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😶 『極夜行! イレイス・ライト・ブラインド!』感想 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)2021年9月5日(日)20:00~23:30 システム『シノビガミ』 使用元シナリオ『ドームナイト』 GM的感想 「あなたの事嫌いです」ってセリフがカタルシスに繋がるセッションあります? しかも照れ隠しとかそういうのじゃなくわりとガチめなマイナス感情で。 私は今回のセッションでそれを始めて経験しました。 一日経って冷静にログを見返した今でも、まるで狐につままれた気分です。 順を追って話していくと、今回シナリオに参加していただいたPCさんお二人。 PC1の新橋 仁美(ニイハシ ヒトミ)さん、PC2の白瀬 信一郎(シラセ シンイチロウ)さんともにわりと『自分』がしっかりしている方たちで。 正直私としてはクライマックスフェイズまでお互い関わっても受ける影響が少ないように感じたんですよ。 そういう方向になりかねないハンドアウトだっていう点はあるので、そこは私の責任なんですが。 ただまあやっぱり同じ物語の登場人物であるからには、関わり合ったことで何かしら影響を受けて欲しいなって気持ちもあり。 若干寂しく感じていたところに、エピローグで感情の変化を綺麗に描写していただいのが、感動に繋がったと言いましょうか。 好きの反対は無関心じゃないですけど、心境の変化って演出や過程がしっかりしてればマイナス方向でも山場になるんですね……。 また個人の感情はどうあれ、一般世界的には事件は解決したんですよ。 そしてPCがこの解決に至った理由が、「君が嫌いだ。だから、君の言葉を否定してやろう」ってもので。 つまり安易に好意的な関わりしてたら解決しなかった可能性があるんですよね。 お互い嫌って嫌われたから、世界はいい方向に向かったって中々TRPGでは見れない物語だと思います。 基本的にPC同士で協力的でないキャラクターがまず避けられる傾向にありますし。 まずPL同士でもある程度の信頼関係がないとできません。 本当にね、自分の作ったシナリオ、自分の主催したセッションでこういう物語を紡いでいただいて、ありがとうございますとしか。 シナリオ書いた段階でこういう物語になるなんてまったく想定していませんでしたよ。 つくづく参加者さんに恵まれました。 どちらかが「これはやりすぎかな」って途中引いちゃったらこうはならなかったので。 このメンバーで良かったです。 わりとこのシナリオ初回が上手くいった感触あり。 そういうシナリオって二回目開催が同じレベルで行えるか緊張するんですが……。 二回目も良かったです。 正反対で全然違う味なのでどっちも楽しめるっていう。 まあ両方楽しめるのはどちらの経験しているGMだけなのですが。 そこは役得ということで。 あとじつは初回終わったあと、PLさんの一人から「使命の文章そのまま解釈するとこういう抜け道がありませんか?」って教えていただいて。 直すか悩んだんですが、最終セーフティネットとして今回その抜け道残して開催したんですよ。 そしたらそれを綺麗に使ってエンディング演出していただいたので、悩みながらも残してよかったなと……。 教えていただいた前回のPLさんもありがとうございます。 もう終わったセッションのことだからって気に留めていただけてなかったら、私が気付くことはなかったので。 今回のPLさんに「まだこういう方法で使命達成できますよ」って伝えることもできなかったんですよね。 自然に選べる展開になったことといい、その選択肢が用意できていたことといい、運にも味方されたセッションだったなと。 本当によいセッションで感想書く語彙力なくなる……。 今回のセッション一句 真実は お互いだけが 知っている 最後になりますが、 悠々(ゆうはるか)さま yuseさま プレイヤーとしてのご参加ありがとうございました!
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