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😶 TRPGのTとRPとG TRPGというゲームにはいろいろな楽しみ方がある。 それは「TRPG」、つまり「テーブルトーク」「ロールプレイング」「ゲーム」に大別できるのではと思う。 とはいえ、これらがすべて揃って始めてTRPGになるわけで、どれかひとつだけ、あるいはどれかをおろそかにしてもいいということではないと思う。 たとえば「テーブルトーク」。一緒に卓を囲むメンバーで和気藹々と楽しく。それはTRPGの魅力のひとつだろう。 だからといって雑談やPL会話ばかりではゲームが進まないし、PCの魅力を表現することもできなくなってしまう。 たとえば「ロールプレイング」。PCの設定を練り、演じる。これもまた楽しいものだろう。 でも設定にこだわるばかりにゲームの進行を阻害したり、自PCのRPばかりで他PCを置いてけぼりにする、というのではただの独り善がりになってしまう。 たとえば「ゲーム」。探索や戦闘を優位に進め活躍する。これもカタルシスに溢れるものだろう。 だがあまりにシステマチックに優位ばかりを追ってしまうと、そのセッションそのものが無味乾燥なものになってしまいかねない。 完全に身内だけでのセッションなら進行そっちのけで雑談やPL会話で盛り上がるのもいいかもしれない。でもオンセなどで他の人がいる場所でそれをやって、置いてけぼりになった人はどう思うのだろうか。 「このPCは無口だから」「このPCはひねくれものの設定だから」。そういうキャラを演じたいというのならそれもいいだろう。その上で他PCとはどう接するのか、ゲーム進行を妨げない手法はどうすべきか、そういう事をちゃんと考えられるのならば。 ゲームなのだから効率を追うのもひとつの楽しみ方だろう。そのプレイスタイルを他者にまで要求してしまったりしない限りは。 テーブルトークがしたいだけならただのチャットやお茶会でいいし、RPがしたいだけならなりチャや演劇でいいし、ゲームがしたいだけならコンピュータゲームやソリティアーでいい。 結局のところ一番大事なのは「バランス」なんだろうなぁと思うわけだが、実際に自分はバランスよくやれているのか、と言われると自信がない。 でも皆がそういった意識を持ってさえいれば、たとえちょっと行き過ぎたとしても自分でブレーキを踏めるし、他者に言われて気づけたりもできるしで問題ないと思うのだ。 RPをしたい!ゲームがしたい!みんなでセッションしたい!そんな風に思った時に「TRPG」という言葉の意味をちょっとだけでも思い出してみるといいかもしれない、なんて事を思った。
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