【メタリックガーディアンRPG】【MGR】虚構降臨 ⅭR7+１０の内容

ユドナリウムを予定

【はじめに】
このシナリオはフィクションであり、現実に存在する団体、人物、思想とは関係はありません。
また、このシナリオを通して特定の思想、信条を流布、もしくは愚弄する意図は全くありません。

上記を読み、納得していただけた方と当セッションを行うことができれば幸いです。

【レギュレーション】
vメタガコミュ♨のセッションです。コミュ参加者限定となっております。特機枠出撃可です。

CL7+10
【必須】基本
【使用可】上級、EX、DEF、DOW、RDB、SOF、黒鋼、ラグナロク、SSS、GF系追加データ全て、フルメタル・パニック！RPG
【使用不可】ヴァレットの使用


【シナリオの概要】

・トレーラー
人間は想像力を持つ。
それによって、人間は未来の危機を予測し、回避することができるようになった。

しかし、想像はあくまで空想であり、真実とは限らない。
「幽霊の正体見たり枯れ尾花」と言うように、何の変哲もない物に対し「その裏に潜む物」の存在を感知しもする。
その様な物が存在するはずが無いと理解しているにも関わらずにだ。

いや、寧ろ当人の主観にすればその妄想こそが真実なのかもしれない。

すすきの穂に恐怖を覚える人間は稀であろう。
ならば、もし１００人のうち９９の人間が草葉の陰に獣でも無い「何か」の存在を確信し、それに恐怖した場合。
「そこに存在するものは枯れすすきのみである」という事実は果たして真であると言えるのだろうか？

メタリックガーディアンRPG
「虚構降臨」

ところで、あなたは神を信じますか？

・ハンドアウト
PC1　カバー：刑事　コネクション：殺人犯　関係：自由
君は剣矛（つるぎほこ）市警察に属する刑事だ。
天然ガスの産出等で豊かな財政を持つこの町はその繁栄に見合った歓楽街を持ち、それに見合った犯罪率をも持つ。
とはいえ、身元不明な男性の惨殺死体が発見されるなんて事はそうそうない大事件である。
これだけでもかなりセンセーショナルな事件であるのに、この遺体にはさらに三つの特色があった。
一つ目は、この遺体は十字に組まれた木材に磔にされ頭部が持ち去られていた事。
二つ目は、遺体には一枚の板が掛けられ、そこには聖書の一節が刻まれていた事。
そして三つ目、遺体にはディスティニーの隊員がよく使うナイフが刺さっていたのである。


PC2　カバー：連邦軍人　コネクション：漂着ヴィクラマのパイロット　関係：自由
君は剣矛市等を所管する連邦軍基地に所属する軍人である。
先日、剣矛市の海岸部に一機のガーディアンが流れ着いた。
それは、ラーフ帝国にて製造されているミーレス「RGD-52C2ヴィクラマ」であり、ディスティニーの活動用にカスタムされた機体であったのだ。
何より問題なのは、その中身が空であったことである。
剣矛市も属するイズモ自治区は確かにラーフとは距離的に近いが、ミーレスが自然に流れ着くことはまずない。
つまり、漂着ヴィクラマのパイロットは剣矛市の近辺で機体から降り、生身で市内に入り潜伏していると想定できる。
しかし、今日に至るまでその不明パイロットの足跡を辿ることは全くできていなかった。
警察から、殺人事件の遺体にディスティニーのナイフが刺さっていたと連絡を受けるまでは。

PC３：フォーチュン剣矛市支部長　コネクション：ディスティニー　　関係：自由
君はフォーチュン剣矛市支部を預かる支部長である。
ここ最近、君は二つの悩みを抱えていた。
一つは、ここ最近とあるディスティニーの機体による小規模な襲撃が繰り返されていることである。
時間も場所も目標物もバラバラなこの襲撃にはフォーチュンも軍も泥縄的な対処法に徹するほかなく、この町の郊外に拠点を置く新興宗教「金十字軍」のミーレスに迎撃の手柄を取られてしまった事もある。
もう一つは、現在市内に潜伏中だと目されるディスティニーのパイロットである。（PC２のHO参照）
軍と共同で捜査を行っているものの、一切の痕跡が不明であり、いったい何を企んでいるのかすらわからない有様だ。
この二つの事件のおかげでここしばらくは残業続きであり、休暇の予定も先送りになっている。
なんでもいいから区切りをつけてリフレッシュを図りたい君に届いたのは、市内にアビスシード反応が確認されたという報告だった。

悩みの種は３つになった。


PC4　カバー：フォーチュン隊員　コネクション：「金十字軍」　関係：自由
君には、この街を中心に発行される地方紙の記者という友人がいる。
フォーチュンの隊員として日々の平穏を護るべく活動する君にとって、彼がかき集める情報は有用な物であった。
彼曰く、剣矛市に存在する新興宗教団体「金十字軍」の活動が最近過激化してるというのだ。
元より、エルジアの再征服だの、ヴォルフへの報復だの、アビスの浄化だのまあ過激な発言を繰り返してきた集団ではあったが、近頃は「終末論」的な論調を強めているのだという。
さらに言えば、まだ公にはされていないものの、「十字架に掛けられた死体」なんてものも発見されたという噂まであるとの事だ。
争いの絶えない世の中とはいえ物騒なことだと思っていると君の端末にフォーチュンからの連絡が入った。
剣矛市にてアビスシード反応が確認されたということだ。

【補足情報】
・剣矛（つるぎほこ）市
イズモ自治区に存在する地方都市のひとつ。
古くより岩塩鉱の町として栄え、近年では天然ガス等の産出もあり、比較的裕福な都市である。
流入する男性労働者層が人口のメインとなりがちな歴史から、彼らの需要に応える歓楽街が形成されている。
鳳市に比べ比較的平和な地域だったが、最近ディスティニーの小規模な襲撃を繰り返し受けている。


・「金十字軍」
正式名称は「黄金の都を取り戻す神の恩寵厚き戦士達」。
ここでいう「黄金の都」とはエルジア共和国の首都であったアウレウスの事を指す。
第二次世界大戦後、剣矛市にて発足した政治団体っぽい民間軍事組織な要素も持つ宗教団体。
教祖は「カナビス・フィール」というエルジア共和国出身を自称する中年の男性。
「エルジア大陸への帰還」と「奈落の排除」を除けば、教祖を救世主の生まれ変わりとし、既存の宗教を都合よく改変した新興宗教である。
教祖の出自からくるラーフやヴォルフへの攻撃性から地球至上主義な市民やお偉いさんからの支持を得ていたが、ここ最近頻発するディスティニーの襲撃を撃退したことから一般の市民にも支持が広がっている。


・この卓における機甲歴の宗教事情
現実世界にも存在する既存の伝統宗教は、第一次世界大戦による破滅で軒並み衰退しました。
とはいえ、機甲歴の世の中は安定からほど遠いので、それら旧来の教えを真面目に守ってきたり、おいしいところだけつまみ食いしたり、好き勝手にパクって混ぜたりする組織が雨後の筍のごとく乱立したり消えたりしてます。

なお、剣矛市があるイズモ自治区はどちらかといえば宗教的な意識は希薄な地域でしたが、金十字軍は「反ラーフ」「反ヴォルフ」という政治的主張をメインに乗り込んできたのでなんかするっと入ってしまいました。


【応募時のお願い】
Discordにて相談を受け付けています。
諸々の連絡もDiscordの掲示板かダイレクトメッセージにて行います。
戦闘難易度は高くありませんがクラス指定がないため、
編成の偏りを防ぐためにPL間で調整をお願いします。

参加を希望していただける場合は、希望のハンドアウトを一つ選んでください。
応募人数超過の場合は各pc毎で抽選を行います。


【備考】
HOで提示されるコネクションのほか、PCの間でもコネクションをとっていただきます。
１→２→３→４→１の順番でループする形となります。
戦闘は２回の予定です。
情報収集と簡単な推理をメインのセッションをやってみたいと思っています。
RP重視を目指しています。


メタガコミュも合わせてどうぞ。
https://trpgsession.click/community-detail.php?i=commu148798360666

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