😆 十回目のクトゥルフ神話TRPGを終えて (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼) 私は今回十回目のクトゥルフ神話TRPGを行いました。今回のKPはおさむさんでシナリオは「外から訪れたもの」です。 久しぶりに行ったTRPGですが、セッションは終始楽しく、大変満足するものでした。シナリオとキャラクター共にクオリティは高く、KP様も柔軟な対応や細やかな配慮をして下さり、感謝の念に堪えません。 特に素晴らしいと思ったのがシナリオやキャラクターに矛盾が無いことですね。矛盾が無いなんて当たり前、と思う方もいらっしゃるかと思いますが、とんでもない! キャラクターにちゃんとした過去を作り、何を学んで、どういう思想を得て、それをどれくらい行動に反映させるか。 大きな矛盾や逸脱がないものを作り上げるには丁寧な努力が必要不可欠なのです。 こいつはこういうキャラだから、何も学ばずにずっとこういう行動を取る、とか。 こいつはこういう役割だから、無理やりにでもこのような結末を辿ってもらうだとか。 悪いとは言いません。 しかし、そんなキャラクターに、味方としても敵としても、魅力があるのか? あったとして、それはキャラクターである必要があるのか? ただの舞台装置なら、人格を持つ一つの生命である必要があるのか? 私は正直に言うと疑問ですね。 特に推理シナリオとかでこんなことされたら頭がおかしくなってしまいますよ! というわけで、今回のシナリオは私個人にとって素晴らしい物語だったわけです。 ストーリーもキャラクターもホラー風味で、全体的にシンプルなものでしたが、一つ一つ丁寧に作られた印象を受けました。 KP様の演技も合わさり、ドア一枚挟んだヤバい人物の恐ろしさがビシビシと感じられ、臨場感や没入感に満ちたクトゥルフ神話の世界観を堪能致しました。 総評としましてはクトゥルフ神話TRPGのホラー風味な世界観、緊張に満ちた時間、魅力的で矛盾の無いキャラクター、暴力と狡猾さを併せ持つ神話生物が登場する素晴らしい物語でした。関係者の皆様にはこの場を借りてお礼を申し上げます。 ありがとうございました。
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