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😰 なだめスかし Negotiation 突然だが、『なだめスかし Negotiation(ねごしえーしょん)』という曲をご存じだろうか? ニコニコ動画の歌い手さんから見事歌手となった鹿乃(かの)さんの6枚目シングルで、ウザかわ後輩と陰気な先輩とのドタバタ大学生活を描いたラブコメディ、『宇崎ちゃんは遊びたい!』のアニメのオープニングテーマ曲である。 これを踏まえて、話は今日の朝に遡る。 母上殿がスマホを買って数日、羨ましがった親父殿がとうとう自分も買い替えると言い出した。 親父殿は既にスマホユーザーだったが、所謂『簡単スマホ』という奴で、そうでない母上殿のスマホがどうやら眩しかったらしい。 そこで在庫のある店舗を探し出し、親父殿とも密に連携して買いに行ったのだが……。 結論から申し上げると、控えめに云って大変だった。 身内のわたしが云うのもなんだが、親父殿は短気で頑固、その上偏屈である。 その上で、某社のサービスが気に入らず、わたしが加入している所にMNP(モバイルナンバーポータビリティ。要は番号そのまま)で移りたいと云ったのだ。 最初の難関は予約受付番号の発行だった。 携帯会社を乗り換える際、一時的に必要になる番号を転出先から発行して貰うのだが、この際に「何が気に入らなくて遷るのか?」という事をしつこく聞かれるのである。 わたしは同じ会社で既に二桁以上の年月使って居る為見落としていたが、予約受付番号の前に再三、しつこく父上殿は迫られた。 親父殿は激おこである。 それをなだめスかし、もとい宥め透かして何とか番号を頂き、最初の難関を突破。 途中の説明はまぁそれ程悪くなかったので、わたしも安心していたのである。 ところが、もう一つの難関が降りかかった。 お会計の際に出てきた店長さんが聊か横柄だったのである。 第一の試練で一度沸点に達していた親父殿は即座に憤激、契約寸前で何と破棄せん勢い。 僅か3点だったはずのウルザズレイジが即座にキッカーONで10点軽減不可に早変わりである。 (一部の人にしか分からない表現) そんな親父殿を、TRPG等で培った交渉術でまたしても宥め透かしつつ、店長さんにはなるべく穏便に済むようお願いして、何とかこちらの要求も通し、お勘定も完遂。 最終的に親父殿は新しいスマホを手にした。 そんなのは単なるクレーマーじゃないかと思うかもしれないが、実際その通りなのでぐうの音も出ない。 何にせよ、交渉術と云うのは場面を問わず意外と(?)役立つので、しっかり磨いておきましょう、というお話でした。 どっとはらい、じゃなくてどっと疲れた……。(ノД‘) P.S.一応親父殿も喜んでは居たらしく、わたしが出そうとした遅めの夕飯(〇ック)のお勘定は持ってくれました。
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