【クトゥルフ神話7版】【抽選制】VOIDの内容

西暦2030年、リボット社は史上初のチューリング・テストをパスしたアンドロイドを開発し、VOID(ボイド)と名付け世界に発表した。VOIDは瞬く間に世界に広まり、今やアンドロイドがいる生活は人々にとって当たり前となったのだ。 

それから20年後の2050年、２つの事件が世間を騒がしていた。

アンドロイドによる連続殺人事件
アンドロイドの連続破壊事件

警視庁はこの2つの事件を終息させる為新たに
公安局刑事課アンドロイド事件捜査係を設立したのだった。



諸君は「選択」を迫られているのだ。


科学技術による「勝利の可能性」か、

それを放棄することによる「確実な敗北」かを


CoC7th「VOID」
制作者：みやお様


【レギュレーション】
新クトゥルフ神話TRPG基本ルールブック
新クトゥルフ神話TRPGクイックスタート
のどちらか


【概要】
2050年代日本半クローズド
公開・秘匿HOあり
人数　：4人
時間　：20時間以上
ロスト：中
戦闘　：不可避
ＰｖＰ：可能性有
後遺症：HOによっては可能性有

　推奨技能：《戦闘技能》《三大探索技能》《コンピュータ》《交渉技能》
準推奨技能：《応急手当》《機械修理》


【HO一覧】
《HO1》
＝ 新米刑事/22歳限定/《近接戦闘(刀剣)》推奨 ＝
貴方は今年刑事になったばかりの新人だ。この若さでの抜擢は異例である。

《HO2》
＝ 新型アンドロイド/《射撃(ショットガン)》推奨 ＝
貴方はHO1のパートナーロボットだ。最新型の機能が揃えられている。

《HO3》
＝ 刑事/30代限定/《射撃(サブマシンガン)》推奨 ＝
貴方は他の課から移動してきた刑事だ。今まであらゆる事件を解決してきたことだろう。

《HO4》
＝ 旧型アンドロイド/《射撃(拳銃)》推奨 ＝
貴方はHO3のパートナーロボットだ。HO3を信頼し、アンドロイドとしてサポートをしてきた。


【キャラシについて】
HO1、HO3は人間PC、HO2、HO4はアンドロイドPCとなります。それぞれ扱いが異なるので、それに注意してキャラシ制作をしてください。
また、新規限定かつHOに沿ってキャラシを制作してください（HOは参加者が決定した後に配布します）

《人間PC》
通常と同じようにキャラシを作ってください

《アンドロイドPC》
アンドロイドであっても人間PCと同じようにキャラシ制作ができます。その際、以下の点に注意してください。
・アンドロイドは頑丈なので、HPが2倍となります
・アンドロイドのHPを回復させる場合、《機械修理》で行う必要があります。回復量は2D3（クリティカルの場合は4D3）
・職業ベースは「刑事」のものにしてください
・アンドロイドであってもSANcがあります
・HPが0になっても死亡しませんが、人間でいう海馬にあたる部分にあるスタックと呼ばれる記憶データを破壊されるか、SAN値が0になると記憶が全消去されます
・以下の機能が付与されます（ゲームバランスが崩壊しない程度ならば機能追加可）
▷見た映像をそのままデータに記録する記録機能
▷アンドロイド同士や無線機との情報の受け渡し


【抽選ルール】
・KP側が抽選を行い、参加者を仮決定します
・仮決定したPL様は一週間以内にこのページに参加表明コメントをしてください。確認でき次第、申請を通します
・コメントを確認できなかった場合、その人数分の補欠抽選を行います。それによる仮決定の場合も一週間以内にこのページに参加表明コメントをしてください


【参加申請において】
参加申請時、「挨拶」「希望HO」「好きな神話生物」をコメントしてください


【KPより】
たぶんグダります。よろしくお願いします。


【ハウスルール】
https://trpgsession.click/character-detail.php?c=170520907459ALZI14210&s=ALZI14210



【公開情報】

 ■公安局刑事課アンドロイド事件捜査係
今回の事件を解決する為に警視庁に新たに作られた課。通称『ドロ課』。主にアンドロイドが起こした事件や、アンドロイドに関わる事件を担当する。戦闘と捜査に秀でた者だけが集められている。しかしアンドロイドの導入に反対している周りの刑事の中にはこの課をあまり良く思っていない者も多い。
PC全員が集まるのは今回が初めてである。

 ■現在の日本 
2030年にリボット社がVOIDを発表、販売を開始してから街ではアンドロイドがあらゆる現場で活動している。
VOIDの開発により人々はより楽な生活を手に入れたが、それと同時に失業率もあがり、失業者によるデモ活動なども頻発していることから社会問題として取り上げられている。

 ■VOID
リボット社が開発したアンドロイド。主に販売されているのは家庭用アンドロイドだが、他にも医療機関や警察、軍事にまで起用されており、様々な機種がある。値段は一台80〜100万程度。
機能は機種によって変わり、見た目は人間とほぼ変わらない。区別をつける為体の一部に製造番号とマークが彫られている。バッテリーが搭載されている為充電の必要はない。
SF小説家アイザック・アシモフが唱えた『ロボット工学三原則』がデータに組み込まれており、人間に危害を加えないよう設定されているとリボット社は発表しているが、今回発生した殺人事件により世間からは疑問の声もあがっている。

 ■リボット社
VOIDの発表によりたちまち経済の中心となったアンドロイド製造会社。街の中心に巨大なビルを構えている。ロボットと人間の共和をテーマとして掲げている。創設者は開発者でもある有馬真仁(ありましんじ)。

 ■現在の警察組織
3年ほど前からアンドロイドが導入され、捜査は人間とアンドロイドのツーマンセルが義務付けられている。しかし中にはアンドロイドの導入に反対する者もおり、彼らによるアンドロイドへの嫌がらせなども日常茶飯事である。

 ■世間を騒がす事件
現在世間を騒がしている２つの事件は情報規制の為か詳しいことは公表されていない。しかし人間に危害を加えるアンドロイドの存在や、破壊はテロリストによるものだと人々の間では噂されている。

 ■テロリスト？
数年前からこの街に存在していると言われている組織。失業者の集まりだとか、プロのハッカー集団であるとか噂が流れているがどれも信憑性はない。しかしアンドロイド破壊事件の現場でリーダーと思しき男が目撃されたことから、再び世間の注目が集まっている 

 ■アンドロイド法
VOIDの導入に伴って新たに規定された法律。ロボット工学三原則に習って作られている。この法を破ったアンドロイドは破壊される。

 【ロボット工学三原則】

・第一条
ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。

・第二条
ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。

・第三条
ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

  これに追加して

・第四条
ロボットは武器の所持を認められない。しかし免許を所得している者に対してはこの限りでない。

・第五条
アンドロイドは必ず製品番号、マークを体の一部に彫らなければならない。

 ■アンドロイドPCの製造番号、マークについて
製造番号はCSのIDとする。マークに関してはデザインは自由。

 ■警官アンドロイドについて
警官アンドロイドもアンドロイド法を守らなければいけないが、捜査に必要な武器の所持や戦闘は係長や緊急の場合はHO1.3の許可を得れば行うことができる。

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