武田　美月（アンサング・デュエット用キャラクターシート）

《シフター》※自PC
【名前】武田　美月（たけだ　みつき）
【性別】女性
【年齢】１７
【所属組織】

《フラグメント》　｜▶変異
◇『つややかな黒髪』
お母さん似で綺麗だねとよく言われる髪。正直言って、別に嬉しくもなんともない。大きくなったらツートーンに染めたい。きっとそっちの方がキレイだと思っている。

◇『美月』
美月。それが、彼女が彼女であるたったひとつの証。

◇『本の虫』
本を読むのが好き。好き、というより……暇をごまかせる、孤独を誤魔化せる、というだけ。

◇『結夏が好き』
家族として好き。なんというか、自由でいいなあ、と思う。品行方正、成績優秀、だから何なんだろう。大きくなったら、そんなの都合のいい若者でしかないんでしょ。
生きやすいのはきっと彼女の方で……ああ、自分が嫌になる。

◇『猫が好き』
だんぜん猫派。猫って、過剰に干渉してこないから。

◇『しょっぱい卵焼き』
「あんたはしょっぱい卵焼きでいい」と、結夏ちゃんはそう、言ってくれた。
それからは、食卓には私用の卵焼きと、結夏ちゃん用の甘い卵焼きを作って並べることにしている。

【設定メモ】
「結夏ちゃんっていいよね。一生懸命がんばらなくても、みんなに好かれるでしょ。私は……いつだってひとりだ、って思うの」
「結夏ちゃんみたいにさ、私だって、何もしなくても愛されたい。ありのままの私なんて、誰も見てくれないんだ」
「一緒に出よう。……ひとりに、しないで」

　成績優秀、品行方正。それ以外は特に特徴もない、内向的な少女。幼くして異界で両親を失っており、両親の親友だった夫婦の家に養子として招き入れられている。
　異界で両親を失ったことから、異界に近しい人を奪われることに恐怖を感じている。寂しがり屋。

　旧姓、上杉。小学生の頃、両親を失った。途方にくれたまま、引き取り手も見つからず。絶望していた時、「うちに来る？」と声をかけてくれる夫婦が居た。
　それは、同級生の両親で……自分の両親の親友家族だった人たちだった。わけも分からないまま、ただ頷いて、縋って、武田家に招き入れられた。
　それまで水と油のように、お互い付き合いの少なかった結夏が、突然同居人となった。最初、何と言っただろう。ただ、他人行儀に「よろしくお願いします」と言ったことは覚えている。
　結夏はそんなことよりも、届いたばかりの２段ベッドに関して「上がいい」と主張を始めた。特にこだわりもなかった美月は、あっさりと譲った。自分の存在感が希薄になった感覚がして、妙に寂しかった。

　それから今まで、近しいけれどどこか腫れ物に触るみたいに、結夏との関係は続いている。彼女は自由で、活発で、器用に人に好かれる。
　対して自分の取り柄と言えば勉強だけで、特に特徴もなく、義理の両親に認められるのも「あなたはいい子ね」。それだけ。
　都合が良いだけの子供なんてやめたいと思う。だが、やめたところで結果は見捨てられるだけ。自分の取り柄なんて、勉強と、いい子であることでしかないのだ。
　対して、そんなことがなくても、ありのままで好かれる結夏は……憧れでもあり、不満の象徴でもある。

【ストーリーフラグメント】
【たいせつな思い出】
『卵焼き論争』
何かしなきゃと思って、武田家で卵焼きを作ったことがある。美月の家の味は甘くない方の卵焼きで……つまり、結夏からずいぶん不評だった。けっきょく、赤の他人の家に間借りしているのだ、というままならなさを感じた、しょっぱい思い出。
『微睡みに落つ、君は』
https://trpgsession.click/comment-detail.php?c=117okayu&i=117okayu_172118661132

《バインダー》※パートナー
【PL：散弾銃】

〇URL
https://trpgsession.click/character-detail.php?c=172043450238KOKESHIparty&s=KOKESHIparty

【名前】武田　結夏（たけだ　ゆいか）
【性別】女性
【年齢】１７
【所属組織】

《フラグメント》　｜▶変異
◇『ピアス穴』

◇『ゆいな』

◇『２段ベッド』

◇『彼氏』

◇『犬』

◇『弁当の卵焼き』

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