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😶 私のTRPG観 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)より良いマッチングを受けるため、今日は私のTRPG観について書いてみたいと思います。 一人よがりで、上から目線なのは承知しております。どうかご容赦頂けますよう・・・。 私は、TRPGを物語を作る「ぬり絵」の様なものだと捉えています。 まず最初にGMは、まっさらなキャンパスに下絵を描きます。 緻密な物語性が重視されるようなシステムでは細かくしっかりと、PL同士の掛け合いを重視するようなシステムではラフに、システムの持つ世界観に合わせて、下絵を描いていきます。 例えサンプルシナリオを使う場合でも同じでしょう。あれはモチーフのある模写の様なものですから。 納得の行く下絵が描けたら、いざ立卓です。 卓を囲むPLの皆さんに、思い思いに下絵へRPという色を塗っていって貰います。 PLの皆さんが持つ色や道具は、皆違っています。 鮮やかで美しい色を持つ方、淡くて優しい色を持つ方、思いもよらない道具で色を塗る方、本当に千差万別です。 そうして完成した絵を眺めて見た時、その絵はGMの思い描いていた完成形とはきっと異なります。 下絵からはみ出した部分もあるでしょう、GMでは思いもよらなかった色が塗られた部分もあるでしょう。 それでも、それだからこそ、全ての色が調和して、絵として完成した物語は唯一無二で、それが名作と全員で納得できる出来栄えになった時の感動は、とても言葉では表せません。 私は、この感動を何度だって味わいたくて、TRPGを続けています。 もし許されるなら、同じ様なビジョンを持つ方々と卓を囲みたいと思っています。 きっと、全員で作ろうと思わなければ、絵は物語として完成しませんから。 最後に初心者の皆さんへお伝えしたい事があります。 きっとTRPGを始めたばかりの皆さんは、持っている色の数も、道具の数も多くは無いでしょう。 何処に、どうやって、色を塗れば良いのか解らず、調和を崩してしまうことを恐れ、不安に苛まれることもあるはずです。 ですが私は、TRPGという絵には、参加した人全員がそれぞれに塗らなくてはならない領分というものがあると考えています。 絵には空白の部分があってはいけないのです。空白の部分があれば、絶対に絵として、物語として完成しませんから。 だから、初心者の皆さんも卓に参加した以上、絶対に色を塗らなくてはなりませんし、塗って良いんです。 多少線からはみ出したって良い、調和を取る意志だけ忘れずに、どうか伸び伸びと色を塗ってあげて下さい。 初心者だろうが、何だろうが関係ありません。皆さんの持っている色は、皆さんだけのものなのですから。
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