もぺ島さんの過去のタイムライン

2019年07月

もぺ島
もぺ島日記
2019/07/04 19:23[web全体で公開]
😶 アナタがギミック・ジツの起動に慎重になるべき理由
ドーモ、もぺ島です。
こういう日記のあるSNSには実際古式ゆかしいアトモスフィアを感じる。
昔……遥かなる昔。まだネットワーク空間そのものが目新しかった時代……。テキストサイトという文化が存在した。
あの時誕生したニンジャはブロッゴやツイッターアー、巨大掲示板などの発生により移り住み、一つのネット文化は終焉を迎えた。
このようなネット文化の興亡に思いを馳せることは、人々の心にショッギョ・ムッジョやインガオホーといったコトダマを想起させる、ゼンめいた行いであることだろう。
テキストサイト……Flash黄金時代……モナー、ギコ猫……。
ブームの移り変わりの早いネット文化は、今も常に新たなミームが生まれては陳腐化していく……。
例えばフタエノキワミなどに代表されるニコニコ動画文化……最近ではクッパ姫……。

老人の懐古思想めいた昔語りはここまでにして、今晩もテキストを投稿しようと思う。
アナタがギミック・ジツの起動に慎重になるべき理由だ。

コンセンサスの重要さは、昨晩アナタ方にお話した通りである。TRPGは(概ね)自由な遊びであり、GMがどのようなシナリオにしようともそれは自由である。
それと同時に、プレイヤーはどのような挙動をGMに申し出ても、それは自由である。
……そう。コンセンサス! それが取れてさえいるのであれば、だ。
仮にあだるとふ等で仲良くなったサイバネ娘と前後したいと考えたとして、相手方が乗り気であればそれは自由恋愛とかそういうナンカであると私は思う。画面の向こうについて思いを馳せるとニューロンがばくはつするので、深く考えまい。

今回アナタ方に言いたいのは、そのコンセンサスに似るものである。
ギミック……GMが己の力を振り絞り、シャウトと共にそれはシナリオに搭載される。
それは例えばダンジョンの鍵となるリドル(なぞかけ)……禅問答めいた難問の前にPC達は頭をひねり、集合知でこれを突破するだろう。それはとても善いTRPG体験であることだと私は思う。
GMはPLとイクサをしたいわけではない……そう考えられるGMであれば、きちんとヒントを用意するだろう。
そのヒントを頼りにPL達は力を合わせ、リドルを解く……ワオ……TRPGの良さがそこにはある……。
しかし、アナタは考えなければならないことがある。卓メンバー間のカラテの差だ。

実際、オンライン・セッションでメンバーを募った場合、カラテの差はモータルからアーチニンジャまであるだろう。
ではアナタはモータルとアーチニンジャ両方が同じ卓に座った時、どちらに合わせるべきなのだろうか?
答えはモータルである。……これはコンセンサスの話に実際似通っている。
TRPG体験はメンバー全員が興奮できるものであるべきだ。誰かを置いてけぼりにすることは奥ゆかしくない行為である。
アーチニンジャがモータルに歩幅を合わせることは可能でも、その逆は実際不可能であるからだ。
ニンジャでなければゲームに参加してはいけないのか? クイズが得意でなければ参加してはいけないのか?
特定の事柄について詳しくなければマヌケなのか? ここは学校ですか? おかしいと思いませんか? アナタ。
アナタがしているのはゲームである。それも、全員で協力するチーム競技めいたゲームである。
それは例えばサッカー……バスケットボール……ベースボール……そう、心にソンケイが必要だ。

じゃあく存在に乗っ取られたGM存在は、難易度をアーチニンジャに合わせ、アーチニンジャと肩を組んでサケを飲む。
そうして、戸惑い、怯えるモータルを眺め、さながら拷問めいたマスタリングで楽しみだすという……。
そんなことになってしまったら卓は割れる。そして画面の向こうにいるモータルが、リアルでアーチニンジャでない保証などどこにもないのだ! アナタは断言できるだろうか、ある時突然ニンジャに襲撃されることは絶対にないと。

マスタリングは実際難しい。しかし、置いてけぼりを作らない努力はできるはずである。
卓を囲う友、全てにソンケイを胸に抱くべきだろう。今日一緒になったモータルは、あっという間にニンジャとなる可能性を秘めている。
そうした後にいつかアナタに素晴らしいシナリオ・カラテを披露してくれることもあるだろう。

また、極度なメンター気取りや過度なコーチング行為は、やはり奥ゆかしくない行為である。
過保護な挙動はプレイへの意欲を失わせることに繋がりかねない危険な行為である。
また、何もかもアカチャンの如くにしてやらねば動かぬというのであれば、それは恐らくTRPG体験をする土台が出来ていないものと思われる。
システムに慣れぬモータルなのか、そもそも困ったアカチャンなのか……それもアナタは見極める必要がある……。

GMには多くの苦労がある。しかしアナタも当然TRPG体験で興奮できなければ意味がないのだ。
そうして、メンバーがアナタの設定した困難やギミックを乗り越えてエンディングを迎えた時、きっと一番興奮できるのはアナタであるはずだ。
心にソンケイを持つ者たちが卓を囲んだとき、きっとその興奮と感動は約束されたものになるだろう。

アナタ方のTRPG体験が善いものであることを私は祈っています。
テキストの投稿は今夜で三日目になりましたが、「三日で破門」のコトワザのように、ワタシのテキストはひとまずこれで終わりとしたい。
今後もあるとすればそれは私が特別書きたくなった時でしょう。それは実際不定期であり、需要が不明。
このようなテキストを私が書いたのは、私自身のノスタルジーのためであるからだ。

それでは、またいつか電子オンセン空間で会いましょう。
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もぺ島
もぺ島日記
2019/07/03 19:45[web全体で公開]
😶 アナタがシナリオにニンジャをエントリーさせることに慎重になるべき理由
ドーモ、もぺ島です。
こういう日記のあるSNSには実際古式ゆかしいアトモスフィアを感じる。
昔……遥かなる昔。ワタシはmixiやブロッゴなどでこういう日記に一種の愛着を感じていた。
これらを投稿することで自分が何かすごいことをしているという錯覚を感じることができた。そして一年も持たなかった。
少しばかり当時のノスタルジーを感じながら、電子オンセン空間にテキストを投稿したいと思う。

この世には矛盾した真実がいくつもある。本来排他的関係にあるものが同時に存在する、灰色の真実……。
その内の一つが、あるときツイッターアーの青い小鳥が運んできた言葉にも表れている。
「オタク存在はコミュニケーション不全である場合が実際多いが、コミュニケーション遊戯行為であるTRPGをやりたがる」
これには胸を穿たれた想いだった。あまりの切れ味にニューロンがばくはつし、廃人になるのではないかと思った程だ。
あの時はハイクを読むべきかどうか本気で悩んだものだ。
では、TRPGとはオタクにあるまじきコミュニケーション強者でなければ遊んではならないゲームなのか?
そうでないのは皆さんご存知の通りですね? きちんとお話ができればゲームは遊ぶことができる。

ではそろそろ本題に入ろう。アナタがシナリオにニンジャをエントリーさせることに慎重になるべき理由だ。
これは何も先ほどの重く辛いしんじつと無関係な話でない。(もしもアナタが自分はコミュニケーション強者であると思うのであれば、あるいはオタク存在がナンカ光の戦士とかそういうのだと考えるニュー・ジェネレーションであるのであれば、これ以上テキストを読むことは推奨しない)
つまりこれはコミュニケーションの話であるからだ。
それをたとえ話でアナタ方にお話ししたいと思う。

ある時、GMがCOCをやると言った。「舞台は?」と一人のPLが尋ねた。GMは答えた。「近未来日本」であると。
少し変わっているな、と思ったPLは「パトレイバー的なものか」と考えた。もう一人のPLは「AKIRA」ではないか? と考えた。しかし、GMはOPで宣言した。「ここはネオサイタマ。悪徳とマッポーの蔓延る土地」であると。
PL達は情景描写を聞くにつれて眉を顰め、悲鳴をあげるニューロンに眩暈を覚えながらも解釈する。「なるほど、ブレードランナー的なものか」などと。あるいはシャドウランと理解したかもしれない。
しかしそこに邪神存在めいてニンジャが登場したとき、ついにPL達は急性NRSを発症し……発狂して失禁。卓は割れた。

もしもこれがGMが最初から、「ニンジャスレイヤーTRPG」をやると宣言していたならばどうだろう?
PL達は即座に戦闘態勢に入り、卓を囲う者は漏れなくニンジャになっていただろう。
そして赤黒い死神と壮大なイクサをしていたかもしれない。

この違いはどこで生まれたのか? システムの違いだと考えたアナタ! アナタは少し単純に考えすぎている。
これはつまるところ、コンセンサスの問題である。GMとPLの間の合意である。
もしもCOCでニンジャを出すのであれば、GMは最初に「今回のCOCはニンジャスレイヤーシナリオである」と宣言しなければならない。それはネタバレではない。
ネタバレを防止することと、アンブッシュをしかけることは異なる。
アナタはアンブッシュをしかけてPLをやっつけることが目的ではないはずだ。そのことを思い返すべきである。

これを間違えると、ほのぼのした魔法少女シナリオだ、実際プリキュアめいているなどといってマージナルヒーローズを開催し、まどか☆マギカ的アトモスフィア溢れるシナリオを行い、卓が割れることになる。

コンセンサス……それはコミュニケーションによって得られるものである。
シナリオ開始前に、そもそもPLを募る際に、それは取るべきものである。盛り上げるために何かを伏せることと、アンブッシュは違う。それを忘れないことだ。
COCでニンジャを出すのが罪なのではない。ワタシはソレを実行に移すのは地球環境や海産資源、ラッコか何かに悪いのではないか? と懸念を感じるが、悪いとは言わない。
しかし、突然探索者達をネオサイタマに誘い、ニンジャのイクサに巻き込み、首を刎ねるような真似は奥ゆかしくなく、そのようなキーパリングはブッダも怒り、アナタの友も静かに光り出し、アナタはマンゴーをもぐなどの研修を課せられることになる。

コンセンサス……それが得られないのであれば、如何なる奇抜で素晴らしいアイディアも奇襲になってしまう。
何も種を1から10まで開示せよというのではない。そのシナリオのアトモスフィアを先に話すべきだ。
ニンジャを出すのであれば、ニンジャとは何かを解説し、ニンジャが出ることを示唆するべきだ。
そして、それを受け容れるPL達と卓を囲むべきだ。ニンジャは恐ろしい! 見たくもない! そのようなPLを無理やり卓に座らせることはゲームではなくハラスメントである。
アナタはゲームがしたいのか? それとも凄惨なイクサが行いたいのか? そこを勘違いしてはならない。

少しばかり長くなったが、これは当たり前のテキストであると思う。
アナタ方のTRPG体験が善いものであることを私は祈っています。それではまたいつか電子オンセン空間でお会いしましょう。
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しいなず(椎名七十七)
しいなず(椎名七十七)もぺ島
2019/07/03 00:06[web全体で公開]
> 日記:ここは温泉。ここは電子オンセン空間。
忍殺キメた文体が流れてきて「お?」と思ったらあなたでしたかw
もぺ島
もぺ島日記
2019/07/02 23:55[web全体で公開]
😶 ここは温泉。ここは電子オンセン空間。
ドーモ、もぺ島です。
こういう日記のあるSNSには実際古式ゆかしいアトモスフィアを感じる。それは例えば古き良きmixiなどのコミュニティ・サービス。彼らは今もある。しかしかつての栄光は過去のものである。ショッギョ・ムッジョ……全てのサービスに絶対も永遠もないように……。
そう、それは例えばどどんとふ。Flashの脆弱性に起因する問題からどどんとふはFlashと共に滅ぶ。
我々はいつか、その親友を失い……それでも卓を求めて歩き続けねばならない……我々は卓を求める。さながらズンビーの如くに……。
環境という友ですら絶対ではないというのに、何故画面の向こうにいる卓を囲む友が絶対であると言えるだろうか?
画面の向こうにいる存在はAIではなくヒューマンである。これを勘違いすると実際卓は割れる。
相手は要求を通せばその通りになるコンピューター・ゲームではない。ゲーム脳になってはいないだろうか。家族と会話をしているだろうか?
アナタのブレインが過熱しすぎていると感じた時、ワタシはアナタにチャとスシを勧めるでしょう。
あるいは、ドリトスとコロナ……。チャとスシ。ドリトスとコロナ。一見相反するこれらは……しかし血中に作用するケミカルなナンカが複雑にスパークし、あなたのブレインに作用することは実際同じである。
とにかくそれらを摂取した後に速やかにザゼンを組むことで加熱しすぎたブレインは収まるでしょう。
もしあなた方にチャドーの呼吸を嗜む方がいるのであれば、チャドー呼吸により己の中の悪しき洋マンチ・ソウルを退散させることができる。
だれしも心に洋マンチ・ソウルを飼う。それはさながら悪童の如く手がつけられず、猫のように移り気である。
悪しきソウルに乗っ取られてはいけない。アナタはそれを常々認識する必要がある。わかりましたね?
私の記念するべき初投稿は以上です。質問はありますか? ありませんね。
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