とまと/新規❓さんの日記
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日記一覧
とまと/新規❓ | |
2020/07/05 18:06[web全体で公開] |
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とまと/新規❓ | |
2020/06/28 18:53[web全体で公開] |
😆 CoCシナリオ「ささやく花」感想 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)遅れましたが、「ささやく花」の感想です KPギアさんの元「ささやく花」に猫田クロで参加しました。 無事クリアしました。 PLのレオリス譜さん(阿良々木 葉月)、大輝さん(峰 陽太)皆さんしっかりRPをして下さって、サクサク進んでと安心してRPできました。 とても楽しく参加ができました。 ただ、誰も発言していないと何か発言しなくてはっ!と焦ってしまって誤字や入力ミスすることがあったので、次回は落ち着いてセッションができればなーと思いました。 以下後日談的蛇足 ------------------------------------------------------------ 目を覚ました時に鼻腔を擽った甘い香りが、あれがただの夢では なかったことを告げてくれていた。 猫田は眠い目を擦りながら、出社の準備をする。 猫田の勤務先は、商店街を通り抜けた先にある大学の研究室だ。 商店街の一角にある花屋。 色とりどりの花が店先に並び、普段は気に留めることもなく通り過ぎるが、夢の影響か視線を奪われる。大量の花は昨日見た夢を彷彿とされる。 共に冒険をした仲間達、彼らがいなければ無事に戻ることはできなかった。次会うことがあったら感謝をしなくては・・・などと思考していると 「贈り物ですか?」 店員の女性が猫田に声を掛けた。 「いや、自分用だよ。花に興味が涌いてきてね。なるべく長く持つものがいいのだが・・・」 店員は少し考える仕草をした後、店の奥から小さな鉢植えを持ってきた。鉢植えに咲いている花は、カンパニュラだ。 小さな鐘のような形で青く美しい花弁は、今にも囁きかけてきそうだ。 「そうだね。これを頂こうか」 猫田が答えると店員の女性は満面の笑みで頷き、袋に詰めた。 研究室に向かい、再び歩き始める。 歩く度に花冠が揺れる。 研究室には古書や資料が散在している。 部屋の片隅にある本をどかしスペースを作り、そこに鉢植えを置いた。 奇跡のような出会いと不思議な現象に遭遇した記念だ。 無機質な研究室に置かれたカンパニュラは異質なもののように見える。 花言葉は、確か―――― 「はは、店員め、僕の思考でも読み取ったか」 --------------------------------------------------------------------------------- 改めまして、 KPを務めて下さったギアさん、 一緒に冒険をして下さったレオリス譜さん(阿良々木 葉月)大輝さん(峰 陽太) 楽しい時間をありがとうございました。
とまと/新規❓ | |
2020/06/14 09:19[web全体で公開] |
😆 CoCシナリオ:わすれもの クリア感想とか (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)EthylさまKPの元「わすれもの」に能見君で参加させていただきました。 リアル猫が鳴いた時は、雰囲気をブレイクしてしまったと申し訳ない気持ちになりましたが、 とても楽しかったです(ニャル様よりニャン様のが怖い・・・しかし尊い) SAN値が高いとクトゥルフ特有のSANチェックがただの作業のようになってしまいがちなのですが しっかりSAN値も減りますし、RPとクトゥルフやっている感は最高でした。 そして皆さんに行動力があって、大変助かりました。 特に説得前のRPには感動しました(出目は振るいませんでしたが・・・) 雰囲気に合った描写、BGMの選曲、効果音での演出、 全てをとって素敵なキーパリングでした。 途中から効果音が鳴った時は、ビクビクしてましたし、 ホラー映画好きには堪りませんでした。 改めまして、 KPのEthyl様 PLの悠様、より様、 楽しい時間をありがとうございました。 また、よければ一緒に遊んでください。 以下ちょっとした、後日談的な 幸せだった思い出も、悲しかった思い出も すべて、その身に宿して前を向いて歩きだしている少女。 能見は「かっこいいなぁ」などと単純な感想を抱いた。 難しい事を考えるのが苦手だ。 考えている時間があるのなら、好きなことをして生きていきたい 辛いことから逃げてもいいじゃないかと思う方だ。 少女にとっての猫のように 能見にも、家族がいる、大切な人がいる。 失った事のない者に少女の痛みは理解できない。 もしも、自身が大切な人を失ったら もしも、もう一度会えると言われたら 仮定の話が脳を占拠した。 こんなことを考えるなんて自分らしくない 雑念を払うように首を左右に振った。 「あ、そういえば僕、プリン食べられなかったなー」 コンビニに売っているプリンをすべて買い占め 実家方向へ進む電車に乗り込んだ。
とまと/新規❓ | |
2020/06/01 06:10[web全体で公開] |
😶 オンライン初PLを終えて (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)昨日、やなせ様KP「りんごはあまい」に参加させていただきました。 久しぶりすぎてグダグダしてしまいましたが、優しく先導してくださったPLの皆様、そして進まない時はアドバイスし、見守ってくれたKP様、みな様に感謝です。 最終的に判断を任せてしまったのは心苦しかったですが、とても楽しませていただきました。 PLのこるめさん、りちゃさん、よりさん、そしてKPのやなせさん楽しい時間をありがとうございました! よければまた一緒に遊びましょう。 ーーーーーーーーーーーーーーー 以下蛇足的後日談 袋の中から取り出したアップルパイに包丁を加える。まだ温もりを感じさせてくれるアップルパイは、切り込みの入ったところからふわりと甘い香り溢れ出した。 甘く煮詰めたりんごの香り ふと、少女の顔が脳裏を過る。 虚ろげで何もかも諦めたような表情。 時折くる、手の施しようがない患者の表情に似ていた。泉は助けられない現実よりも、助けるという理想を選んだ。 結果として何もできなかった泉は、 自身の判断力の無さや助けられなかった事実に罪悪感を覚えた。 「先生、泉先生!私が来たよー」 突如玄関先から大きな声が聞こえた。 声の主は玄関を開け泉がいるキッチンまでものの数秒で辿り着いた。 泉が担当している患者の一人で、アップルパイが大好きな16歳の少女だ。 少女はアップルパイの存在に気がつくと目を輝かせ、一切れ手に取ると大きな口を開け放り込んだ。 その直後、泉の方に勢いよく顔を向け目を輝かせたまま腕を上下に動かしている。相当美味なのだろう。 「お行儀が悪いから、椅子に座って食べましょう」 泉の一言に少女は素直に頷き、椅子に腰掛けた。ごくん、と飲み込むと少女は目の前に置かれたアップルパイには手を出さず、じっと泉を見つめた。 「先生が元気ないと、私も元気なくなるんだけど」 アップルパイにフォークを突き刺しパクリと音が聞こえそうなほど豪快に口に含んだ。 泉は患者に心配を掛けるとは、まだまだ未熟者だと心の中で反省した。 「きーめた。 私も先生の仕事につこーっと 先生の代わりに仕事してー泉先生より元気があって頼りになるって言ってもらうんだから」 悪戯っ子のように笑う少女を見て泉は噴き出した。息が詰まりそうになる程笑った。 「先生すっごく元気でたわ。この仕事向いてるわね。でも、先生はもう元気出ちゃったから先生の代わりはまだできないからね」 アップルパイを咀嚼しながら少女は嬉しそうに笑った。 あの少女を救えなかった分、他の人々を支えていこう…本当に生きて、帰ってこれてよかった。 今度彼にあったら、お礼を言おうと固く誓うのだった。