【クトゥルフ神話TRPG】長すぎた前奏 ～リフレイン～本編通過済みの方限定の内容

※ 参加プレイヤーとGM以外は見学での入室になります。

【レギュレーション】

6版ルルブ

【シナリオの概要】
舞台：現代日本/渋谷/季節は夏
シナリオ形式：異世界シティシナリオ
推奨技能：目星
推奨人数：４～５名
所要時間：ボイセで３時間程度
ロスト有無：不明
発狂率：低い

探索者の年齢不問
継続探索者推奨

■あらすじ

それは、黄金の昼下がり。

蒸し暑いスクランブル交差点は行き交う人々で溢れ返っていた。

ビルの乱反射で出来たいくつもの太陽が
貴方たちの肌を焦がしていくだろう。

セミの鳴き声と群衆のざわめき、
街頭で演説している都議会議員の声が頭の中で響き渡る。

そんな中、貴方達は　ある人達　が視界に入った。



【応募時のお願い】

〜初めに〜
cocシナリオ、永すぎた前奏　を回られた方限定となります。


技能上限は80までとし、
人外、AF.呪文は無しとします。
装備品に関しましては、
現代日本であるという事をご理解の上お待ちください。



【備考】

ある者の発言

「貴方達が何者なのか聞きたいところですが、
　私たちは、どうしてもやらなければならないことがあるので、
　ここでお別れです。

　目が覚めたら、頂上を目指してください。

　それと、これは・・・

　死に行く僕らからの最後の願いだと思って、
　よければ聞いてほしいのだけれど、
　もしあちらの世界に帰ることができたなら、

　あの〇〇〇を頼んだよ。」



　またある者の意思

「たとえ、ここがミキサーの中で、
　何もかもがすり潰されようとも、
　この遣る瀬無い思いを無視することはできない。

　命を繋げ、命を繋げ。
　未来へ命を繋ぐためならば
　私は命を散らすこともいとわない。

　もしあちらの世界に帰ることができたのならば、

　すぐにでもあの喧騒の中心から〇〇〇を運び出さなくては。」



　ある政治家の訴え

「日本の医療制度の問題点をしっかりと国政に届けていきます。
　
　どうか想像してみてください。

　貴方の周りの小さな子供たちが、
　これから産まれる新しい命が、

　喜びを慈しみ、悲しみを分かち合い、
　いずれ立派な大人になった後でも、

　この幸せな夏の日々を忘れずにいることを。

　あとたった100年で、そんな未来は失われるのです。

　今この瞬間にも、日本のみならず世界中で、
　ゆっくりだが確実に原因不明の病によって
　出生率は低下し続けています。

　まず、今から何が出来そうですか？

　子供たちの輝かしい未来を摘み取る権利は誰にもありません。

　奇跡は待っていても起きないのです。

　足が千切れそうなほど走り続けた者だけが
　掴み取れるものなのです。」



　ある医師の選択

「その子供には、２つの選択肢があります。

　１つは、延命治療をしないこと。
　たとえ出産に成功しても、　
　この子は本来の運命通りに1ヶ月と経たずに死んでしまう。

　もう１つは、延命治療をすること。
　数年ほどは生きられるようになる。
　ただ、それは苦しんだまま、助かりもしない。

　苦痛から解放される為の死か、
　苦痛を伴う賭けの延命か、
　私は決めなければならない。

　どちらか選ばなければならなかった。

　結局、決められなかったんです。

　いや、今もまだ決められそうにないんです。」

　　



　繋げ、繋げ、意志を繋げ、希望を繋げ、未来を繋げ。


　いいか、君達。

　繋ぐんだ。

　あの子が産まれてくる　未来　の為に。

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