ドラゴンキャッスルズ・リプレイ(その4) 10◇決着ーっ!! GM(リュウケン) 「さあ、戦闘は4ターン(巡)目に突入ですね」 ミスターグリーン(ミスター) 「戦うしかあるまい」 黙ってナイフを構えるオータム。 口をきゅっと結ぶワンダルフ。 ちょっと考えている様子。 GM(リュウケン) 「では、前列、後列の決定です」 ワンダルフ(ブラッシー) 「私も前に出ます」 ミスターグリーン(ミスター) 「おお!魔法使いが前にでるのか?」 オータム(酒オ) 「体力少ないから一撃くらうとヤバイぞ」 ワンダルフ(ブラッシー) 「私はもう魔法ないから」 「ここは少しでもヤツらの注意を引きつけます」 味方を有利にと前列に出るワンダルフ。 改めて心を奮い立たせる三人。 GM(リュウケン) 「それを見たバグベアたちは動揺し始めたよ」 GM(リュウケン) 「では行動順番決定です」 コロコロ(ダイスをふる)… バグベアA→4 バグベアC→2 オータム→3 ワンダルフ→1 ミスターグリーン→5 GM(リュウケン) 「速いのはミスターグリーンですね」 ミスターグリーン(ミスター) 「では、バグベアAを攻撃します!」 コロコロ(ダイスをふる)…1!成功! GM(リュウケン) 「ん?1?再度ダイスをふって、もう1回、1が出たらクリティカル、ダメージ2倍です」 コロコロ(ダイスをふる)…1! クリティカル成功! ミスターグリーン(ミスター) 「でました!クリティカル!」 GM(リュウケン) 「バグベアAの残りHPは1点だから、4ダメージで真っ二つです」 ギイャアアアッ!! 悲鳴をあげて倒れるバグベアA。 これで残りはバグベアCのみとなった。 そこにオータムの攻撃がヒット!バグベアC に1ダメージ。 GM(リュウケン) 「これはさすがに逃亡するなぁ」 「バグベアCが必死の形相で逃げる体制に入ったので、逃亡判定しますね」 逃亡判定は[死亡、気絶していないパーティーの半数以上が能力判定に成功すると逃亡となる]ルールです。 (味方パーティーが逃亡に成功した時はパーティー全員が逃亡となる) (敵が逃亡に成功した場合はその個体のみが逃亡となる場合と、敵パーティー全員が逃亡となる場合がある) もし、味方パーティーが全滅しそうになった時は積極的に使っても良いルールなので、覚えておいて損はないでしょう。 GM(リュウケン) 「ではバグベアCの逃亡判定」 コロコロ(ダイスをふる)…1!成功。 バグベアは一目散に洞穴から外に逃げ出していった。 ワンダルフ(ブラッシー) 「てことは、私たち、勝った?」 オータム(酒オ) 「そうなるな」 ミスターグリーン(ミスター) 「よーし!勝ったぞーっ!!」 GM(リュウケン) 「みんなでバグベアの巣を探すと、巣の奥から探し物の斧らしきものが出てきたよ」 オータム(酒オ) 「[目利き]で見てみようかな」 GM(リュウケン) 「どうぞー」 コロコロ(ダイスをふる)…4!失敗。 オータム(酒オ) 「あーっ、わからない」 GM(リュウケン) 「価値そのものはわからないけど[目利き]はあるので、思い入れはあっても、そんなに高価なものでは無い感じがする」 ミスターグリーン(ミスター) 「とりあえずシュスタさんのところに持っていこうか」 ワンダルフ(ブラッシー) 「そうだね」 オータム(酒オ) 「同意だ」 ということで依頼主であるシュスタさんのところに、家宝の斧を持っていく一同。 シュスタさんは非常に喜んで銀貨2枚ずつをオータム、ワンダルフ、ミスターグリーンに手渡そうとする。 GM(リュウケン) 「えーと、ここでオータムは【得意なこと】[詐術]を使ってもいいよ」 オータム(酒オ) 「では使ってみます!」 コロコロ(ダイスをふる)…2!成功。 GM(リュウケン) 「そうすると、オータムがいかにバグベアが強かったか、道のりがどんなに危険だったかを、感動的にシュスタさんに話し始めた」 オータム(酒オ) 「おお!大変な冒険だったよ」 シュスタ(GM) 「わ、わかりました!銀貨3枚を報酬としてお渡ししますよ」 と、依頼主はそれぞれに銀貨3枚を渡す。 ペコリと頭をさげて受けとるワンダルフ。 オータム、ワンダルフ、ミスターグリーンは、そのお金で少しだけ贅沢な夕食を一緒にとることにした。 「三人での最初の冒険に乾杯!!」 GM(リュウケン) 「ここで今回の冒険は終了です」 「皆さん、冒険回数が1回増えて2回になります」 「それとアイテム獲得判定に1回挑戦できますよ!」 ミスターグリーン(ミスター) 「あのぅ」 GM(リュウケン) 「なんでしょう?ミスターグリーン」 ミスターグリーンのプレイヤー(ミスター) 「そろそろ終電の時間なので帰らないと」 リュウケン(GM) 「あ!それは大変だ」 「では、成長やアイテムは次回の開始時にやりましょう」 ミスター(ミスターグリーン) 「す、すみません、とっても楽しかったです!またやりたい」 酒場オーナー(オータム) 「はい、機会をつくりましょう!他の人たちとも遊びたいな」 ブラッシー(ワンダルフ) 「いいですねー!今度はもっと時間があるときに!!」 リュウケン(GM) 「はい!夜の10時頃から始まったから、今日のプレイ時間は、結局1時間ぐらいでしたね」 リュウケン(GM) 「それでは皆さん、お疲れ様でした!」 一同 「お疲れ様でした!今日はありがとうございますー!!」 ひとりとまたひとりと、階段をのぼり、酒場から帰路につく。 渋谷の町に降っていた雨は、いつの間にか止んでいた。 ◇◇◇ と好評のうちに、ドラゴンキャッスルズのセッションは終わりました。 このように、ドラゴンキャッスルズRPGは手軽に始めることができるTRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)です。 このリプレイを読んでくださっている皆さんも、ぜひ遊んでみてくださいね!! ドラゴンキャッスルズ・リプレイ 「さて!冒険を始めようか」 終
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はじめまして!セスさん! コメントありがとうございます。 よろしくお願いいたします!!
初めまして! 元気のあるセッションログ的リブレイ! 読んでいて元気をもらいました!! ありがとう!!! この元気を忘れずに、これからも楽しく TRPGセッションをみんなでワイワイと 遊んで楽しんで行きましょう!w
ドラゴンキャッスルズ・リプレイ(その4)
10◇決着ーっ!!
GM(リュウケン)
「さあ、戦闘は4ターン(巡)目に突入ですね」
ミスターグリーン(ミスター)
「戦うしかあるまい」
黙ってナイフを構えるオータム。
口をきゅっと結ぶワンダルフ。
ちょっと考えている様子。
GM(リュウケン)
「では、前列、後列の決定です」
ワンダルフ(ブラッシー)
「私も前に出ます」
ミスターグリーン(ミスター)
「おお!魔法使いが前にでるのか?」
オータム(酒オ)
「体力少ないから一撃くらうとヤバイぞ」
ワンダルフ(ブラッシー)
「私はもう魔法ないから」
「ここは少しでもヤツらの注意を引きつけます」
味方を有利にと前列に出るワンダルフ。
改めて心を奮い立たせる三人。
GM(リュウケン)
「それを見たバグベアたちは動揺し始めたよ」
GM(リュウケン)
「では行動順番決定です」
コロコロ(ダイスをふる)…
バグベアA→4
バグベアC→2
オータム→3
ワンダルフ→1
ミスターグリーン→5
GM(リュウケン)
「速いのはミスターグリーンですね」
ミスターグリーン(ミスター)
「では、バグベアAを攻撃します!」
コロコロ(ダイスをふる)…1!成功!
GM(リュウケン)
「ん?1?再度ダイスをふって、もう1回、1が出たらクリティカル、ダメージ2倍です」
コロコロ(ダイスをふる)…1!
クリティカル成功!
ミスターグリーン(ミスター)
「でました!クリティカル!」
GM(リュウケン)
「バグベアAの残りHPは1点だから、4ダメージで真っ二つです」
ギイャアアアッ!!
悲鳴をあげて倒れるバグベアA。
これで残りはバグベアCのみとなった。
そこにオータムの攻撃がヒット!バグベアC に1ダメージ。
GM(リュウケン)
「これはさすがに逃亡するなぁ」
「バグベアCが必死の形相で逃げる体制に入ったので、逃亡判定しますね」
逃亡判定は[死亡、気絶していないパーティーの半数以上が能力判定に成功すると逃亡となる]ルールです。
(味方パーティーが逃亡に成功した時はパーティー全員が逃亡となる)
(敵が逃亡に成功した場合はその個体のみが逃亡となる場合と、敵パーティー全員が逃亡となる場合がある)
もし、味方パーティーが全滅しそうになった時は積極的に使っても良いルールなので、覚えておいて損はないでしょう。
GM(リュウケン)
「ではバグベアCの逃亡判定」
コロコロ(ダイスをふる)…1!成功。
バグベアは一目散に洞穴から外に逃げ出していった。
ワンダルフ(ブラッシー)
「てことは、私たち、勝った?」
オータム(酒オ)
「そうなるな」
ミスターグリーン(ミスター)
「よーし!勝ったぞーっ!!」
GM(リュウケン)
「みんなでバグベアの巣を探すと、巣の奥から探し物の斧らしきものが出てきたよ」
オータム(酒オ)
「[目利き]で見てみようかな」
GM(リュウケン)
「どうぞー」
コロコロ(ダイスをふる)…4!失敗。
オータム(酒オ)
「あーっ、わからない」
GM(リュウケン)
「価値そのものはわからないけど[目利き]はあるので、思い入れはあっても、そんなに高価なものでは無い感じがする」
ミスターグリーン(ミスター)
「とりあえずシュスタさんのところに持っていこうか」
ワンダルフ(ブラッシー)
「そうだね」
オータム(酒オ)
「同意だ」
ということで依頼主であるシュスタさんのところに、家宝の斧を持っていく一同。
シュスタさんは非常に喜んで銀貨2枚ずつをオータム、ワンダルフ、ミスターグリーンに手渡そうとする。
GM(リュウケン)
「えーと、ここでオータムは【得意なこと】[詐術]を使ってもいいよ」
オータム(酒オ)
「では使ってみます!」
コロコロ(ダイスをふる)…2!成功。
GM(リュウケン)
「そうすると、オータムがいかにバグベアが強かったか、道のりがどんなに危険だったかを、感動的にシュスタさんに話し始めた」
オータム(酒オ)
「おお!大変な冒険だったよ」
シュスタ(GM)
「わ、わかりました!銀貨3枚を報酬としてお渡ししますよ」
と、依頼主はそれぞれに銀貨3枚を渡す。
ペコリと頭をさげて受けとるワンダルフ。
オータム、ワンダルフ、ミスターグリーンは、そのお金で少しだけ贅沢な夕食を一緒にとることにした。
「三人での最初の冒険に乾杯!!」
GM(リュウケン)
「ここで今回の冒険は終了です」
「皆さん、冒険回数が1回増えて2回になります」
「それとアイテム獲得判定に1回挑戦できますよ!」
ミスターグリーン(ミスター)
「あのぅ」
GM(リュウケン)
「なんでしょう?ミスターグリーン」
ミスターグリーンのプレイヤー(ミスター)
「そろそろ終電の時間なので帰らないと」
リュウケン(GM)
「あ!それは大変だ」
「では、成長やアイテムは次回の開始時にやりましょう」
ミスター(ミスターグリーン)
「す、すみません、とっても楽しかったです!またやりたい」
酒場オーナー(オータム)
「はい、機会をつくりましょう!他の人たちとも遊びたいな」
ブラッシー(ワンダルフ)
「いいですねー!今度はもっと時間があるときに!!」
リュウケン(GM)
「はい!夜の10時頃から始まったから、今日のプレイ時間は、結局1時間ぐらいでしたね」
リュウケン(GM)
「それでは皆さん、お疲れ様でした!」
一同
「お疲れ様でした!今日はありがとうございますー!!」
ひとりとまたひとりと、階段をのぼり、酒場から帰路につく。
渋谷の町に降っていた雨は、いつの間にか止んでいた。
◇◇◇
と好評のうちに、ドラゴンキャッスルズのセッションは終わりました。
このように、ドラゴンキャッスルズRPGは手軽に始めることができるTRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)です。
このリプレイを読んでくださっている皆さんも、ぜひ遊んでみてくださいね!!
ドラゴンキャッスルズ・リプレイ
「さて!冒険を始めようか」
終