アサルトエンジン

書籍説明

アサルトエンジン システム:

アサルトエンジン

明るい ☆☆☆★☆ ダーク
書籍種類: 基本ルルブ リアル ☆☆☆★☆ ファンタジー
発行年月: 2012-09 直感的 ☆☆★☆☆ 頭脳的
所持する人: 50人 短時間 ☆★☆☆☆ 長時間
コメント数: 1件 初心者向け ★☆☆☆☆ 玄人向け
著者/編集:富士見書房,灘新一郎,Bridge-Head
出版社:山下直久,KADOKAWA

プレイヤーキャラクターは学園機関アサルトエンジンの生徒となる。この機関に所属するのは遺伝子的変異を遂げた超越者である「ハイランダー」であり、人類を守護する使命を帯びている。
すなわち学園に寄せられる依頼や教師から与えられる課題をこなしつつ、更には人類の仇敵である始祖ジェネシスらとの攻防を繰り広げるというのがこのゲームにおける冒険の主な目的である。

アサルトエンジンへのコメント一覧

猫塗れ亭二二
1. 猫塗れ亭二二
2017/03/04 12:33
ギャンブル要素が面白いと思える人や、
『面倒な要素は要らねぇ!ただ敵と戦わせろ!』な生粋のバトルマニア(世に言う6型)、
TRPGでストレス発散要素を求める方なら、
確実にハマると思います。

戦略が極めて豊富な割にその大半が直感的な行動で可能であり、
シークエンス(他で言うクラスや職)を効率から見れば点でダメな組み合わせにしても、
ウィル(賭けたりして稼ぐ特殊能力のポイント)による豊富な要素が強力なので、
意外と良い活躍が出来るので自由度がかなり高くバランスが良いと言えます。

何より仲間の行動にウィルをベット(賭ける)行為や、
タイミングIN(特に記載が無ければ本当にいつでも使える)アーツが使用可能なおかげで、
ターンプレイヤーになるまでする事が無く暇になるということはありません。
(※ヘリックスというその場のハイランダーと協力関係者を繋げていると、
他のPCのサポートをウィルを使いサポートも出来ます)

GMの扱うモルフやクリーチャー(敵キャラ)は1~2種類の行動が手順込みで決まっているので、
その通りに行動しつつ対象選びに指定が無ければ、
とりあえずその場その時の現在HPに防御力を足した数値が高い相手を攻撃するだけで、
強過ぎず弱過ぎない絶妙な敵の強さを再現出来るので、
GM負担もかなり軽いです。
(※モルフやクリーチャーは欲望に忠実で破壊衝動があればそのままに動きます。
白銀のレギントというジェネシスが手を加えたモルフやクリーチャーには例外もいるようですが、
基本的に他のジェネシスの手による場合を含み、
モルフとクリーチャーの行動は世に言う力任せのチンパンプレイなのでそれさえ忘れなければ世界観が破綻する事がなくその存在らしさを保てるのです)


欠点は公式シナリオのストーリーは暗いか重いのばかり多く、
明るいかギャグ系のPCが何名かいないとかなりどんよりとした空気になる事くらいでしょうか。
(※学園物なのでシナリオは作りやすく明るいシナリオの自作しやすいので、
暗かったり重いストーリーが苦手な人には大きな良点と言えるでしょう)


サポートに関しては全て非公式ながら、
キャラクター作成ツールは某有名TRPGサイトに置いてあります。
上記ツールで少し工夫すれば楽にモルフも作成可能です。
クリーチャー作成ツールは既に無くなったサイトをある方法で閲覧する事にて不完全ながら存在しますが、
クリーチャー作成による一番複雑な所を楽出来るのでオススメします。


余談ですが、
アサルトエンジンの公式サポートは製作スタッフがほぼ全員壊滅状態であり、
公式による更新は望めません。
代わりに私が最後スタッフと話せた時の情報によると、
『もし、ジェネシスとどうしても直接戦わねばならないシナリオを作る場合は、
そのシナリオの推奨CLを参考にし、
ジェネシスの階級(ルルブ記載ジェネシスの中で惑乱のダーナ以外は下位であり、
彼女は時系列次第で上位にまで上り詰めます)
(下位・中位・上位・始祖)に合わせ2~5倍のCL(結果CL9以下ならCL10)とし、
全アーツ(ハイランダー・モルフ・クリーチャー)の中からそのジェネシスの設定や雰囲気に合ったアーツを覚えさせる事。
他はモルフ作成ルールに則ります。』
と返答がありましたので、
それに合わせてオリジナルシナリオによるキャンペーン等を考えても良いかも知れません。
いいね! いいね!0