【シノビガミ】【突発】烏羽様作『黯禍嶽殺人事件』の内容

旧ココフォリア

【レギュレーション】
■現代編
■PC数：5人
■サイクル数：3サイクル
■対立型
■中忍(新規)、中忍頭(継続)まで
■奥義改造あり、下級流派あり
■ツール：discord

【シナリオの概要】
　鞍馬神流の聖地・鞍馬ヶ岳。部外者は進入禁止の禁足地だが、祭りのこの日は多くの客が訪れる。祭りの一環として、交流試合が行われるためだ。普段は鞍馬神流のものでも限られたものしか訪れる事のないこの里に、腕に覚えのある各流派の手練が集まってきていた。
　ここの祭りは少々変わったもので、地面を掘って一段低くしたところに設えられた座敷に祭主が座り、その周りで盛大に踊るのである。踊りの間、祭主はとくになにもせず、ただ座っているだけだ。祭りの最後は、鬼の面をかぶった祭主が立ちあがり、里で一番の剣士に、懐から出した刀を渡し、面を座敷において座敷を埋める。
これは里に伝わる儀式が形骸化したもので、本来はもっと陰惨なものだったらしいが、詳しいことは分かっていない。
　事件の発端は、先日から続く豪雨によって、里と麓とを繋ぐ山道が崩れたとの知らせであった。とは言え忍びの事である。多少無理を通せば、下山できないこともあるまい。その程度の事であった。
事態が急変したのはその翌朝の事。
　祭主を務める筈だった里長の跡継ぎが変死体で発見されたのだ。密室殺人である。鞍馬神流は、事件解決まで里の出入りを封じることを宣言した。以後、断りなく出た者には死を以て応じると。
たまたま別件で里を訪れていた刑事が事件を担当することになった。忍び世界に名立たる名探偵も、また協力を名乗り出た。容疑者は二人。ひとりは第一発見者。被害者の血の付いた凶器を持って現場付近にいたところを捕まえられた。状況証拠としては十分であるが、決定打がない。もう一人は、被害者と仲違をしていたことで知られた人物。当日のアリバイがないことから疑いをかけられている。
　更に追い打ちをかける様に事態は悪化する。
　被害者の魂が悪霊となって手当たり次第に殺意を振りまいていると言う。
　果たして殺したのは誰なのか。何故なのか。
　事態は収集されるのか。
　忍びたちの手に、答えはゆだねられた。

【応募時のお願い】
■ハンドアウト
PC1：推奨流派：鞍馬神流
容疑者Ａ。現状、犯人の第一候補。被害者の血の付いた凶器を持って、現場付近をうろついているところを発見された。自供によれば、自分が被害者を発見した時にはすでに死んでいたと言う。被害者とは顔見知りだが、特に親しいわけでもなく、動機面で薄いとされる。あなたの使命は「真犯人を探すこと」である。

PC2：推奨流派：隠忍の血統
容疑者Ｂ。被害者と仲違していた事で知られており、事件の前にも口論していた事が複数の者に目撃されている。動機面で濃厚である事、また事件当日のアリバイがないことから嫌疑をかけられている。あなたの使命は「自分が犯人でないと証明すること」である。
あなたがNPCと仲違していた理由は好きに設定して構いません。

PC3：推奨流派：ハグレモノ
目撃者。事件の瞬間を目撃したと言う。やや遠間であったためにはっきりとは言えないが、PC2のようであった
と証言している。あなたの使命は「真相を解明すること」である。

PC4：推奨流派：比良坂機関
名探偵。忍び世界に名立たる名探偵であるあなたは、この事件の真相を解明する事を決意した。あなたの使命は｢真相を解明すること」である。

PC5：推奨流派：御斎学園
刑事。あなたは事件とは無関係に里を訪れていたところ、事件に遭遇した警察関係者である。行きずりで関わったこととはいえ、これは警察の領分である。あなたの使命は「探偵よりも早く犯人を特定すること」である。

NPC:『名前未定』
被害者。あなたはなにものかに首を斬りおとされて死亡した。今のあなたは正気を失った怨霊であり、生けとし生きるものを地獄の底に叩き落さなければ気が済まない。あなたの使命は「何もかも皆殺しにすること」だ。
あなたは生命点が0になると消滅し、いかなる判定の対象からも外れるようになる。

【備考】
5人で立卓
人数が集まらない時は2人以上の場合のみ別のシナリオを回す予定です。

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