翠咲(みさき)さんの日記を全て見る
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😶 じゃーが卓:知を孕む母よ (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)知を孕む母よ 後日談 ー随分と久しぶりに戻ってきた気がする…。 璃夏子は2日ぶりに戻ってきた研究室を見渡しながら感慨に耽った。 あの後、病院にて一晩の検査入院後、体のどこにも異常はないと診断された彼女は、まもなく馴染みのある自身の研究室に戻ってくることとなった。 ぽつりといつもの研究室に佇む彼女はあのとても濃厚な数時間を思い起こさずにはいられない。人間の手では到底できるはずのない研究、倫理観の欠如した実験。そして自分の手で奪った動物の命。 ー命を助けるための研究をしている私が奪った。 到底倒すことの出来ないと思わせる化け物ではなく、今にも死んでしまいそうな動物に対して引いた引き金の感触、 「教授?」 璃夏子がパッとその声に振り返るとそこには助手の杉宮杏奈がいた。 戻ってたんですね、と言いながら研究室に入ってくる杏奈を、璃夏子はじっと見つめる。 首を傾げる杏奈。 「杏奈さん、私たちの研究してるのは治るかも分からない珍しい病気です、私たちがやらなければ研究する人もいないような…」 何かを考えるように目を伏せる璃夏子を不思議そうに見ていた杏奈は、それを見てふ、と笑みを浮かべた。 「何を今更なこと言っているんですか璃夏子さん、確かに私たち以外誰もやらないような研究です。いつもお上に言ってるじゃないですか。誰も研究しない病気だけど、誰かがやらないと誰も直せない、治すきっかけを作ることも出来なくなる。うちの大学はそんなことも出来ない小さい研究所なんですか。って、私たちしかやっていないこの研究は誇るべきもののはずです!」 目を開き驚いた表情を浮かべた璃夏子、人が手を伸ばしてはいけない領域に手を伸ばした研究者。その末路を彼女は見てしまった。研究室に帰ってきた彼女にとって自分の研究もまた同じものに、いつかそうなるものに見えてしまった。 今までやりたい研究を続けるために口先だけで言っていた言葉、その言葉がやっと自分自身の心に溶け込んだ気がした。 「そうですね、そうでしたね。人は少しずつ成長していく生き物。私たちが出来なくてもいつか誰かが、階段を上るように繋げて行ければ、いつか稔る日も来るかもしれない、たとえそれが遠い未来でも」 そう言って微笑んだ璃夏子にニコニコと笑みを浮かべた杏奈だったが、ハッとした表情を浮かべると。教授がいない間にゼミの学生が困ってたみたいなのでそちらの方にもまたすぐ顔を出してくださいね!と言うと、部屋の資料を手に取りパタパタと外に駆け出してしまった。 「たーくん、せっかくあなたに助けて貰った命、大事に使うよ。直ぐに何かに縋る人間だけど、1歩1歩成長する生き物でもあるから。後悔のないように、大きな歩みの1歩になるように、それを繋ぐのが人間の一生だと思うから。ありがとう、たーくん。」 璃夏子は歩み出した、困っているというゼミ生の元へ向かうため。いつもの日常に戻るため。 いつもの日常に戻った璃夏子その心には1本の芯が増え、これから彼女を支える太い柱となることだろう。 ~完~ お粗末さまでした。 1度やって見たかった小説風後日談。 何がいいたいんだって感じですが、日常に戻る前に璃夏子には考えに耽ける時間が欲しかったんです。 時間が経ったのもあり、完全に全容が見えていた訳でもない璃夏子なので自己解釈というか思考に囚われた部分もありますが、たーくんや狐の命を奪ってしまったことに対する踏ん切りはとりあえずつけれたのかなと思います。 命を軽んじることだけは許せない璃夏子にとって、今回のことはかなりの衝撃でした。 未だに狐の腹を撃ったことは正しかったのかという気持ちもあります。人ならざるものの力を借りた末路。そうならないためにも1歩1歩ゆっくりと人間のペースで進んでいかなければならないのです。 今回倫理観の低かった研究、倫理観というのは人が人であるための価値観です。それを外れることのないよう人間らしくゆっくりと歩みを進めるその1歩になるというのが璃夏子の結論でした。焦ることなくじっくりと、これからも研究を続けていくことでしょう。 今回じゃーがさん卓でタキタニさんとPLさせて頂きました。 元々当日朝に今日できる卓がないかと探して飛び込んだじゃーがさん卓です。じゃーがさんとはKP、PL逆の立場ですがご一緒させていただいていたので安心して飛び込めました。 推奨が医学、めぼとしょ。準推奨回避、生物学。ということですごく医者っぽいんですが、タキタニさんのPC、小嶋(医者♂)というのはもう決まっていたので、別のを探した結果の教授(研究職)でした。 セッション中の行動としてあまりキャラを反映させることが出来なかったなあというのが反省点なんですが、改めて考えると色々思うところがあっただろうなあと思います。 私が回避を持っていないこと以外は推奨は2人とも持っていたのでダイス目が序盤赤かったことはもう開き直るしかないですね!ダメな時はダメです。 鹿のキューブのパスが0000とか全然気づいてなかったんで有難かったです、ひんとの情報落としてるからこそめっちゃ助かりました。 基本的に謎解き苦手なので!!ロールプレイするためにTRPGしてるので!!笑 実験動物室のロバのクロバさん(笑)の所長に対する執念は面白かったな、日頃から嫌いだったんだろうねぇ。もうちょっと早い段階で気がついたら仲良くしたかもしれないけど気づいたの所長室入る直前だったから仕方ないね。 保管庫の自分の脳を見た時のSANチェックでお互い残り1で不定まで来てたので。キューブの破壊のSANチェックで不定に入るのは当然の摂理でしたね(伊林だけだけど) 毎度の事ながら発狂ロールは楽しいですね。特に今回フェチズムでね、動物の死体を恍惚と撫でるロールプレイめちゃ楽しかったです。 所長室でたぬきについて書かれてるの見て、あーやっぱたーくんなんかのキーになるんだろうなあとは思ってましたがまさか神様の一種だとは笑 あそこで上に上がる手段があったならば自分の脳缶持ってたーくんとともに外に出てたな…。 下に行くしか無かったから行きましたけどね! キューブ開けるためのパスわかんなかったなーKPからのアイデア無かったら絶対死んでた笑 たー君もめっちゃ庇うし…死ぬんじゃないかと思いました…。 おばばがしんだあとは、狐が撃ち殺してとお腹をみせてくるし…泣く…。 苦しんで死ぬよりはって思ってしまったなあ…。戦闘で弾丸使い切っていればあんなことにはならなかっただろうに…。 正直所長(おばば)みるまで、実は保管庫に眠ってるミ=ゴが所長なんじゃないかと思ってました。 同族ではあるものの研究のためなら仕方ないとかいって、一体くらい実験のために差し出したりしたんかなとか思ってたけど全然違いましたね。 実は落としてる情報のところに、保管庫のミ=ゴやっちゃわなきゃだめみたいな情報あったらどうしよみたいな? 戻ってきたら戻ってきたでたーくん自分からいっちゃうし、行こうとするたーくん捕まえようとしてもすり抜けるし! 笑顔で去ってくたーくんつら!! めっちゃ良かったです!!つらかった!!良かった!!いつまでも心にたーくんあり!! また、伊林さんどこかで出せたらいいなと思いつつ、長々と書いた日記、本日これにて終わりにしときます。 こんなとこまで読んでくれた人いたなら感謝の限りです。 仕事忙しくなってきたけど、また時間作ってクトゥルフするぞー!えいえいおー!!
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