きらすさんの日記 「自己紹介時のTRPG歴について」

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2022/05/23 09:46[web全体で公開]
😶 自己紹介時のTRPG歴について
卓を開始する前の自己紹介の時にTRPG歴を聞くのは失礼ではないのか、TRPG歴が長い人のマウントになるので聞かない方がいいのでは?みたいなお話が、先日ありました。
自分は深く考えずに「TRPG、(あるいは、このシステム)、どのくらい遊ばれてます?」という感じでよく聞いてしまいます。

★:ここから更に「年数に意味はない。回数だ」「いや量より質だ」みたいに意見が分かれるのですが、とりあえずおいておきます。

自分は基本的には聞いてもいいんじゃないか派なのですが、そういや何で聞くのだろうというのを改めて自分のために整理してみました。(おおむね朱鷺田先生と同じ意見なのですが自分なりにまとめています)

まず、こんな質問で何が分かるのか、というと実はたいしたことは分かりません。
TRPGは遊び方次第ではルルブなしで年に1~2回しか遊ばない人でも十分に楽しめることができます。
そもそも遊んだ年数が、自分の技量や、そのまま卓の面白さに反映されるなら、なんと楽な話でしょう。

とはいえ、会話と対話の遊びである以上、相手に対する情報が増えると、遊びやすくなることがあります。
以下にその理由を述べていきます。

自分の場合、主に3つ。

1:まずはアイスブレイク。緊張緩和が目的ですね。TRPGを遊んでるわけなので、好きな映画やマンガとかよりは被る話題かなと考えています。また聞く方も、やはり同じ趣味を長く遊んでいる人が見つかると少し嬉しいではないですか。
(昔の話で恐縮ですが、クラスメート全員、あるいは学年全部探してもTRPG趣味の人間が一人もいない、そもそも単語として知られていない、みたいな時代から遊んでいるのですね。中学の時は他の学年の人たちと遊んでいました)

2:次にシステムや世界観への理解度の把握ですね。ある程度把握している人なら基本的な説明は省けるし、場合によってはルール面での補助なんかも頼めてしまうわけでマスターとしては助かるわけです。また本当にガチの初心者であれば配慮しやすくなるので、そういう意味でも教えてもらえれば助かります。要するに時間短縮も兼ねているわけですね。知ってる人に基本ルールを逐一説明するのは時間の無駄ですし、知らない人であれば説明を挟んでいくことで情報の後出し感を与えないで済む感じ。

3:最後にTRPG歴の長い人は、それなりの年齢であることが多いので、もし自分と近い年代であれば、その世代からすれば一般的な知識の説明が省ける、というのがあります。これは非常に多岐に渡るのですがある時期だけの有名人の名前や社会現象、作品、生活用品、習慣、そういうネタが通じるかどうかの把握ですね。これも自分が説明を楽するためのものです。まあオフラインセッションだと外見で何となくわかるのですが、オンラインセッションでテキセだと外見も性別も分かんないこともあるので、こういう情報もありがたいわけです。

という感じで、自分の中では基本、ゲームを分かりやすく進めるための材料として訊く感じになります。

これが何で問題になるのかというと、おそらく過去にTRPG歴の長い人(あるいは短い人)相手に嫌な思いをした人がいたのだと思います。
それに対する嫌悪感から忌諱する方もいるという認識は必要なのでしょう。

なので言いたくないなら無理に言わなくてもいいという配慮は必要で、自分もわざわざ掘り返すことはしないというのが良い感じでしょうか。

まあ、やっぱり深く考えてはいないですな。
基本的にはTRPG歴30年というのは草野球30年してます!カラオケ30年してます!くらいの意味で良いと思います。
ただ、TRPGに限らず同じ趣味を長く楽しんでいる人がいたのなら、そこには、それなりの敬意は払いたいなとも思います。

こんな感じで、ひとつ。
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