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😶 リアル旅 縁あって、先週末、ベトナム中部のニャチャンにある「ポーナガール遺跡」を訪れました。 ポーナガール遺跡は8世紀に建てられた宗教施設で、カンボジア経由で入ってきたヒンドゥー教を祀っているそうです。 主神は、ポーナガールという神様で、どうやらもともとの土着の神様とシヴァの妻であるウマー神が同一化されたものなのだそうです。 まあ、キリスト教がどんどんと土着神をデーモン化していくのに対して、ヒンドゥー教や仏教は土着神をどんどん仲間にしていきますよね。 と、これらの薀蓄は、実際に遺跡を訪れた後で調べたこと。 実際に行った際には、ベトナムは仏教国だと思っていたので、祀られている神像がシヴァ神だったりガネーシャだったりハヌマーンだったりで、ちょっとびっくりしたのです。 ガネーシャはよくインド料理屋で祀っているのを見るけど、シヴァ神やハヌマーンの神像を見るのは初めてかもしれぬ。 と同時に、「山の上の宗教遺跡」「少数民族」「土着化した宗教」→「あ、これクトゥルフ(あるいはメガテン)のシナリオになるんじゃね?」などと思いついて、ついついネタになりそうな言い伝えとかが無いかと探してしまった次第なのです、なんと不謹慎な! ちなみに、「飛頭蛮」ってろくろ首の元ネタ的な存在は、このベトナム中部にあった「チャンパ王国」の伝承らしいよ。 あと、鶏の一種の「ちゃぼ」は、このチャンパ王国原産の鶏を日本で品種改良したものだそうな。 いろいろと関連性というか、ネタはあるな! えーと、まあなんだ、シナリオのネタに詰まった時は、あまり下調べをしないままに遺跡にでも行ってみると妄想が捗るんじゃないかな、うん。
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