七つの怪談「ひいてけの海」#10
鏑矢掲示板セッション[web全体で公開] 1 | |
登録日:2021/04/27 14:00最終更新日:2021/04/28 18:43 |
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82. ノルトレフュー | |
2021/05/13 20:20 |
スミレさんwww ====================== 「芙美、芙美。大丈夫だ、俺たちもう助かったんだよ」 芙美を抱きしめ返してちらりと島を見る。大好きだった従兄と、その婚約者が眠る島を。 彼らの遺体を取り返すことは難しい。 「大丈夫。もう大丈夫だ」 兵隊の骨のように、ずっとそのままそこにあることになるのだろうか。
80. あーこ | |
2021/05/13 18:37 |
システム : あーこさんのセルフSANロール(1d100<=22) → 失敗 29 (29) 18:35:30 #ncErB (ひいてけ、ひいてけ、てけりり……あなた、本当はてけりりって名前なのね!てけりり……てけちゃん……いつか、人としての生を終えたら、必ず逢いに来るわ……。) うっすらと涙を流しながら、遠くに見える半球体から離れていく景色を見る。帰ったらまずはご飯を食べたい。元気になって、綺麗になって、必ずまたここに来るんだ。 その頃には不定解けて正気だろうけれど(PL)
79. 鏑矢 | |
2021/05/13 18:02 |
>スミレさん >翔君 では、スミレさんと翔君に急き立てられ、ゴムボートは、エンジンのブーンという音をあげて、軽快に走り出しました。 海の中では、ぶくぶくするシャボン玉が膨れ上がり、弾け、弾けては、膨れ上がる事を繰り返すように、歪な触手や眼球が、ぶくぶくと現れては、消え、消えては、現れながら、そのゴムボートを追って行きますが…。 …。 …。 …。 スミレさんと翔君は、遠くで、ぬるりと水面が半球状に膨れ上がるのを見ました。 それは、人間大というには少し大きめのもので、朝の日差しのもとではあまり目立たない青白い光を発しています。 「何、アレ? 誰か、海の上に立ってる?」 スミレさんの視線を追って、それを見た中年の女性がびっくりしたような声をあげます。 そして、それと、水面下からーー水面下のかなりの範囲から、あの声が切れ切れに、しかし合唱のように聞こえてきました。 それは「ひいてけ」とも「いてけ」とも「てけいい」ともーーいや、もしかすると「てけりり」とも聞こえる、奇怪な声でした。 …りり、てけいい、ひい、けり、ひいてけ、けりり、てけり、りりり、てけいい、いてけ、いて、けりけり、りりい、ひいり、いりけり、ひいてけ、いてけ、てけいい、てけりり、いい、いけけ、ひいひ、てけりり、いてけり、てけ、けりり、いていて、てけりり、いて、けりけり、りりい、ひいり、いりけり、ひいてけ、いてけ、てけいい、てけりり、いい、いけけ、てけりり、りりり、てけりり、てけりり、てけりり、てけりり、てけりり、てけりり、てけりり、てけりり、てけりり、てけりり、てけりり…。 その大合唱は、おふたりがゴムボートから救助船に乗り込み、鳥無島が波間に消えて、見えなくなるまで続いておりました…。 >スミレさん >一久君 >翔君 >遠野さん では、エンディングですね。 この後でも、その後でも、しばらく経った後でも、それぞれの探索者達にやらせたい事がありましたら、一言だけでもどーぞw
78. 舘向井雛壇 | |
2021/05/13 12:44 |
メシステム : 舘向井雛壇さんの目星ロール(1d100<=50) → 失敗 51 (51) 12:41:45 #3n95y おのれ1足りない 「俺たちが乗ってた船が沈没した時も出てたやつです。嫌な感じがするので急いで欲しいんですが!」 メシステム : 舘向井雛壇さんの説得ロール(1d100<=70) → 成功 37 (37) 12:43:38 #Vn95i
77. あーこ | |
2021/05/13 07:56 |
システム : あーこさんの目星ロール(1d100<=60) → 失敗 63 (63) 07:53:04 #wcrru 見えないけど海に何かあると言われたら焦ると思うので 「海に!?急いで下さい!! この島、攻撃的なサメがいるんです。 近くの海は穏やかでしょう? だから油断してて……私たちもそれで船が転覆したんです…! 早く早く…!」 流石に夜走りは信じてもらえないと思うのでサメということにしておきます。
76. 鏑矢 | |
2021/05/13 06:46 |
>スミレさん >翔君 スミレさんの話を聞くと、中年の女性はちょっと表情を崩します。 「あら、いいわね。 でも、吊り橋効果って知ってるのかしら?」 彼女は、にやっとした後、冗談めかして言って、スミレさんと翔君がゴムボートに乗り込むのに手を貸します。 しかし、ゴムボートをその場に固定させながら、同じように手を貸していた兄ちゃんは、怪訝そうな顔をして、島の北側の海を見つめていました。 「なぁ、あの辺り、少し面白い光り方をしてないか?」 促されて眺めてみても、美しく穏やかな波間が、朝の日差しに照らされてきらきらと光っているようにしか見えません。 「魚ですかね?」 おふたりをゴムボートに乗せた女性があまり興味なさそうに返事をします。 「かなぁ、海の中が光っているように見えたんだけど…」 彼は、そう言ってよく見ようとするように、パドルを持ったまま目を凝らしています。 さて、どうしましょうか? 〈目星〉に成功すると、彼と同じように波間というか、海の中で光るものが、こちらにどんどん近付いてきているのが分かります。 急かされれば、彼はゴムボートを出発させますが、適切な言葉か、〈言いくるめ〉や〈説得〉に成功したら、より真剣になるかも知れませんw
75. あーこ | |
2021/05/13 00:03 |
システム : あーこさんのロール(1d100) → 32 (32) 00:01:34 #ocTrE 「元気なんですよ、ほんと。あ、先に行ったカップルね、帰ったら結婚するらしいんですよ、ふふ。 私は昨日吐いちゃってから食べてないので、お腹が空きましたね。」 などと無駄話をしながら乗り込みます。
74. 鏑矢 | |
2021/05/12 23:59 |
>一久君 >遠野さん では、芙美さんが、ぎゅっと体を強張らせ、決して海の方を見ない中、ゴムボートは何事もなく、救助船に辿り着きます。 救助船の皆さんが、船に引っ張り上げてくれて、温かい声をかけてくれます。 突然、芙美さんが一久君にしがみつき、えーんと声をあげて泣き出しますw 遠野さんは、年かさの男達が、この辺りの海は、とか、縁起が悪い、とか、そんな事を囁きあっているのが聞こえました。 >スミレさん >翔君 美しい海の上をゴムボートが、ぶーんというエンジン音をあげて戻って来ます。 その間、中年の女性は、スミレさんと翔君の怪我の有無を確認したりしています。 細かい擦り傷なんかは色々とあるので、早く消毒しなきゃ、とか、飲み水はどうしてのか、などと聞かれます。 ほどなくしてゴムボートが島に辿り着きます。 「早く早く、じいさん達が騒いでる」 兄ちゃんが、スミレさんと翔君、それから中年の女性を急きたてます。 では、特別な行動がなければ、皆さんは救命胴衣を着せられ、ゴムボートは出発します。 では、どちらかd100を振ってください。 やはり高い方がいいですw