでした(PCたちはあずかり知らぬことでしたが)。 なかなかの好人物であることに気を良くした魔術師のエルダは早速クルベリウス村長に秋波を寄せますが、ものの見事に躱されてしまいます。村長からは村の危急を救ってくれた御礼にと、銀製の酒杯を送られたのでした。ローグのオルテガは素早く「金貨30枚程度の価値だな」と値踏みします。 翌朝、いよいよハスミナ島に向かう船に乗船する一行に、クルベリウス村長は「最近、河川海賊の襲撃が頻発している。ハスミナ島に着くまで充分に警戒することだ」と不穏な助言をするのでした。 そして更に一週間後。 今回は騎士候補生ヴェイラのPLさんが不在で、ローグのオルテガのソロプレイとなりました。ハスミナ島への船旅は丸一日程度で、途中漂流船に遭遇。確認してみると生存者はいませんでした。中には明らかに拷問された形跡のある亡骸もあり、「むごいことをする……」とひとりごちるオルテガなのでした。 その後は何事もなくハスミナ島に到着し、ロイツベルガー家の居館に伺候するヴェイラと別れ、港湾街を歩いていると、突然鋭く短い口笛が鳴り、呼び止められるオルテガ。振り向くとそれは、かつていくつかの悪事を共にしたヘスリッヒと言う名のろくでなしだった。 ヘスリッヒはオルテガにまた旨い儲け話があると誘惑しますが、かつてもその残忍で冷酷なやり口に閉口していたオルテガは言葉を濁します。と言うのも、ヘスリッヒが何を目的としているのかがいまひとつ判じられなかったが、きな臭いものを多分に感じたため、それが何なのかもう少し探りを入れたいと思ったからなのでした。 ……と言ったところで時間となりました。 ヘスリッヒと言うエキセントリックな人物は、実はかなり以前から用意していたキャラクターです。真っ当なPCたちなら行動を共にすることなどあり得ないのですが、その一方でヘスリッヒが「誰のために」「何のために」動いているのかを突き止めない限り、不安要素が増大する……そのような役回りなのです。もちろん一切関わり合いにならずに看過するのも可能です。もしそうなれば、DMとしては水面下でかの人物がどう蠢動するのかを演算していきます。本キャンペーンの主人公たるヴェイラとオルテガはどうするのでしょうか。DMとしても今後が楽しみです。
> 日記:惡の誘惑 面白い展開になってきましたね。 ヘスリッヒとやらがが出てきたことで、オルテガのキャラクターに深みが出てきそうな匂いがプンプン漂ってきます。
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