【AD&D】幽閉

鴉山 響一リプレイ  1
登録日:2016/12/11 18:32最終更新日:2016/12/11 22:20
ギルドマスターから事実上拒否できない指令を受けた盗賊のラディガー。その任務とは教会の関連施設に幽閉されているアイリーンを救出し、首府の外へ連れ出し、受け取りに来ている者たちに引き渡すというものだった。その一方、密書を受け取ったクリスティンとアウグストたちは……。

DM: ホルウェイン村を出て、道中迷うこともなく、モンスターに出会うこともなく、無事に首府にたどり着きました。タイミング的に城門が締まりつつある中駆け足で滑り込んだ感じです。で、どうします?

クリスティン: 「さて、首府にたどり着いたはいいが、どうしたものかな……。とりあえずはお館様を探してみるか…」初めてくる場所ゆえ、あまり勝手はわからなさそうだ。

DM: アウグスト「クリスは首府の御屋形様の居場所を知ってるのかい?」

クリスティン: 「以前アイリーンから話は聞いたことがあるから、大体どのあたりにいるかの見当くらいはついてるけど……でも、ほんというと自信ないんだよなあ」

DM: アウグスト「なんだ、知らないのかよ。と言って、その辺の人に聞きまわるってわけにもいかないだろうしなあ」

クリスティン: 「だよなぁ。手紙には何やら正体がばれないようにって書いてあったもんな……とりあえず、今夜の宿でも探そうかね」

DM: アウグスト「……そうだね」

DM: 首府で目立つ建物と言えば、なんといっても教会の大聖堂ですね。次いで、空高く聳え立つ魔術師の塔。それらに比べると男爵の居館なんかは地味なものです。

DM: どんな宿屋に泊まりますか?

クリスティン: 「教会にはいないだろうし、魔術師の塔も……違うような気がする」
とりあえず、普通に旅人が泊まりそうな宿を選ぼう。

DM: ふむふむ。了解です。大聖堂からもそれほど遠くない区画の宿屋に落ちつきました。一泊1gp。食事別。半個室になっていて、毎晩シーツの替えがあります。治安は良さそうです。

クリスティン: 「ふーん。こざっぱりとしたいい雰囲気の宿だなあ…」おのぼりさんらしく、いろんなところを見て回ってます。

DM: アウグスト「もっと道の奥の方に行くとなんか楽しそうだけど……」

クリスティン: 「とりあえず、お館様を探すのは明日の朝でいいだろ……。もう夕方だし。……でもまあ、せっかく街についたんだし、おとなしく寝てしまうのもつまらないよなぁ……」

DM: 同宿の人々も、巡礼者だったり、商用で来ている人だったりで胡乱な人々の姿はありません。 アウグスト「だよね。ちょっと散歩してみようよ」

クリスティン: 「とりあえず、探険がてらその道の奥の方へ行ってみるか?」

DM: アウグスト「賛成!」

クリスティン: 「街中だから、それほど危険もなさそうだしな」

えぢ: (くそう、羨ましいぜ)

DM: さあ、楽しい街中遭遇だ!!  ことと次第によっちゃあヴァンパイアが出ることもあるというAD&Dの遭遇表。

クリスティン: 街中なのになぜー?(笑)

DM: さすがにそりゃあ出しませんがね。というわけで%をどうぞ。

クリスティン: 35%でした。

DM: その奥の道を進んでいくと、道路幅が次第に狭くなり、明らかに建物の間口が小さくなっていくのが分かります。その代り、建物の中から漏れた明かりが方々にあり、何とも言えないにぎやかさがあります。時折、笑い声や嬌声などが路面にも漏れ聞こえてきます。

クリスティン: 「お、これはいわゆる歓楽街という奴か?」

DM: アウグスト「なんだか楽しそうだなあ……」どうやらそのようですね。さあ、更にもう一回!

クリスティン: 74%。

DM: う、うーん、さすがにこれはない……。もう一度どうぞ。

クリスティン: 15%ですー。

DM: シティガードたちの集団と遭遇しました。「延焼する前に周辺の建物を壊す必要があるか?」「いや、恐らくそこまではないだろう」などと言いながら急行しています。

クリスティン: 「ん? 火事か? この街は建物も多く入り組んでるから、延焼したら大変なことになるなあ」(観光客気分でのんびりと)

DM: アウグスト「おおっ、火事か~」

クリスティン: 「特に他にすることもないから、ちょっと行ってみてみるか?」

DM: そんなわけで、ふたりしてなんとなく野次馬状態になりました。もう一回どうぞ。

クリスティン: 04がでました……。

DM: キタコレ! えーとですね。ぞろぞろと追っかけてみると、繁華街から出て、商業エリアに出ました。ですが、幸いにも火事は大したことがなかったようで、周囲への延焼など被害は大きなものではなかったようです。まだ現場には複数のシティガードや教会関係者と思われる人々がたむろしています。

クリスティン: 「ふぅん……。まあ、大した被害がないようで何よりだね。(本音:ちぇっ、なんだ、つまんないの)」

DM: アウグスト「たいしたことなかったみたいだね(火事見たかったなぁ)」

クリスティン: 「燃えたのは教会か……」

DM: アウグスト「え、あの建物そうなの?

クリスティン: 「いや、何かそこらに教会の人がいるから、そうなのかなーって……」

DM: インテリチェックしてみます? 1d20でINT以下が出れば何かわかるかも。

クリスティン: じゃ、一応やりますか。15…脳筋な私にわかるわけがなかった…。あはは。

DM: 一応アウグストの分も振ってみますか。 アウグスト「あのさ、あれなんだろうね」

クリスティン: 「あれって?」

DM: アウグスト「たいしたことじゃないんだけど、シティガードの人たちは火事が収まってほっとしてたじゃんか。だけど、教会の人たちはみんな深刻な顔をしてたのはどうしてだろう?」そう言われてみるとその通りで、更に数人の者たちにきびきびと指示を出していました。

クリスティン: 「ん? 教会の連中は火事が治まらなかった方が良かったってことか? いや、ちがうな……あの様子では……」

DM: ふつう、火事が収まったらまずは皆ほっとした表情になるものだと思いますよね。 アウグスト「火事が収まらない方が良い人なんているのかよ」

クリスティン: 「火事が起こっている間にひと騒動を起こそうと企むとか?」

えぢ: (ドキッ)

DM: アウグスト「でももしそうなら、それは教会の人たちではないよね」

クリスティン: 「うーん。じゃあ、教会に不満を持つ者が、火を放ったと? もしそうなら、教会の連中があれほど色めき立っているのもわかろうというものだ。推測があっているなら、彼らは多分、放火犯を探している、と」

DM: アウグスト「できれば手伝ってあげたいけど……今回はそこまで足を突っ込むことできないよね」

クリスティン: 「まあな。隠密の旅だから、あまり派手な動きはできないよなあ。もし何もなければ突っ込みたいところだが……」

DM: さて、そんなところでまたまた場面転換。ラディガーさん、アイリーンの息が上がっております。少し休憩を入れてやる必要がありそうですね。

ラディガー: そうですね、んでは(嫌がっても)おぶって一旦ギルド関係の隠れ家にでもスススっといけますでしょうか?

DM: ではハイドインシャドー。修正値は秘密。
ラディガー: 34(元は30)。

DM: 了解です。えー。ではクリスさん。

DM: 前方右手の暗がりから、ふとひとりの男が周囲を伺いつつ、さっと手近な民家へと入って行きました。

ラディガー: (あ、みつかった(笑))

DM: 周囲には何人か火事の見物人たちもぞろぞろしていましたが、実にタイミングの良い所作です。

クリスティン: (おや? ……あれは?)

DM: 注目すべきなのは、その男が誰かをおぶっていたことです。

クリスティン: (怪しい。実に怪しい…)ただでさえ怪しい仕草をしているというのに、背中に人を背負っている…。ということは、これは人攫いの類だろうか?

DM: 可能性はありますね。ただ単に、火事で子供をおぶって避難しようとしているだけかもしれませんが。でももしもそうなら、あの隙の無さは普通じゃありません。

クリスティン: じゃ、そこでアウグストの方をちらりと見て(おい、今民家に怪しい奴が入って行ったんだが、見たか?)と問いかけよう。

DM: こっくりと首を縦に振っています。そして何かを言いたそうにしています。

ラディガー: (あやしくないのに~)

DM: (いや、怪しいでしょう(笑))

ラディガー: (ぐぬぬ)

クリスティン: 「ちらりと目元だけ見えたが、あれはカタギの眼じゃないな。もしかしたら、あたしらは教会に火をつけた犯人を見つけたのかもしれないよ?」

DM: アウグスト「う、うん」

クリスティン: 「どうする? そのまま放って帰ることもできるし、後をつけていくこともできる。まあ、あたしとしちゃ、あまり深入りしたくはないもんだがね」

DM: アウグスト「それよりも……おぶさっていたのが、その……似てたんだ」

テオドシアス7世: 「え? 似てるって、誰にさ?」

DM: フード付きの大外套みたいなのを羽織っていましたから、どんな人物かは見えませんでしたが。ちょっとでも似通った姿を見つけてしまうと、結びつけてしまうのかもしれません。

クリスティン: 「まさか…。いや、そんなことはありえないだろう。万が一にも生きていらしたとしたら、御屋形様がわざわざ死んだなんて手紙を書くはずがない……」

DM: アウグスト「そうだよね。そんなこと、あるわけないよね。クリス、ごめん……」と、ばつが悪そうに言っています。「ともかく、人さらいなら放っておけないよ。助けないと」

クリスティン: 「きっと他人の空似さ……。とはいえ、気にならないかといえばもちろん気になる。それに人攫いだったら、見過ごすことはできないしな。よし。助けに行こう!」

DM: アウグスト「うん!」それほど大きな家ではなさそうです。せいぜい2-3部屋といったところでしょう。

クリスティン: 「願わくは、相手が1人だけでありますように」

DM: アウグスト「よし、僕が先に行くよ」

クリスティン: 「大丈夫か? せめて窓から覗いて様子を見た方が…」

DM: 窓は、鎧戸が下りていて、中の様子は伺いしれない。

クリスティン: 「わかった。じゃあ、あたしが後ろにつくよ」

DM: アウグスト「よし、扉を開けるよ……」

クリスティン: 「おう」いつでも戦えるよう身構えておこうかな。

DM: 了解。さて、ラデイガーさん。アイリーンを休ませて、甕から汲んだ水を飲ませていると、扉がすうーっと開きます。

ラディガー: お嬢さんを座らせてお茶を入れようとしましょうかね。

DM: 一応この家は、秘密の地下室もありますが、地下には降りていないでしょう。

ラディガー: 休むためにここに入りましたからね。

DM: 扉からは、緊張した面持ちの少年の顔が覗きます。癖のある黒髪で、年の頃は15-6位か。

ラディガー: 本能的というか瞬間的に身を隠します。

DM: お茶を入れるってことは燭台のろうそくの明かりくらいはつけてますよね。アイリーンはどうします?

ラディガー: ええ、ただ時代劇のように、身近にある火は「フッ」と消します。アイリーンは一旦そのまま。

DM: なるほど。明かりは消せます。

ラディガー: 教会関係者か、はたまたギルド関係者か。

DM: 「あっ」という声がして、その少年が慌てて中に踏み込んできました。

ラディガー: 動きを待ちます。

DM: クリスさん、扉を開けてアウグストが中に踏み込んでいきました。すると、明かりが漏れていましたが突然消えました。

クリスティン: 「勘付かれたか……。だからもう少し様子を見てからといったのだが。仕方ない。あとに続くぞ」

DM: 更にもう一人入り込んできたようです。

ラディガー: (二人組みか。)感づかれないよう気配を消します。

DM: あ、派手な音を立てて少年が何かに(たぶんテーブル)ぶつかったようです。プロの所作ではなさそうです。

ラディガー: ふむふむ。

クリスティン: (ん? 気配を感じないぞ? 確かに誰かが飛び込んでいったのだが…。逃げたか、あるいは気配を消した?)

ラディガー: 移動しながら声をかけます。役人っぽい言葉を選んで「君たちはドコの所属かね?」と。位置を悟らせないため、立ち止まりません。

緊迫したシーンですが、時間が押してしまったため、ここで中断となりました。
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