【インセイン】振袖ふたたびの内容

※ 参加プレイヤーとGM以外は見学での入室になります。

【レギュレーション】
シナリオタイプ：協力型
募集人数：２～５
リミット：２（参加人数により可変。今回は５人なので２サイクル）
舞台：刀の時代（１６６０年。江戸時代万治三年正月、浅草）
参加条件：インセイン（基本ルールブック）所持者
ＰＣ作成：ルールブック、デッドループ、刀華絢爛を使用しての作成。刀華絢爛は未所持でも大丈夫です。

【シナリオ概要】
　時は四代将軍家綱の治世。
　振袖火事とも呼ばれる大火の原因となった振袖が、三年の時を経て、再び江戸に現れる。
　下町に忍び寄る大火の気配の裏側に潜むモノとは……。

※このシナリオは火事をテーマのひとつにしているため、火事に関する描写が含まれます。その点、ご注意ください。

【ハンドアウト】
PC1　指定職業：火消
　君は、臥煙と呼ばれる火消の一人だ。
　明暦の大火で江戸の町の大半が焼失してから三年。あの日、家を焼き出され、家族を失ったのは君だけではない。
　臥煙の頭にも、その娘であるお梅にも返せないほどの恩がある。
　君の【使命】は、「お梅と江戸の町を守る事」だ。


PC2　指定職業：侍
　君は、治安を維持するために町を見回る同心の一人だ。
　２０歳になったというのにいまだに大きな手柄はなく、出世の話も来そうにない。
　それでも、君が十手を持って歩くだけで町民が安心するなら、それで充分ではないだろうか。
　君の【使命】は、「町民が泰平の世を過ごせるようにする事」だ。


PC3　指定職業：商人
　君は商人だ。３年前に起こった明暦の大火では大変な被害が出たが、その後の復興需要に乗り、君の店はそれなりに大きくなった。
　復興の動きもそろそろ落ち着き、新しく整備された江戸の町はこれからも発展していくだろう。
　君の【使命】は、「発展する江戸の町を支える事」だ。


PC４　指定職業：浪人
　君は武家の三男坊として生まれたが、今は流れ流れて下町で貧乏浪人になっている。
　江戸に住んで１年ほど。大火後の混乱で士官の口もあるかと思ったがそううまくはいかなかった。
　食い詰める前に、なんとかしなければ……。
　君の【使命】は、「将来の安定した士官先を見つける事」だ。


PC５　指定職業：僧侶
　君は三年前の明暦の大火の際、火元のひとつとなった本妙寺に務めていた。
　色々とあって、今は寺を離れているが、それでもあの日見た光景を忘れる事は出来ない。
　君の【使命】は、「あの光景を忘れることなく供養を続ける事」だ。


【シナリオの舞台やPCについて】
　時代は１６６０年（万治三年）の江戸。四代将軍・家綱の治世。
　三年前に起こった明暦の大火の記憶も生々しく残しつつも、江戸の町は新たな防災対策を盛り込みつつ復興しています。
　場所は下町にある長屋。
　PC達は全員この長屋に住む顔見知り同士となります。

　明暦の大火についてはwikiも作られてるほどの歴史的な大火事、くらいの認識で大丈夫です。興味のある方はwikiを軽く読んでみるのも良いかも知れません。

　PC１のハンドアウトに書かれているお梅はNPCです。PC1が世話になっている臥煙（火消し）の頭領の娘で、年齢は十代の快活な娘です。


【応募時のお願い】
　ディスコードを使用したボイスセッションです。スマホでの参加も可能ですが、トラブルが発生した時GMは対応できませんのでその点はご了承ください。

【シナリオの雰囲気】
　火事と喧嘩は江戸の華――
　そう言れるくらい、江戸の町は火事が多かったと言います。
　中でも明暦の大火は、江戸市中の６割を灰燼に帰した大規模火災として大きな傷跡を残しました。
　その炎は実は一人の女の情念が産み出したモノ、と噂されているのです。
　眉唾だろうがなんだろうが、江戸が炎の海に呑まれたのは事実。
　あの大火から三年がたった今、熾火となった情念が再び燃え上がろうとしています。
　PC達は炎のような情念から江戸の町を守ることが出来るのか？
　と言ったお話です。


【備考】
　R＆R229号の一ノ瀬友樹さん作成のシナリオです。
　
　本セッションは参加者決定済みなので新規の募集は行っていません。
　
　久々のオンセ＆初めての刀華絢爛適用のセッションとなりますので、皆さんお手柔らかにお願いします。

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