使用人さんの日記 「一歩踏み込んだD&D 5e(クレリック編)」

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2018/11/29 09:15[web全体で公開]
🤔 一歩踏み込んだD&D 5e(クレリック編)
さて、ついにこの時が来た、基本4職のうち最期の一つ、クレリックについて書いていこう。というのもこのクレリック、とにかく出来ることが多いのである。話しによれば以前からここまで(D&D 5e)まで強化され続けているとか。逆説的にここまで強くないと使いたがらないクラスと言える。
その理由とクラスの特徴が一体となっている。ズバリほかに類を見ない回復職なのだ。回復職なのに強化され続けているのか?と思うなかれ、このD&Dでは回復が間に合わないと全滅することは日常茶飯事、クレリックをパーティ内で担うものは延々と強敵のプレッシャーに晒されながら回復し続けなければならない。

もちろん回復大好きなPL、私こそが縁の下の力持ちだというPLは良いだろう。回復呪文に、バフ(補助)を味方に掛け続ければ良い。

だがこのクラスに必要とされるのはそれだけではない。
このクラスはサブクラスを取得すると同時に、攻撃能力を身につける(生命の領域以外)。
嵐と光の領域はそれぞれ、雷と炎のウィザード力術を習得し、魔法で敵を薙ぎ倒せるようになる。
戦と欺きの領域は、前衛で殴り合えるための能力を習得し、ファイターのみでは守りきれない前衛戦線を2枚目の壁として立ちふさがる。

つまりはクレリックはやることは多く、その上回復職という特徴から、自身は倒れるわけにはいかないという玄人向けクラスなのだ。
ついで言うなれば、ウィザードと同じく、呪文を大休憩毎にシナリオに合わせて調節しなければならない。
レベルが上がればどんどんやれることが増え、悪しき存在の探知、戦闘での足りないポジションの穴埋め、対アンデッド特攻隊長、回復職としての責務…あげていけばきりがない!

そうクレリックが不人気(選ばれない)理由はパーティとしてクレリックの役割が重いことに比例してしなければならないことも多く、自身のミスがパーティの全滅に繋がるというクラスだからだ…。


だが臆することはない、このクラスはそれ故に強い!
先ほどもあげたように、魔法と剣両方が選択肢に入り、回復に努めたい初心者には生命の領域という回復特化のサブクラスもある。
クレリックがミスした場合責めるようなパーティならば、こちらから蹴ってしまえ!(クレリックに限る話ではないが、他人のクラスに口出しするなら、その人がそのクラスをすれば良いのだ)

さて熱くなってきたが、ここからは恒例のセオリー&呪文チョイスの時間だ。
まずは基本となるのはレベル1呪文のキュア・ウーンズ。
これは触る必要があるがレベル1クレリックから使える主要回復手段で、上級のクレリックも微量の回復の際には使う優れもの。これは絶対にとっておこう。

ではここからはサブクラス毎の呪文紹介だ。
生命の領域、回復系
このサブクラスはとりあえず回復と蘇生を取っておけば良い。なぜなら他のことを考える必要がないほどサブクラスの中で回復に特化したものだからだ。低レベルの頃から回復量が増加され、常にパーティを安定させる(他のサブクラスと違い打点が無いので、火力のゴリ押しはできない)。
欺きの領域、レベル2ミラーイメージ
レベル2呪文と低レベル帯最高クラスの呪文であるが、その分効果は絶大、言葉通り自身の鏡像を生み出して相手の攻撃を無効化する(遊戯王ならマジカルシルクハット、アニメポケモンならかげぶんしんがイメージは近い)。もちろん効果時間もそれなりにあるので、ボス戦と分かっていればとりあえずジョッキ!の感覚でミラーイメージを使えば良い。
嵐の領域、レベル2シャター、レベル3ライトニングボルト
両方ともウィザード力術だが、このクラスは覚える。さらに言うと嵐の領域の神聖伝導という神から借りた力を使えば、ダメージが最高値固定で撃てる(このサブクラス選んだ時点で一回は使える)。固定値論者が大喜び、というか最大値固定なので、運ゲーマンにも勝るサブクラスである。
光の領域、レベル3ファイアーボール
一点を起点に爆炎で焼く、説明不要の高火力ウィザード力術、こちらは嵐と違い固定値では無いが、そもそものダメージダイスも高いので気にならないはず。
戦の領域、特になし
この領域では回復も他のサブクラスも覚えるが、最大の特徴はそれではない。クレリックはサブクラス毎に打撃(斬撃なども含む)を相手に与えた場合、そのクラス特徴のダメージを追加する光なら[光輝]、嵐なら[雷撃]という感じである。このサブクラスはそれに加えて、ボーナスアクションで殴れるのだ。もちろんボーナスアクションのダメージにも追加ダメージがのる。更には武器の習熟もあるので、魔法の武器も難なく扱え、前衛しつつ回復という形の理想形である(ボーナスの攻撃は回復のメインアクションとは別なので、ケースによっては味方を回復して攻撃してもらい、自身のボーナスで駄目押しもできる)。

さて、ここまで書いてきたが、強いというのはよくわかってもらえたのではないだろうか?
神に仕え、敵に天罰を与えるロールプレイをしたい方は是非キャラメイクしてほしい。何故なら常にパーティは癒し手を欲しているのだから…。
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