セス・メイソン(CoC7PC名)さんの日記 「【幻想ナラトグラフ】例の人、来てませんか?【下部は新聞記事風の小説】」

セス・メイソン(CoC7PC名)さんの日記を全て見る

みんなの新着日記を見る

セス・メイソン(CoC7PC名)
セス・メイソン(CoC7PC名)日記
2024/07/24 14:13[web全体で公開]
😊 【幻想ナラトグラフ】例の人、来てませんか?【下部は新聞記事風の小説】
参加者は射命丸文とパチュリー・ノーレッジの二名でした。

射命丸文は怪しいことに首を突っ込み、記事の内容に奔走しました。
パチュリー・ノーレッジは厄介な後始末が増えたら敵わないと重い腰を上げました。

射命丸文はうきうきと記事の内容を書いていて、楽しそうでした。
パチュリー・ノーレッジは小悪魔とペアで行動してました。

手がかりがあるスポットとやり取りするキャラが別になるので、スポットにいるキャラで始め、やり取りキャラにバトンタッチする形式にしました。

タイトル:東方爆裂録
異変内容:東風谷早苗が消息不明。

stage1(命蓮寺):地霊殿に例の人、来てませんか?
stage2(霧雨魔法店):霧の湖に例の人、来てませんか?
finality(魔法の森):アリス邸に例の人、来てませんか?
ending(迷いの竹林):永遠亭に例の人、来てませんか?

以下、新聞記事風にしてみました。
《
先日、アリス邸にて爆発騒ぎが発生した。
その数刻後、アリス・マーガトロイド氏が全身火傷を負った東風谷早苗を永遠亭に運び込んだことを当記者は把握した。
聡明で慈悲深いと噂の魔女の家で何故こんなことが起きたのだろうか。

当記者は真相を知るため、
事件現場へ直接取材を敢行した。
現場は爆発の衝撃で扉には焦げ跡、
窓は割れ、ヒビが走った壁と痛々しい状態から
懸命に修繕を図ろうと人形を繰り修繕作業を行っていた。
最初は思い出したくもないと言った面持ちでいたアリス氏であったが、
修繕道具を運ぶ手伝いや手土産を渡し根気強く取材したところ、
家に招かれ真相を語りだした。

「
あの状態で大した怪我にならなかったのは奇跡ね。
結局お詫びの一つもなかったし、あなたに当たってごめんなさいね。
あの日、大きな袋を持って訪ねてきたのよ。
ゴリアテ人形を貸してほしいって。
何に使うのか聞いたら”このところ暑いでしょう。なので守矢神社でお祭りして、目玉に八尺花火を打ち上げて涼んでもらおうと思うんです!ただ、上空まで打ち上げても安全圏まで爆発しない強度が見当たらなくてぇ。”...。
ふざけるんじゃないわよ!確かに昔人形を爆弾代わりにしたことはあるけどあれは私が弱く見られないようにっていうみんなの思いを汲んだだけよ!
それをなんて?涼んでもらうために自爆させろと言ったのよ、あの子は!
」

人形劇も行うためか、妙に声真似が上手くて当時の状況が目に浮かぶ。
彼女は怒り収まらぬまま玄関を閉める。
そのすぐ後に叩きつけられるような衝撃と爆発音で一時的に難聴となり、
しばらく混乱して床に伏せていたが、
我に返り外を見ると広がっていたのは地獄絵図だったという。
黒焦げ巫女と爆発で大きく軋んだ木々、
熱でただれ変色した草木、爆心地そばは大きくえぐれ、弾け飛んだ土が周りに飛び散り、乱雑な土気色がそれらを覆っていた。

アリス氏ははた迷惑な訪問者と彼女の知人に対し、これ以上関係を拗れたくないと意を決して永遠亭に運んだのが事の顛末らしい。
取り扱い注意な量の火薬の出どころはさらに調査が必要だが、
目的は果たせたのでこれで筆を置こうと思う。
尺花火は夏の風物詩とは言うが、それでも爆発物のは変わらない。
読者諸氏も火薬袋を見つけても触れてはならない。
持ち歩くなど以ての外だ。
警告のため陳腐ながらもこの言葉を送ろう。
”火の用心”
》

〜花果子念報 第139季 月と冬と金の年 文月ノ24 号外〜
いいね! いいね!12

レスポンス

レスポンスはありません。

コメントを書く

コメント欄:(最大1000文字)

※投稿するにはログインが必要です。