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😶 なりきりRPの行き着くところについて 最近セッション記録を書こうかなと思いつつも、書いてすらいない私でございます。そもそもオンセンで活動してるの生きてるの? と思われてそうなレベルですが、実はひっそりと活動してます、セッション予定が6月分まで埋めてしまっただけなんです。 さらに実はですね、ゴールデンウィークはゲームマーケットに参加しておりました、ステルス戦闘機として、他の参加されている方をからかったりなんだりお菓子ばら撒いたり、楽しく遊ばせていただきました。 さて、このくらい雑談を行えば、続きを見る、という項目に以下の文章が隠れる頃合でしょうか。 本日雑談として書き連ねたいのは、いわゆる「RP」というものに関しまして、「なりきりRP」と言われるものの行き着く先についての、軽い悩みといったところです。 なりきりRPといいますと、版籍キャラとオリジナルキャラの、二つのジャンルに大きく分かれますが、今回はオリジナルキャラに関してのお話をさせていただきます。 いわゆるなりきりRPというのは、普通のRPとは違って、単純に行動宣言や、セリフの宣言だけではなく、そのPCになりきった演技的要素や、そのPCの意思を尊重し、時にはゲーム性から外れた行動もとる、舞台性の高いRPとなります。 そうしたRPのため、役者のような演技力などが問われてきたりもします。そして、そのような演技のため、さまざまな手法を用いて、よりリアリティのある、人の心に響くRPを行えるように、様々な試みを行います。 そうした試みの中で、私が行っている手法として、PCを人工知能、あるいはイマジナリーフレンド、そのような呼び名で呼ぶことができるような存在として、シュミレートを繰り返し、PCの思考思想価値観そして知識情報も加味した上で、行動や発言、感情まで、普通に生きている人間と変わらないように、人格を構築する事を、数名のPCで行っております。ひどい話、多重人格を意図的に作っている行動です。 行動選択や発言などを、このPCの人格に行わせることにより、PCそのものの発言として、行動として、行うことが可能となります。この人格の出来具合によって、ここのリアリティが変わってくるのですが、今回はそのリアリティの問題ではありません。 こうした脳内にて作られたPC、イマジナリーPCとしておきましょう。さらにややこしい話ですが、このPCは基本的にセッションに存在するものであり、私の視点で見えるメタ的情報を把握することはできません。そうしたメタ的視点を持つPCと持たないPCの両方を同時にシュミレーションしたりもするのですが、そうした場合に、問題が起きました。 メタ的視点をもつPCが、そのPC自身の望む行動の為に、PL同士での問題すら些細な問題とし、行動宣言を求めることです。 私とは、PCのRPを行うPLである以前に、人であり、同じセッションにいらっしゃるPCの方もまた、PLであるまえに人です。そうした人に対して、問題となる行動を、セッションの中で必死に生きるPCは、行おうとすることもあります。 先日、私が問題視したところは、過激な行動ではなく、その発言をPCが感情のままに言うと、PL同士でややこしいことになりそうだと言う事でしたので、その時のみただ行動宣言だけを行うように、行動方針を変えました。 なりきりRPは演技であると言いましたが、ある意味では演技ではないのです。こうした方法をとりますと、仮想世界に生きるそのPCの、本当の言葉になります。 そうして、私は知っています、心からの言葉は、人の心を時には壊れるほどに揺さぶってしまうことを。 これが舞台で、台本があって、その流れを互いに把握しており、人の心を揺さぶるような想いを、研鑽して本物に近づけていく行為なら、まだお互いにそれが台本の話だとわかります。 ただ、これが仮想世界とは言え、ほんとうにその時しかない、一瞬の、生涯続くような、そんな想いだったら、それはほんとうに、危ういものです。 本気を出してはいけないのだと思います。ただ楽しめる範囲に留めなければ、それは、本当になってしまいかねません。 ですからこれはロールプレイなのです。
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