【ダブルクロス3rd】DX3『シックス・フィート・アンダー』の内容

◆トレーラー
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かつて友を失った。この世界では失ってばかりだった
私はそれがとてつもなく悲しくて、同時に憎かった

理不尽なルールに縛られた若者たちは、その想いを何に染め上げるだろうか
怒りか、悲しみか、それとも言葉では形容しがたい何かか
どんな想いでも良い。とても、とても大きな想いこそがこの世界を変える切っ掛けになるのだ

想いよ、過去を呼び起こせ―――そして、動き出すのだ
自らの世界を縛る醜いルールが、必要じゃないと否定してみせろ
自分こそが正しいと、その想いを”正義”として振りかざすのだ

そうして戦い抜いたその先に―――私達が求めていた答えがあるのだから

　ダブルクロス the 3rd Edition
　　『シックス・フィート・アンダー』

　　　―――私は全てを変えます。この世界に存在する力を、滅ぼしてみせます




◆舞台設定
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釣鐘村と呼ばれる海辺に存在する辺境の村が物語の舞台となる。
酷く閉鎖的な村で、外の人物が出入りすることも中から人が出ていくことも少ない。
小中高と一貫で村の学校に通うまでは村の外に出ないのが住んでいる者にとっては当たり前なほどだ。
この様な環境にある理由は「神赦(シンシャ)」と呼ばれる存在にある。

「神赦」は”神に力を行使することを許された者”で、火や雷、重力を操れる者を指す。
つまるところ、「オーヴァード」のことである。
村の人々は「オーヴァード」を「神赦」として一般常識として認識している。

「神赦」は目覚めてから約1年後...夏の終わりに釣鐘村の神「義道」が祀られている社へと赴き
神に村の平和を願い、代わりにその身を神の身元へ連れていかれる”生贄”となる。
そんな、現代ではあり得ない儀式をこの村では平然と行っているのだ。


◆ハンドアウト
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▽HO1
ワークス／カヴァー：高校生/高校生(未覚醒)
シナリオロイス　　：HO2、鈴風 ホタル

キミは釣鐘村に住む普通の高校生だ。
去年、キミとHO2の幼馴染である『鈴風 ホタル』が「神赦」として贄となりキミたちの日常から姿を消した。
儀式が終り、魂を無くした幼馴染の死体を埋葬したキミには、『鈴風 ホタル』との出来事が深く記憶に刻まれているだろう。
その後、最悪なことにもう一人の幼馴染であるHO2も「神赦」として選ばれ、神への贄となる。
この村の大人たちは幼馴染たちのことを栄誉ある事、誉だと言うが、キミは友を失うことに理不尽を感じていた。
せめてHO2だけでも助けようと、儀式中に一人になるタイミングを狙ってHO2を連れて村を抜け出そうと画策し行動する。
社へ向かったキミは、死んだはずの『鈴風 ホタル』を見つけ―――


▽HO2
ワークス／カヴァー：高校生/高校生(覚醒済み)
シナリオロイス　　：HO1、鈴風 ホタル

キミは釣鐘村に住む高校生であり、「神赦」と呼ばれる存在だ。
去年、キミとHO1の幼馴染である鈴風 ホタルが「神赦」として贄となりキミたちの日常から姿を消した。
儀式が終り、魂を無くした幼馴染の死体を埋葬したキミには、この日の出来事が深く記憶に刻まれているだろう。
その後、キミもまた「神赦」として選ばれて今日に神の身元へと連れていかれる定めとなった。
様々な思いを抱えながらも、死を覚悟して今日を迎えることを決めたキミは、幼馴染と別れを告げて社へと向かう。
神主である「新堂 泰司」と社に入り、最後の会話を交わす中で突然彼が貴方に銃を突きつける。
不意な出来事に反応が遅れたキミを助けたのは、死んだはずの『鈴風 ホタル』だった。


▽HO3
ワークス／カヴァー：自由/自由
シナリオロイス　　：握無 志熊

キミはかつて『握無 志熊』と共にUGNエージェントとして戦っていた。
『握無 志熊』とキミ、そして同期達はFHとの激しい戦闘を何度も行い一人...また一人と失っていった。
戦闘の中で心を擦り減らし、ついぞ二人切りの部隊となった時に『握無 志熊』は「俺たちは何のために戦っているのか」
そんな疑問を残して、姿をくらました。こうしてキミたちの部隊は解散となった。
その後、キミがUGNに残ったのか、はたまた別の道を選んだのかはキミの選択次第だろう。
こんな過去を思い出しながらキミは仲間の墓参りに訪れると、先客が居た。
『握無 志熊』―――いなくなったはずの彼が、そこに居たのだ。


▽HO4
ワークス／カヴァー：レネゲイドビーイング/自由
シナリオロイス　　：都築 京香

キミは人ではない、レネゲイドビーイングだ。
都築京香と深い関りがある人物で、今日もまた彼女から一つ依頼を受けることとなる。
釣鐘村と呼ばれる場所で、彼女のプランの一つが進行中と言われた。
近々成果が出るので、キミに見てきてほしいと彼女は依頼してくる。
キミは好奇心や忠誠心などにより、その依頼を受けることに決めて釣鐘村へと向かうのだった。


◆データ
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・NPC『鈴風 ホタル(スズカゼ ホタル)』
HO1とHO2の幼馴染。親しみやすい性格で、争いを嫌うため、二人が喧嘩すれば仲裁することもしばしば...
去年、「神赦」として目覚め、儀式により命を無くしている。
今では確かめる術がないが、HO1に対して好意を抱いていた。

・NPC『握無 志熊(アクナシ シグマ)』
HO3にとって現在生きている唯一の同期。
長らく消息を絶っていたが、HO3の目の前に数年振りに現れた。

・NPC『新堂 泰司(シンドウ タイジ)』
釣鐘村の神を祀る社の神主。
儀式の際、最後に神赦と会い役目の遂行の仕方を教えている。

・情報『義道(ギドウ)』
釣鐘村に神として祀られている存在。
かつて「妖怪」と呼ばれる存在が村に悪意を振りまいていた時に現れて、妖怪を祓ってみせた。
現在は人の前には現れず、神の力を分け与え―――『神赦』として力を分け与えたとされる。
ただし、その力は邪を以て邪を祓うものといい、夏の終わりに社に来れば邪ごと『神赦』を連れて行くと言い残して消えたのだ。
以降、言いつけ通りに夏の終わりに神赦は社にて一晩を過ごし外傷1つなく死亡するようになった。
この儀式を行わなかった年に妖怪が大量に発生したことがあるため、村の人々は儀式を絶やさずに続けているのだ。


◆レギュレーション
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必須：基本1/2、上級、EA
使用可能：IC、UG、PE、RU、DR、LM、HR、RW、BC、CE
キャラ経験点：130+70+6(イージー分)
環境：テキセ(ココフォリア)
その他：通常ステージで使用可能なデータの範囲での作成をお願いします。
　　　　今回はUGN視点のシナリオという訳でもないのでHO3、4はFHの使用を許可します。

◆GMからの挨拶
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初めましての方は初めまして、そうでない方はこんばんにちは。
本シナリオのGMを務めさせていただきます「幽世めぐる」と言うものです。
今回は「死と正義」をテーマに、拙いながらシナリオを作成しました。
ながーいトレーラーでしたが、ここまで読んでいただけたということは興味を持っていただけたのだと思います。

今回は3回目ということで、ボイセで回すのは恐らく最後になると思います。
次にテキセで1回やったら次のシナリオを考えて回す予定です。

以下の注意事項をよく読んで参加希望をして頂ければ幸いです！

※注意事項
・お二人お約束している方が居るので、そのお二人に確定で参加して頂く予定です。
・本シナリオはtrue endとなり、人によってはスッキリしない終わり方となる可能性がございます。
・かなーりシリアスなシナリオです。ギャグっぽいRPをする場合は用途容量を守って空気を壊さない程度にお願いします。
・戦闘シーンでRPを振りがちなのでプレイ時間が変動する恐れがあります。
・事前に存在している設定が多いため、適時質疑応答が出来るとより楽しめます。
・注意事項をお読みの方は参加申請時に最近嵌ってる曲とその理由をお書きください。

【参加希望時】は以下を意識して、HOの希望を(1＞2＞3＞4)といった形でお出しください。
・【HO1/HO2】は物語の中心となるため、RPが行いやすいため初心者向けのHOです。
　ただし、設定が狭いためキャラ設定を楽しみたい方はHO3やHO4をお勧めします。
・【HO3】は”もう一つの物語”の主人公として、この物語に関わります。
　ですが、実質的にPTのリーダーの様な立ち位置になりますので、HO1やHO2に様々なことを教えることになるでしょう。
　設定も自由なため、考えることが少し多くなっており中級者向けのHOと言えるでしょう。
・【HO4】はレネゲイドビーイングとして、人を観測するためにこのシナリオに関わります。
　居ても居なくても物語は変わりませんが、物語の中で自由に動けるのはHO4だけです。
　他PCに自分から関わりを持っていかなければキャラが立たないため上級者向けHOです。


以上、長い文章を読んでいただきありがとうございました。

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