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🤔 君は何の味方になりたい? (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)ふむふむ。ほうほう。 皆さん、自分の中の善悪を割とハッキリ言えて凄いと思います。 私にもモラル。というか、倫理観とか道徳意識は人並みにはあるけれど。 どうしても、主観で異なる正義感とか、曖昧な結末。白黒つかない、矛盾に苦しむ不完全な存在。そんなものが好きで、それはそのままでいい、答えが出ないままが美しい、という信条が邪魔してハッキリ言えない。我ながら適当が過ぎる。 でも、こういうのを誰かと語りたい、他人の善悪感が気になる、という気持ちは良く分かる。友達の家にお泊りした時は、寝る前に一度はこういう話をガチで語り合い、朝ちょっと気まずくなるものだ。 全く関係無いかもしれない、個人的な話で恐縮だが。こんな経験がある。 ラノベ読者の御多分に漏れず、自分でゼロから小説を書いてみようと思い立った時の事だ。 主人公は男。二十代、それなりにイケメン。特徴らしい特徴は無し。優しく、正義感が強い。そう、正義の味方だ。 はて? 正義の味方って、つまり何だろう? 法律を守る、的な? 弁護士か警察かな。 弱い人を見捨てない、みたいな? ただの良い人か。 悪人をこう、退治するっぽい? 悪人ってなんだろ。 このキャラクターにとっての正義感。善と悪。それを考えなければなるまい。 主観で異なる正義感を、初めて真面目に考えた恥ずかしくも青臭い思い出である。 TRPG風に例えるならば、PLの正義感とPCの正義感はきっと違うだろうから、PCの数だけ考えなきゃいけないよね、という話。 ちなみに、当時の私は女性に対する男尊女卑。参政権や雇用条件、その他の冷遇の歴史に何故か腹わたが煮えくり返る程に憤慨しており(念の為、私は男で、今となっては何故そこまで怒っていたか謎)。その影響か、このキャラクターは正義の味方からは程遠い女性の味方となった。後悔はしていない。 彼にとって女性は須らく善で、女性を貶めるものは悪である。彼の正義はそこにある。 自分の正義感は当時とはかなり違うだろう。だが、それでいい。 彼もまた、彼のままでいい、と思っている。今でも。
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