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😍 エモクロアTRPG「死亡フラグ建設委員会主催、死亡フラグ体験コーナー」自陣超長感想文 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)注)文字数が制限の5000文字を超えてしまったので(ばか)、全文は以下のふせったーに投稿されています。 https://fusetter.com/tw/x07dv34D まずは本当にDLとして回して下さったシナリオ作者でもある野孤禅さん、そして素敵な共鳴者と一緒に卓を囲んでくださったchiitanさんとアリマリさんに感謝を!みなさんと一緒にこのセッションができて本当に幸せです。 事前情報に『RP重視』とあった通り、みんなでのびのびとロールを楽しめるシナリオ+DL様の回し方で凄く楽しかったです。 ギャグ調な前半、シリアスかつエモーショナルな後半とNPCの存在もあって共鳴者たちの様々な側面を引き出されるようなセッションでした。 おかげさまで自分が連れてきた一針町 秋千日くんのことを、そして砂原 奏多くんと北海 柘榴ちゃんのことが大好きになりました!みんなロールの中で生きていたなあ…… それでは忘備録の意味も込めて、シナリオの流れやその時PL /PCが考えていた事、何よりもここのロールめっちゃ好き!と感じた部分を書き連ねて参ります。 《真っ白な部屋での邂逅》 それぞれの日常を送っていたら気付いたら白い部屋というTRPGといったらコレ!という導入。されど共鳴者それぞれの反応は正に三者三様でしたね。(ちなみに邂逅時に女口調のインパクトをより出すため、日常描写ではあえてロールをしませんでした) いきなりの超常現象に声を荒げる秋千日くんとオロオロする奏多くんをよそに、「夢かぁ」と二度寝しようとする柘榴ちゃん。え、寝るの!?と思わずPLもPCとしてツッコンじゃいました。マイペースな子だなあw キャラシを読んだ印象は元気っ子だったので、おお実際はこんな子なんだなあと初対面にも関わらず新鮮な驚きがありました。 初手でここまで共鳴者たちの個性が出たのは本当に助かりました。おかげさまで秋千日くんらしくちょっと向こう見ずな全力前進ぶりを思う存分ロールできましたので。 その勢いで(ちょっと切り出し方が強引かなあと思いつつも)、協力想定シナリオなので早々に自己紹介のフェーズへと突き進ませていただきました。 「可愛くチカって呼んでちょうだい!」、イメージは腰と胸に手を当てて、上体を逸らしてのポーズです。 思わず呆気に取られた皆さんが……となっていたのは逆に面白かったですね。あそこで沈黙に耐えられない秋千日くんを出して、キツいだけじゃなくて何処か剽軽な印象も出せたらと思いっきりオーバーリアクションしてしまいました。 その後柘榴ちゃんは戸惑いつつもしっかりと自己紹介してくれたのに、またもや流れる沈黙。 あわあわしている奏多君に対して再び「でっ!?」、と天丼ネタを決めれたのは気持ちよかったです。 DLの野孤禅さんも笑ってくれていて、なんとなく凸凹な三人だけど仲良くできそうな雰囲気ができたように感じました!! 皆さんもそう感じてくれていたなら良いな〜。 《死亡フラグ体験コーナー》 またの名は大喜利のコーナー。 不可解なイメージが流れてくるというイベントを挟みつつも、不気味なアナウンスに導かれて扉をくぐり抜けていく一行。ここでまた不可思議な膜に覆われた扉に対するリアクションも三者三様でしたね。 構わず進んでいく秋千日、慎重に指先で確かめた後に意を決して歩き出す柘榴ちゃん、そして怯えつつ着いてくる奏多くん、かわいい。 正真正銘の女の子と魅力5の女装青年もいるのに一番可愛いのが男子学生とは一体……? ともあれ扉の向こうに広がるのは荒廃した世界、そしてその大地の上を無数に走る堀の数々。 それは正しくTrench Warfareの様相、第一次世界大戦をイメージした光景でしょうか? 戸惑う共鳴者たちに対して兵士が勝手に語り出す「俺この戦争が終わったら……」 な る ほ ど!! 本当ここシュールすぎて笑いが込み上げてしまいました。死亡フラグ体験コーナーってそういうこと! そこでDLから何かしらの技能を一人一回だけ振ることでこの状況に介入できると説明が入る。 当然PLとしては状況は分かっているんですが、 直前に秋千日くんが「死亡フラグを知らない」と発言していたので、「直感」の判定に成功しないと状況が掴めないというセルフ縛りプレイに走り出す初心者、周りの皆様には本当に申し訳ない。 導入でかなりイニシアティブを取らせてもらったので、こと「死亡フラグの攻略」にはゲームに詳しい柘榴ちゃんや男子学生の奏多君に活躍して欲しいと世間知らずな秋千日君になってしまいましたw 無事に「直感」の判定にも成功して秋千日くんも状況を掴めたし、なんと言っても柘榴ちゃんの兵士の口をつぐませて「その言葉は無事に帰るまでとっとき」と超絶イケメンなロールも見れたし、万事オッケーでしたね! いや、すごいなこの女子高生。なんか貫禄がある。 続く特撮セットでの戦闘や、化物と人間の戦士の決闘などのシーンへと迷い込む共鳴者たち。 その度にフラグをへし折るかの選択と技能判定を迫られる。 しかし最初のアナウンスにて言われていた「くれぐれも、死亡フラグが立った人物を助けるような真似はお止めください。そうされますと、当コーナーが維持できなくなってしまいます」という注意文もなんのその。皆さんナチュラルに死亡フラグに干渉していきましたねw DLの野孤禅さんのドラマチックな演出もあって、それこそ何かの体験型イベント感満載だったからかもしれません。 ほのぼのとヒーローに目を輝かせる23歳児な奏多くんかわいい。秋千日くんもエモクロアにコンバートする際にコソ練していた針投げの日の目が見れてよかったです。柘榴ちゃんのナビゲートに従って悪者の体勢を崩すなど、協力してフラグを折っていくというプロセスがとても良かったです! (あと三つ目のイベントで「根性」を振って秋千日くんの嘘嫌いをアピールできて良かったです。ロールの伏線を撒くの楽しい) 《流入する誰かの感情》 割れた写真立てから覗く家族写真、 病室で静かに息を引き取った少女、 その少女が描いた「家族四人」の似顔絵、 母子手帳から伝わってきた交通事故の光景、 割れたスマートフォンと届かなかったメッセージ。 それらから伝わってくる誰かの感情。 孤独、哀しみ、後悔、そして恨み。 妹に対して劣等感を抱いており、家族に対して何処か距離を感じている奏多くんは新たな家族の誕生を喜んで知る少女と、そしてそれが無惨に奪われた悲しい過去を視て何を思ったのでしょうか?見ず知らずの誰かの不幸にここまで心を寄り添える、彼は本当に優しい青年だと伝わってきました うって変わって柘榴ちゃんは彼女のトラウマに軽率に触れてくるような映像を見せてくるこの「死亡フラグ建設委員会」に対して深い憤りを感じているようでした。PC視点では彼女の憤懣やるせなさや感情のうねりを深く読み解くことはできませんでしたが、この異常事態を前にしても恐れることなく寧ろ負けん気を顕にしていた柘榴ちゃんは秋千日にとっても心強い仲間でしたよ。 しかしそんな秋千日もまた男の怨嗟が込められた声を聞き、その感情を大きく揺さぶられてしまいました。 ハウリング内容:命の確保、自らの生存の為に利己的な行動をとってしまう。 一見自分史上主義な秋千日くん。確かに自らの美を追求することに並々ならぬ執着を持つ男ですが、これでもルーツに友情(関係)を持つ男です。自らの信念を冒涜するかのような衝動に対し、「製作:裁縫」の判定をすることでHPを代償に正気を取り戻すという提案をさせていただきました。幸い野孤禅さんも快く認めてくださり、判定も成功することでハウリングから脱する事が出来ました。思考流入による精神汚染に対して、かなり彼らしいロールで乗り越える事が出来たんじゃないかとかなりお気に入りのシーンです!! それでもいきなり手から血を流して他のお二人に心配をかけてしまう秋千日くんはまだ年長者として甘かったですねw 《最後の扉を前にして》 異様な雰囲気を漂わせて、次はあなた方の番という言葉と共に現れた最後の扉。 覚悟を決めて扉の向こうへと行こうとする一同の前には再び何かの遺留品が落ちている。 (共鳴値がやばいほど危険域だったので、拾わすのを誰かに任せられないかなあとPLは思っていたのですが、ここで秋千日くんが率先して拾わないのは解釈不一致ですよね、ハイw) そこに落ちていたのはボイスレコーダー、そして「彼」の家族からの想いだった。 シナリオを読ませていただきましたが、ここで起こりうるハウリングの内容は計三つだったんですね!それら全部の内容をちゃんと受けとれたのは運命染みた何かを感じました。 秋千日は娘さんから希望を、柘榴ちゃんはお母さんから愛を、 そして奏多くんは「家族の想い」を受け取った。それはこの絶望で濡れた空間で唯一息づいていた希望であり愛そのもの。 事前のPL会話でここまでの情報をじっくりと振り返る事が出来た甲斐もあり、この扉の向こうに「彼」がいることはもう確信の域でした。 この想いを受け取るべき人がこの扉の向こう側に待っているはず。 私たちは最後の扉を迷いなく開け放ちました。 《貴方が知るべき本当の事》 扉の向こうは赤茶けた砂丘のような世界。空には真っ黒な太陽が怪しく光を放っている。 そして現れる巨大なピエロの頭。彼は今までの無機質なアナウンスとは全く違う、今にも破裂しそうな程の怒りが込められた地を這うような声音と共に私たちに殺意を向けてきた。 (これ以降はふせったーにて全文を投稿しました。https://fusetter.com/tw/x07dv34Dです。)
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