【シノビガミ】【初心者向け】忍法帖 虎ノ巻の内容【TRPGシナリオ・セット】
基本情報
sharpシナリオ・セット 8 | |
登録日:2017/10/21 09:15最終更新日:2024/05/02 00:53 |
タイトル: | 【初心者向け】忍法帖 虎ノ巻 |
TRPGシステム: | シノビガミ |
適正プレイ人数: | 2~4人 |
適正レベル: | なし |
目次・解説など及びシーン情報
目次・解説など:
―進行― PL人数に合わせて、NPCの数を調整します。PLが4人ならそのままに、PLが3人ならPC④をNPC化、PLが2人ならPC③とPC④をNPC化してください。NPCのデータは事前に用意しておくか、サンプルキャラクターを使うと良いでしょう。 PLが3人の場合、各サイクルの終わりにGMはNPC④のシーンとしてマスターシーンを行ってください。最初はPC③と【感情】を結ぶよう動き、その後は各PCの【秘密】を探るように立ち回ってください。PL③になにかしら行動をお願いされた場合、そのように動いても良いでしょう。 PLが2人の場合、このシナリオは協力型となります。NPC③や④のマスターシーンは行いません。ただしこの場合、NPC③と④は初期から互いに「共感」の【感情】を結んでいます。 導入フェイズ →メインフェイズ(3サイクル) →クライマックスフェイズ →結末 と、通常通り行ってください。ただし、3サイクル終了時までに1度も戦闘が起きていない場合は、追加でもう1サイクル行います。 ―プライズ― ・虎ノ巻 【概要】 試験の勝利条件となっている巻物。紙製のはずだが非常に頑丈で、複製や擬装もできそうにない代物。このプライズに【秘密】は存在しない。 【解説】(GM向け) 最初はPC③が所持しています。このプライズには、【秘密】や特別な効果はありません。 ―ハンドアウト― ・PC① 【使命】 自陣がプライズ『虎ノ巻』を手に入れる。 【秘密】 あなたの【本当の使命】は、メインフェイズ中に自陣のどちらかがプライズ「虎ノ巻」を奪うことだ。奪うためには、持っている者の【居所】を入手し、戦闘を仕掛け、勝利する必要がある。【居所】は情報の一種であるため、情報判定で入手でき、感情共有が発生し、情報の受け渡しも可能である。 ・PC② 【使命】 自陣がプライズ『虎ノ巻』を手に入れる。 【秘密】 あなたの陣営の仲間はPC①だ。任務を円滑に進め、情報を得るため、味方との繋りを得るべし。あなたの【本当の使命】は、PC①と【感情】を結び、PC①の手助けをすることだ。【感情】を得るためには、相手を自分のシーンに登場させ、感情判定を行うのが手っ取り早い。 ・PC③ 【使命】 自陣がプライズ『虎ノ巻』を手に入れる。 【秘密】 あなたはプライズ「虎ノ巻」を授けられた。あなたの【本当の使命】は、メインフェイズ終了時に自陣のどちらかがプライズ「虎ノ巻」を所持していることだ。プライズを奪うためには、持っている者の【居所】を入手し、戦闘を仕掛け、勝利する必要がある。【居所】は情報の一種であるため、情報判定で入手でき、感情共有が発生し、情報の受け渡しも可能である。 ・PC④ 【使命】 自陣がプライズ『虎ノ巻』を手に入れる。 【秘密】 あなたの陣営の仲間はPC③だ。PC③はプライズ「虎ノ巻」を授けられた。任務を円滑に進め、情報を得るため、味方との繋りを得るべし。あなたの【本当の使命】は、PC③と【感情】を結び、PC③の手助けをすることだ。【感情】を得るためには、相手を自分のシーンに登場させ、感情判定を行うのが手っ取り早い。 「使命の達成」で得られる功績点について、PC②と④は、【感情】を結んだ時点で部分達成として1点、さらにPC①や③が【使命】を達成した時点で完全達成として残る2点を得ます。 また、PC①の【使命】はプライズ「虎ノ巻」を入手した時点で達成され、PC③の【使命】はプライズ「虎ノ巻」をメインフェイズ終了時に所持していれば達成となるため、場合によっては共に【使命】達成となります。 ―目次― シーンNo.1:GM向け解説 シーンNo.2~14:導入フェイズ (メインフェイズ) シーンNo.15~18:クライマックスフェイズ シーンNo.19~24:結末
シーンNo. | 種別/発言者 | コマンド/説明 |
---|---|---|
1
| 解説 システム | シナリオセット「忍法帖 虎ノ巻」をご使用いただき、ありがとうございます。 このシーンでは、GM向けにこのシナリオにおけるシナリオセットの扱い方を説明します。 シーンとは、セッションにおける演出、GMに向けた解説などをあらかじめ入力しておいたものであり、これを利用することでオンセンでのセッションを円滑に進めることができます。 演出文などが細かく分けられてそれぞれのシーンとなっていますので、GMは基本的に、この「説明」欄上部の「実行して次に進む」をクリックし続けるだけでシナリオを進行することができます。PLたちが読みやすいスピードで進めてください。 ただしこのシーンを含め、GM向けの「解説」のシーンでは、「実行して次に進む」では進まなくなっています。次のシーンを余計に演出してしまうことと解説の見落としの防止を兼ねていますので、「説明」欄をしっかり読んでから「>次」をクリックしてください。 シーンの目次は「目次・解説」の最下部にあります。同欄には、その他シナリオの詳細が書いてありますので、GMはセッション開始前によく読んでおいてください。 それでは、セッション開始です。次のシーンで背景が変更され、導入フェイズの演出が始まります。 |
2 | 背景変更 システム | ○ ステップ、シンクON、コマ消、17x20 |
3
| コマンド GM | あなたたちは忍としてまだ見習いの身。ある時上官から、派閥合同の卒業演習を受けるよう命を受ける。 |
4
| コマンド GM | 試験に合格したと認められれば、晴れて一人前の忍である。 |
5
| コマンド GM | 平原、風が吹き荒れる。ただただ広く、何もない草原に呼び出されたあなたたち4人の前に、音もなく一人の忍が現れる。 |
6
| コマンド GM | その身に纏う雰囲気、立ち振舞いから、おそらくは上忍だろう。 |
7
| コマンド 上忍 | 「これより、卒業試験を始める。諸君らには、このプライズ『虎ノ巻』を奪い合ってもらう。」 |
8
| コマンド 上忍 | 「陣営を2対2に分け、この中の誰か1人にこの虎ノ巻を授ける。最後に持っていた者の陣営が、表向きに勝利となる。」 |
9
| コマンド 上忍 | 「ただし、それぞれに応じて個別に任務を与える。忍たるもの、上官の命令は絶対。そちらを優先しろ。」 |
10
| コマンド 上忍 | 「うまく周囲を欺き、任務を達成するのだ。情報を集め、状況を判断しろ。」 |
11
| コマンド 上忍 | 「それが忍の基本。故に、期限と陣営は全体公表しない。」 |
12
| コマンド 上忍 | 「説明は以上だ。各々、研いてきた技を十全に発揮して欲しい。」 |
13
| コマンド 上忍 | 「それでは試験を開始する。散!」 |
14
| 解説 システム | 導入フェイズ終了です。GMは各PLにHOを配ってください。 導入フェイズ終了後メインフェイズとなりますが、メインフェイズのシーンはありません。状況に従い、演出や処理を行ってください。 メインフェイズは3サイクルとなりますが、3サイクル終了時までに一度も戦闘が発生していない場合は、追加で4サイクル目を行ってください。 次のシーンからクライマックスフェイズとなります。メインフェイズが終わったら進んでください。 |
15
| コマンド GM | 平原、両陣睨み合う。そこへ再び、上忍が音もなく現れた。 |
16
| コマンド 上忍 | 「諸君らの動きは見せてもらった。それでは、最終試験を行う。」 |
17
| コマンド 上忍 | 「最後の実戦演習だ。敵に打ち克ち、『虎ノ巻』を奪え!守れ!自陣に勝利をもたらせ!」 |
18
| 解説 システム | 戦闘開始です。 決着がついたら、次のシーンに進んでください。結末の演出となります。 |
19
| コマンド 上忍 | 「そこまで!」 |
20
| コマンド GM | 上忍は試験終了の合図をする。 |
21
| コマンド 上忍 | 「諸君、ご苦労だった。結果はともあれ、諸君らは皆、忍としての心得を身に付けていると判断した。」 |
22
| コマンド 上忍 | 「全員、合格とさせてもらう。これに傲らず、各自鍛練を積むように。」 |
23
| コマンド 上忍 | 「以上、卒業演習は終了とする。散!」 |
24
| 解説 システム | セッション終了です。お疲れ様でした。 功績点の配布に移ってください。 |
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本作は、「河嶋陶一朗、冒険企画局、新紀元社」が権利を有する「忍術バトルRPG シノビガミ」の二次創作物です。