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😶 最近また読み始めたのです 『いつでも会える』とか、『あらしのよるに』とか、絵本って良いですよね。 菊田まりこさんと言う作家さんの『いつでも会える』に出会ったのは私がまだ小さい子供の時。 親に命を大切にしなさいと怒られながら渡された本でした。 理屈とかがまだ分からない小さい子供でしたが、怒られたりケガした以外で、多分初めて泣きました。そのまま泣きながら読みました。 良く覚えていませんが、寝るまでずっと読み返しながら泣いてた気がします。何度も読んだ事だけ覚えています。内容もうろ覚えなのに、絵を思い返すだけで優しい気持ちになれるのは、心が覚えているからかも知れません。 絵本は想像の文学……なんて難しく考えずとも、その意味は読めば分かります。 難解ではないのに、分かりやすいとも違う。読んでいて深すぎて、子供に分かるのかと思う事もありますが、ふと自分が最初に読んだ『いつでも会える』を振り返ると、そうじゃないんだと納得します。 絵本は読んでいる者に理解を求めません。いつだって想像の場を提供してくれるだけです。 難しいとか、分かりやすいとか、理解とか、そう言う考えとはまた違います。 見ていると、想像せずには居られない。その想像の中で経験して、学ぶ。倫理とか常識よりもまず、優しさを学ぶのです。 自分が想像する世界を、絵本は少しだけリードしてくれるに過ぎません。自分の中から溢れた想像だからこそ、誰に学ぶより、叱られるより、心に響くのかも知れません。 なんて、ちょっと詩的で優しい気持ちにさせてくれるのが絵本ですよね。 こういう想像の場を提供するだけって言うの、TRPGにも通じる所があると思います。 まあ、それが言いたかっただけなのかも知れません。私も書いてて何が言いたいのか良く分かりませんし。 それでは、長文失礼しました。『あらしのよるに』、全巻揃えたいなあ……。
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