肉祭ポメタロスさんの日記 「セッション難民」

肉祭ポメタロス
肉祭ポメタロス日記

2017/05/27 01:47

[web全体で公開]
😶 セッション難民
 オフライン布教活動が成就しない。魂を売り払い「クトゥルフは桃鉄」といった言いくるめ初期値以下の冒涜的豪語をしたのにも関わらず、オフラインでセッションをしてくれる逸材が人っ子一人見つからない。
 布教しようにも、そもそも友達がいない。
 昔から友達関係が継続しないのだ。「にくきゅうってさ、自分から連絡してくんないよね!」とキレたのはマナちゃんである。マナちゃんは「他人の心に触れる努力をもっとすべきだ」と言った。そうだなぁと思いつつ、結局マナちゃんとも家が遠くなったら連絡先は知ってるが連絡しない関係となってしまった。
 今度、色々あって海外に行くのだが、お土産を買う人をカウントしたら親族、クラスの人、バイト先の人の3種類であった。3種類……友達はどこへ行ってしまったのだ。
 これではオフラインセッションは夢のまた夢。ただただ「身内卓」という言葉に焦がれるのみ。

 そう思っていたところ、雑談ルームにて「TRPGカフェ」「コンベンション」などを知った。オンの友達が出来るためにはどうすればよいのか、雀荘や碁会所のように行けばいつだってセッションが出来るような場所はないだろうかと思い色々尋ねたところ、教えてもらったのだった。

 コンベンションはイベント式で、いろんな場所で行われる。TRPGカフェは毎日セッションが行われているカフェだ。
 自身の生活のスタイルが社会人学生&毎週テスト&突発バイトと特殊なため、時間が出来たら特定の場所へ行き、そこで晩御飯でも食べつつセッションするのが理想であった。カフェというスタイルは、まさに理想の究極系に近いといえる(究極系はTRPG居酒屋)。

 しかし残念ながら、カフェは予約制で、しかも予約もいっぱいいっぱいであった。それどころか抽選やキャンセル待ち状態。とても気軽に行って、すぐにTRPGというのは難しそうだった。この溢れんばかりの応募数に隠れたセッション難民を、私は思った。

 セッション難民。セッションがしたいのに出来ない人々。そして彷徨う人々。
 精神的・肉体的都合で予約式のセッションに応募するとき勇気を必要とする難民。特定の条件下でないとセッションに意欲的になれない難民。生活スタイルが意味不明でオンラインもオフラインも「都合を合わせてセッション」が困難で、突発的なセッションに運よく入り込むしか出来ない難民。様々な難民がいるのだ。様々な難民は、自分のスタイルに合いそうな理想郷を目指す。その一つ、TRPGカフェに、一部の難民たちが集っているのだ。
 クトゥルフは人口が多い分、まだマシな方だろう。少数民族系セッション難民の苦痛や、如何ほどのものか。

 うん……うん……。
 KPやりゃいいじゃん……。
 セッション難民みんな突発でKPやれば良いじゃん。そうすりゃ難民みんないなくなるじゃん……。
 難民から脱出するには開国あるいは建国である。毎日セッション難民が建国記念日していけば良いのだ。うん…うん……誰か頼むよ。抵抗ロールと正気度ロールが何度読んでも理解できないから……。

 Cocトライさんがあればなぁと思いつつ、今日も夜が更けていく。
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