使用人さんの日記 「一歩踏み込んだD&D 5e(ウィザード編)」

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使用人
使用人日記
2018/11/26 19:08[web全体で公開]
🤔 一歩踏み込んだD&D 5e(ウィザード編)
さてファンタジーといえば剣と魔法の世界。剣がファイターであれば、魔法を司るのはD&Dではウィザードである。

ウィザードはD&D 5eのマジックユーザー(呪文使い)の中で一番修得できる範囲が広い。また術の種類ごとにサブクラス(ウィザード的に言えば学派)があり、出来ることが多すぎて初心者が混乱すること間違い無しだ。

そんなウィザードについて、今回は一歩踏み込んでいこう。
ウィザードは呪文をリストとして手に持つ。これは比喩ではなく呪文書を大量に背負って(もしくは異次元から取り出して)使用している。
この呪文書の中から、大休憩(8時間の休憩、睡眠と考えても良い)ごとに、その日使える呪文を準備する。

こう書くと、リスト作り、それから更に使うものを管理とかなり大変なクラスに思えるが、実は逆である。
準備呪文はこれから行く場所に合わせて、トラップを回避するものや戦闘用などと切り替えられるので、便利なクラスなのだ。
ではその呪文とはどういったものか、未プレイヤーや初心者にはイマイチわからない人も多いかと思うので、説明していこう。

呪文はレベル1〜9まであり、それぞれが不可能を可能にできる強さと思ってほしい。
急に何言ってんだこいつはと思うかもしれないが、レベル9の呪文のうちウィッシュ(願い)の呪文はルルブに、君の望みを叶えると明記されている。GM次第ではあるが、フレーバー(ゲームバランスに効果の発揮しない言葉としてのテキスト)ではなく、本当に現実を捻じ曲げ、不可能を可能にできるのだ。

また呪文のスロットというものがあり、その範囲でなら、準備した呪文が使える。例えばレベル1スロットが4あるのならば、準備した呪文からレベル1が4回使えるのである(全て同じでも、違う呪文でも良い)。

次にウィザードはサブクラスによって得意な術のタイプが変わる。
力術、ダメージを敵に叩き込むタイプ、低レベルではこれをほとんどのクラスがメインで使う。
防御術、守りを固めるタイプ、壁を瞬時に作ったり(火の壁を作るなどもありダメージに使える)、相手の魔法を打ち消すことも。
心術、対ヒューマノイド最強、洗脳から心理を読むまでなんでもできる。低レベルでも凄まじい力を発揮する、アンデッドなどに効かないことも…。
死霊術、ゾンビを作るだけでなく、肉体を保管することにも優れている(原則として死体が万全でなければ、蘇生できないことがD&Dでは多いため)。
幻術、使い道は難しいが工夫次第で様々な使い方がある。一例を挙げるなら、これで障害物を生み出して味方のローグの不意打ちを援護するなど。
召喚術、文字通り召喚することでモンスターを使役できるが、高レベルの真価は異次元であろうがどこにでも通路を作れることである(これにより火山地帯であろうが、心穏やかにパーティは大休憩が取れるであろう)。
編成術、物の形を変えることと書くとイメージが湧きづらいが、周囲の生物を巨大化させ君のコントロール下におけると書けばロマン溢れてくる。またこの術の学派は「石」を作れるが、これのためだけに学派を選択する価値があるとも言えるアイテムだ。ダメージを軽減する手段の乏しいD&Dにおいて、この石を持てば耐性(ダメージの半減)が持てる。

ここまで羅列してきたが、これでは紹介に過ぎない。ここからは踏み込んで、更に使える呪文をピンポイントであげていこう。呪文自体は自分の学派でなくとも修得できるので、取っておくことをオススメする。

レベル1、マジック・ミサイル
低レベル帯で唯一と言っていい確定命中、確定ダメージ。これがあれば敵のマジックユーザー以外には絶対的な決定打となる。
シールド
リアクション(1ターンに一度使える自身のターン以外のアクション)で使用でき、攻撃がヒットする時orマジック・ミサイルの対象となった時に発動。ACに+5を得て、マジック・ミサイルのダメージを消せる。つまり確定ダメージに対するメタ。

レベル2、シャター
低レベル帯では半減されにくい雷鳴ダメージの広範囲魔法、射程も広く敵にダメージをばら撒きやすい。轟音が鳴るのもポイントで、自身が1人きりとなり仲間と逸れ、敵に囲まれたときに救難にも使える(逆に言えば、敵に自身の攻撃を教えてしまう)。
ダークネス
一点を中心に60フィートまで魔法以外で見通せない闇を作る。これは明るさ「暗い」に相当し、こちらからも攻撃しづらくなるが、対象を選ばない魔法であれば関係ない。例えば上記のシャターならば、一点を基軸に相手にセーブをさせるため避けられず、こちらは闇の中にいるため相手からの攻撃は当たりづらいという場作りができる(味方の戦闘職には立ち位置を注意)。

レベル3、アニメイト・デッド
ウィザード最速の味方を作る呪文。ゾンビを作る、これを覚えれるのはウィザードレベル 5なので、強力な味方となってくれるだろう。これで作ったゾンビへの命令はアクションを使わないので、単純計算でも手数は2倍以上。注意点は死霊術という部分から、世界観やシナリオの道徳観と反する可能性が高いこと(GMに要相談)。呪文発動自体に死体が必要な点も問題点が多い、遺体を棺桶で持ち歩くのは物騒だし、だからといってダンジョンで死体を作るわけにはいかない…。
カウンタースペル
リアクションで呪文の発動自体を無効化できる。条件はもちろんあるし、リアクションを使う点、レベル3スロットを使う点が問題だが、相手の呪文を消せるというだけで取るべきである。GMが操る死霊術師や召喚術師の魔法を相殺して驚かしてやろう!(GMが初心者相手に使いまくるのは大人気ないぞ!)

レベル3までが普段のレベル帯で使うであろうから、本日はここまで!リクエストがあれば4以降も書くよ!
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レスポンス

やっさん
やっさん使用人
2018/11/26 19:28[web全体で公開]
> 日記:一歩踏み込んだD&D 5e(ウィザード編)
ウィザードも面白そうですね。ローグになれたらウィザードもつくろうかな

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