😆 初めてのクトゥルフ神話TRPGを終えて (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)忘れないうちにメモ。 私は今回初めての憧れだったクトゥルフ神話TRPGを行いました。無論その他全ても初めて。オンラインもボイスチャットも……なんならディスコードも初めての経験。十中八九何処かでコケると判断し、念入りに準備したつもりが開始早々ココフォリアの操作をミスるという体たらくっぷり。これはアカン。 最大の幸いにして、最高の環境だったのが理解のあるPLの方々にKPのジンジャー様のベテランっぷりにありました。パソコン操作すら覚束ないアホ(無論、私である)を相手に根気強く説明を続けてくださったことには感謝と尊敬の念を心に刻むこととなりました。 これは間違いなく、ジンジャー様の、何としてでもこのセッションを皆で楽しみたい、という強い意志によるものであると断言出来ます。何故なら、今回用意されたセッションである「侏儒の家」には圧倒されること間違いなしの、非常に高いクオリティが見受けられるからです。 まず画面。非常に分かりやすい上に雰囲気が壊れていないのも良いですが、細かい気配りもありました。いつでも見ることが可能な、カーソルを合わせることで詳細を表示出来る情報一覧のお陰でメモの負担が大きく軽減されました。 さらに用意された写真。ジンジャー様曰く一つ一つを加工して雰囲気を合わせたらしくクトゥルフ神話特有の不気味さに加え、欠けていないリアリティには、素晴らしい物語特有の没入感にタップリと浸ることが出来ました。 さらにBGM。センスが良いのなんのって。私はてっきり神話生物のBGM=旧支配者のキャロルしかないと思っていましたが、これがとんでもない勘違い。まるで一歩間違えたら地獄の底までダイブしてしまうかのような、ギリギリの絶望感をPCを通して感じることが出来ました。 加えてジンジャー様の良い演技。かたや変な絡みをしてくる元カノ、かたや病弱な青年、かたやお気楽陽気なおじさん、そして怯える孤独な少女。状況に合わせた素晴らしい演技が、説得力に拍車をかけて物語となりました。圧巻の一言でした。 加えて出てくる情報の数々。一つ一つのパーツを集めていき、やがてぼやけていた全体像をハッキリとした形に持っていくこの快感は忘れられるものではありませんね。恐ろしいことに、なんとこれでも大分情報を削りに削ったそうで残ったのはその名残と必要最低限の情報のみだとか。いやはや……世の中には凄いお方も存在するものです。 ハッキリ申しますが、これらの情報の数々は無駄であるはずがありません。雰囲気を壊さずに、かつ登場人物がどのような人間性を持っているのか。予測できるものが多くあればあるほど、私のようなバカでもわかるのです。補強は大事、うん。 総評としましては、全く期待せずに、ただ単純にちょっとした休憩、気分転換で行った見切り発車的なオンラインセッションへの参加でしたが……出会ったのは芸術的ともいえる超ハイクオリティのセッションでありました。 また機会がありましたら彼らとTRPGを行いたいと思う限りでありました。関係者の皆様がたには大変お世話になりました。改めてこの場にてお礼申し上げます。 ありがとうございました。 PS.昼の部ではどうも陰陽師(!?)が大活躍だったとか。しかもそれをどうにかしてさばききったとか。色々と思いましたが……少なくとも、KPというのは対応力が求められるものだなぁとしみじみ思った次第でありました。
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