【千幻抄】死したる神は天に吠える【サンプルシナリオ】

窟竜サルド
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登録日:2017/08/06 16:47最終更新日:2017/12/04 23:12

本作は、「PhasmoPhilia」が権利を有する「千幻抄 ~幻想郷TRPG~」の二次創作物です。

「千幻抄 ~幻想郷TRPG~」は、「上海アリス幻樂団」が権利を有する「東方Project」の二次創作物です。

使用ルールについて
本リプレイは以下のwikiに記載されている、東方projectの二次創作ルール、及び非公式サプリメントを使用したものとなります。
http://wikiwiki.jp/sengensyou/
https://www35.atwiki.jp/sengensyouplus/

はじめに

本セッションは兎兄氏の製作したサンプルシナリオ、「死したる神は天に吠える」をオンセンで募集したプレイヤーとのセッション記録をリプレイとしたものなります。
参加者及びシナリオ制作陣には多大な感謝をここに述べます。
なお、本セッションには公式ルールwikiでGMとして活動している方、本シナリオ製作者様、公式ルール作成者様が見学者として来訪しておりました。この時のGMは商業リプレイでたまにある、ゲームデザイナーや社長相手に卓を囲むGMの気持ちになりました。見学者にも感謝を。

また、リプレイ化の際に誤字、演出ミス等は修正しておりますがGMのルールミスに関しては戒めの為あえて残しておりますので少しグダグダになっている箇所があるかもしれません。

では、以下からリプレイとなります。

GM:では、千幻抄セッション、「死したる神は天に吠える」を開始します
GM:よろしくお願いします
華ノ宮 すず:よろしくお願いしまーす

自己紹介

GM:では、まずはPCの自己紹介をお願いします
華ノ宮 すず:はい

PL:June
PC
キャラクターシート
http://ux.getuploader.com/onsengensyou/download/101/%E8%8F%AF%E3%83%8E%E5%AE%AE+%E3%81%99%E3%81%9A.xlsx
二つ名:遠き春の君影花
名前:華ノ宮 すず
スペル:Suzu Kanomiya
種族・属性:神・木属性
能力:スズランの花を司る程度の能力
容姿:真っ白なワンピースを着た、ふんわりとした雰囲気の少女。
基本データ
特性値
身体3HP34スペルカード3枚
耐久6霊力28回避5
知性8最大DP26近接目標22
感覚3DP回復4肉体抵抗6
意志7刻符2枚精神抵抗7

華ノ宮 すず:「えっと……私は華ノ宮 すず。 神性は弱いですけど、花を司る神です」
華ノ宮 すず:「なので、神としての力が未熟で、大したことが出来る訳でもないけど……お参りしてくれる人の為に、精一杯頑張ってます!」
華ノ宮 すず:「え? 最強の不良……? い、いや、それは違う鈴蘭じゃ……」
華ノ宮 すず:「と、とにかく! そんな感じで、人里の人とは仲良くさせてもらってます」
華ノ宮 すず:「以上、よろしくお願いします!」
華ノ宮 すず:以上です
GM:はい、ありがとうございます
GM:ちなみに、何の花を司る神様でしょうか
華ノ宮 すず:スズランの花です(いうの忘れてた……)
GM:スズランの花言葉は「再び幸せが訪れる」「純粋」「純潔」「謙遜」
GM:特に「再び幸せが訪れる」は異変解決を暗示させる縁起のいい言葉ですね
GM:では、今回のトレーラーに移ります
GM:トレーラー
GM:ありとあらゆる物に神は宿る。
GM:人里に社を構えるスズランの花の神。それがあなただ。
GM:石神井ルミカ(しゃくじい るみか)は、あなたの社の近所に住まう大事な友人だ。
GM:今日を以て彼女は15の誕生日を迎え、
GM:そしてあなたの目の前で、地面に呑まれ居なくなった。
GM: 
GM:崇めるのならば祟るまい。
GM:崇めぬのならば祟ろうぞ。
GM:邪悪な笑い声が、地鳴りを伴い人里に響き渡る。
GM: 
GM:友人の為に人里を犠牲にするか、はたまた人里を救う為に友人を見捨てるか。果たして全員を救う妙手はあるか。
GM:華やかな神は、その日、歴史の片鱗を見る。
GM: 
GM:千幻抄サンプルソロシナリオシリーズ 「死したる神は天に吠える」
GM: 
GM:おはよう。そして、さようなら。
GM: 
GM:では、本編に入ります
華ノ宮 すず:よろしくお願いします
GM:はい、よろしくお願いします
GM:まずはオープニング、前日の回想からとなります
GM:ある日の夕方、君の社に来客だ。
石神井ルミカ:「すずさん、こんばんはー。今日はお仕事が早仕舞いだったので、遊びに来ちゃいました。」
石神井ルミカ:1年前に両親を亡くしたが、そのつらさをおくびにも出さない明るい少女。君の社の近所に住む、石神井ルミカ(しゃくじい るみか)だ。現在は、鍛冶屋さんで奉公をして生活しているという。
華ノ宮 すず:「あ、ルミカちゃん。 こんばんは」
華ノ宮 すず:「お仕事の方はどう? ルミカちゃん、真面目だから上手くいってそうだよね」
石神井ルミカ:「親方ったら、私の事筋がいいって言ってくれるんですよ。未だにお仕事は雑用だけですけど、そのうちに‥‥。」
石神井ルミカ:と、言いかけるとですね
石神井ルミカ:その言葉を遮るように、地面が揺れ始める。大きな揺れでは無い。せいぜい震度2といった所か。最近になって、こういった弱い地震がよくある。
石神井ルミカ:「最近、地震が多いですね。すずさんの社はしっかりしているから安心できますけど、私の家は古いから心配で‥‥。」
華ノ宮 すず:「あ、地震……」
石神井ルミカ:「ちょっと多いですよね、地震……」
石神井ルミカ:「あ、そうだ。実は私、明日が誕生日なんです。すずさん、お祝いに来てくれますか?」暗い話題を払拭するためか、とりわけ嬉しそうに。
華ノ宮 すず:「そうだね、何かあるのかなぁ……」
華ノ宮 すず:「そうなんだ! そういう事なら是非,行くよ!」
石神井ルミカ:「ありがとうございます!」
石神井ルミカ:貴女がルミカと約束を取り付けると、後は何事もなく時間は過ぎ去っていきますね
石神井ルミカ:時間は本編の時間に移ります
石神井ルミカ:異変当日の朝です
華ノ宮 すず:じゃあ朝の初めに『加護』をいいですか?
(注釈:『加護』使用後1日の間、([神術・陰陽術]Lv)回まで、 判定で振ったダイス1つの出目を自由に変更できる神術・陰陽術のスペル。すずはこれを神道術のスペルとして所得している)
石神井ルミカ:どうぞ
華ノ宮 すず:11+3D>=16
DiceBot : (11+3D6>=16) → 11+10[1,4,5] → 21 → 成功
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずの霊力を6消費(霊力:28->22)
石神井ルミカ:成功ですね
石神井ルミカ:加護の使用可能回数はメモしておきましょう

加護使用可能回数:3回

華ノ宮 すず:はい
華ノ宮 すず:すずが社を出ると、あたりに咲いている花がふわり、と揺れ、暖かい風がいい香りを運びます
石神井ルミカ:では、ルミカが庭を掃除している姿がすずに見えます。気づいたルミカがぱぁっと笑顔をうかべます。そして、手を振りながらすずの方へ。
石神井ルミカ:雀の群れが呑気にエサを食んでいる。いつもと同じのどかな朝。そのはずだった。
石神井ルミカ:家の敷地から一歩踏み出したルミカの体が、何の脈絡も無くガクンと傾く。
石神井ルミカ:「え?」
石神井ルミカ:声を上げ足元を見れば、ルミカの踏み出した足は、あたかも沼に踏み込んだかのように沈んでいる。
華ノ宮 すず:「え……?」
石神井ルミカ:その一拍後、ルミカの足元から何匹もの土製の蛇が飛び出し、ルミカを縛り上げる。そして、あたかも沼の中に獲物を引きずり込むがごとく、地面の中へずるずるとルミカごと消えていく。
石神井ルミカ:「なに、なんなの!?いや!助けて、すずさ‥‥!」
華ノ宮 すず:「ルミカちゃん……!!」とっさに手を伸ばして駆け寄ります
石神井ルミカ:運悪く、ルミカの声に驚き飛び立った雀の群れが視界を塞いでしまう。君の対処は間に合わない。
石神井ルミカ:ルミカは、地面の中へと引きずり込まれて消えてしまった。
華ノ宮 すず:「そんな……」
石神井ルミカ:他になにかしたいことはありますか?
石神井ルミカ:(奉納はこのタイミングで使っても無駄にはならないはず!)
(注釈:『奉納』[奉納]の発動成功時、([神術・陰陽術]Lv×2)円までの任意の金銭を消費し、判定前に宣言することで最大で消費した金銭分だけ霊力を補填したり達成値を得る神道術のスペル)
華ノ宮 すず:なるほど……RP抜いて使っておきますか
石神井ルミカ:まあ、いつでもいいですけどね
石神井ルミカ:使うならどうぞ
華ノ宮 すず:まあ捜査入る前に使っておきます
石神井ルミカ:まずは霊力消費どうぞ
華ノ宮 すず:11+3D6>=18
DiceBot : (11+3D6>=18) → 11+7[2,2,3] → 18 → 成功
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずの霊力を5消費(霊力:22->17)
石神井ルミカ:危ない危ない
華ノ宮 すず:あっぶない
石神井ルミカ:では何円消費しますか?
華ノ宮 すず:最大値の6円消費します

所持金:10円→4円
奉納:6円

石神井ルミカ:メモしました
石神井ルミカ:では、オープニング終了です
石神井ルミカ:ルミカの行方を知りたいですよね
華ノ宮 すず:それはすごく
GM:では、調査パートに移行します
GM:調査パートでは幻想郷の様々な場所で文献調査や聞き込み等を行うことで、事件の情報を集めることができます

人間の里

GM:現在地は人間の里です
GM:人間の里内を移動する際は10分、各地域に移動する際は30分かかります
華ノ宮 すず:取り敢えず里内を見るか……
華ノ宮 すず:里の様子は普段と変わらないので?
GM:人間の里では何事もなかったかのように活気にあふれていますね
GM:今気になることを周囲の人に聞いてみてはいかがでしょうか
華ノ宮 すず:気になること……ルミカの居場所が最優先だけどそんなこと聞いてもなぁ
GM:昨日、気になることをルミカが言っていましたよね
華ノ宮 すず:えーと…地震?
GM:里の住人たちは地震についてどう思っているのでしょうか
GM:こんな感じで調査を進めていきます
華ノ宮 すず:なるほど
華ノ宮 すず:この場合、判定技能は噂話でしょうか
GM:後は、人間の里なら稗田邸や寺子屋もありますが、まだいいでしょう
GM:他にも対応技能はありますが、もちろん噂話でもOKです
GM:ただ、情報調査の方法によって経過時間が違います
GM:目安として、知識系スキルは10分経過、噂話や文献検索は2時間経過です
華ノ宮 すず:だいぶ時間取られるなぁ……
華ノ宮 すず:<自然知識>で判定可能ですか?
GM:可能です
華ノ宮 すず:ではそちらで判定を試みます
GM:知性+<自然知識>+3d6でどうぞ
華ノ宮 すず:9+3d6 <自然知識>
DiceBot : (9+3D6) → 9+12[6,3,3] → 21
華ノ宮 すず:いい出目
GM:おお、これなら全開示ですね
GM:まずは目標値14から
GM:14:大よそPCの家の辺りを中心に頻回に起こる地震。範囲はせいぜい直径40m程で、自然な物では無く能力による物だと考えられる。震度も小さいため、近隣住民からはあまり危険視されていない。
GM:次は16の情報です
GM:16:厳密に計測したところ、中心は[石神井ルミカ]の家である事がわかった。
GM:[ ]で囲っている情報は重要な語句です
GM:次に情報調査する目安となります
華ノ宮 すず:「この地震……散発的なものだと思ってたけど」
華ノ宮 すず:「狙われてた……ってことだよね、多分」
華ノ宮 すず:そのまま石神井ルミカの家に向かいたいです
GM:その前に、10分経過したので霊力1回復です
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずの霊力を1回復(霊力:17->18)
GM:そして、移動で10分経過するので更に1回復ですね
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずの霊力を1回復(霊力:18->19)

石神井家

GM:では、石神井家に到着しました
華ノ宮 すず:ここがあの女のハウスね
GM:友人宅になんてことをw
華ノ宮 すず:言わなきゃいけない気がした
GM:では、どうしますか?
GM:流石にここで聞き込みはできないです
GM:まあ、家の前にいる人に聞き込みとかはできますが
GM:それとも、家捜しします?
華ノ宮 すず:そうだなぁ……最近ルミカの変わったこと、とかだろうか
GM:それは聞き込みですか?
華ノ宮 すず:家捜し……うーんw
華ノ宮 すず:そうですね、聞き込みしましょうか
GM:まあ、聞き込みをおすすめしますw
GM:一応、日記とか漁れば出てくるかもですが
GM:聞き込みなら〈噂話〉→〈噂話/人里〉〈噂話/人間〉ですね
華ノ宮 すず:流石に友人宅とはいえ、いきなりそこまで踏み込むのもなぁ…w
華ノ宮 すず:聞き込みの場合、どういう判定になります? 交渉とか噂話でしょうか
GM:〈噂話〉です
華ノ宮 すず:では<噂話>で
GM:感覚+<噂話>+3d6、でしょうかね
華ノ宮 すず:感覚……
GM:うーん、噂話は例外的に意思な気がするw
(注釈:知性を想定していたそうです)
GM:というか、特性値に関しては目安みたいなものだから
GM:どのように聞き込みしますか?
華ノ宮 すず:意思なら有難い……「私は諦めないっ」ってことで
GM:ひたすら体当たり的なら身体、根気強くなら意思ですね
GM:意思+<噂話>+3d6どうぞ
華ノ宮 すず:ぶっちゃけ心情的に余裕ないので、目当ての情報が出るまで手当たり次第に
華ノ宮 すず:9+3d <噂話>
DiceBot : (9+3D6) → 9+10[1,5,4] → 19
華ノ宮 すず:どうだ…
GM:全開示です
華ノ宮 すず:やったぜ
GM:14:1年前に両親を亡くし、天涯孤独の身となった人間の少女。本日付けを以て15歳。つらいはずだが持ち前の明るさでその事をちらりとも見せず、今日まで元気に過ごしてきた。
GM:現在はとある鍛冶屋に奉公をして生活している。すずの社のすぐ近くの古い家に住んでいる。この家は、すずが社を建てた時には既にそこにあった物である。
GM:16:ルミカ本人は知らないようだが、かつて[石神井という姓]は比那名居と並んでこの地において特別な物であった。
GM:重要語句が出ましたね
華ノ宮 すず:健気な子や……
華ノ宮 すず:比那名居と同レベル……
GM:なお、人間の里以外でも調査は可能ですし、このまま石神井家の家捜しに移ることも可能です
GM:それと、120分経過したので霊力12回復です
GM:最大値は超えないようにしてください
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずの霊力を9回復(霊力:19->28)
華ノ宮 すず:うーん、家捜ししてくかぁ……
GM:今は大体9時20分頃でしょうかね
華ノ宮 すず:周りの目が怖いけど、背に腹は代えられぬ
華ノ宮 すず:時間制限がコワイ
GM:フフフ>時間制限
GM:[石神井という姓]について調べますか? 家捜ししますか?
華ノ宮 すず:「……ゴメン、勝手に入らせてもらうね」家捜しします
GM:阿求や慧音に聞くという手も!
GM:まあ、慧音はコネクション持ってないから不自然ですけど
華ノ宮 すず:あ、やっぱり阿求さんに聞くのはアリなのね
GM:家捜しですね
GM:アリです
GM:どうします?
華ノ宮 すず:ぶっちゃけ異変関連なら霊夢も使えそうな……
華ノ宮 すず:取り敢えず家捜ししてから考えます
GM:はい
華ノ宮 すず:(家捜ししてから考える、ってどんな言葉よ……)
GM:家捜し判定は3d6となります
GM:間違った
華ノ宮 すず:ほむ、<探索>は不可で?
GM:〈探索〉+3d6です
華ノ宮 すず:あ、了解です
GM:特性値は……どうやって探しますか?
GM:あ、能動的に探す場合は感覚ですね
GM:感覚+〈探索〉+3d6でどうぞ
華ノ宮 すず:4+3d <探索>
DiceBot : (4+3D6) → 4+12[3,3,6] → 16
GM:うーん
GM:手がかりは見つかりませんでした
華ノ宮 すず:駄目かぁ……
GM:探索は文献検索と同じようなものですし、2時間経過ですね
GM:現在11時20分です
華ノ宮 すず:普通に痛い!
華ノ宮 すず:先に他の事調べようかな……阿求さんのところ行けますか?
GM:行けますよ
華ノ宮 すず:じゃあ阿求さんに聞きに行きます
GM:はい、10分経過です

稗田邸

GM:そこでは多くの女中たちが慌ただしく働いています
華ノ宮 すず:「……忙しそう、かなぁ」
GM:そして、奥には貴女の知人である稗田阿求の姿が
稗田阿求:「あら、すず様ですね。何の御用でしょうか」
華ノ宮 すず:「あ、阿求さん、お久しぶりです。 少し聞きたい事があってきたんですけど……」
稗田阿求:「はい、私にわかることなら何でもお答えしますよ」
稗田阿求:何について聞きますか?
華ノ宮 すず:[石神井という姓]について聞きます
稗田阿求:では、阿求は以下の情報を教えてくれます
稗田阿求:石神井家は古くから近隣の住民に畏れられていた。しかし幻想郷隔離以降、妖怪の存在が身近になるにつれてその風潮は消えていき、今では人里の一住人でしかない。
稗田阿求:災厄を振りまいた祟り神の一柱を、祀り鎮める役割を持った家である。その歴史は1000年近い。代々伝わる年に一度の儀式があるが、年々その儀式は形骸化していた。唯一の末裔たるルミカはもう、石神井家の役割と儀式を知らないようだ。
稗田阿求:その祟り神との間には、石神井の女性は祟り神を祀り続け、その代わりに祟り神は石神井家を守るという約束がなされていた。破られた場合、石神井家の女性全員が祟り神の人柱となるか、あるいは再び人々へ災厄をもたらす事を認めるかを選ぶ事が決められている。
稗田阿求:その祟り神の名を、[御石神(おしゃくじん)様]という。
稗田阿求:「お役に立てましたか?」
華ノ宮 すず:流石稗田家……
華ノ宮 すず:「はい、ありがとうございます!」
稗田阿求:このまま文献調査も可能です
稗田阿求:「資料室でしたらご自由に使ってかまわないですよ」
華ノ宮 すず:「では、お言葉に甘えて……」
華ノ宮 すず:そうなると……[御石神(おしゃくじん)様]について<文献検索>、という流れになるのだろうか
稗田阿求:ですね
GM:判定は知性+<文献検索>+3d6です
華ノ宮 すず:(特にどこも行かず完結してるのがコワイ)
華ノ宮 すず:9+3d6
DiceBot : (9+3D6) → 9+6[1,4,1] → 15
華ノ宮 すず:げ
GM:特にわかりませんでした
華ノ宮 すず:加護一回分使って1の出目を変更します

加護使用可能回数:3回→2回

GM:達成値20ですね
GM:加護残り2回です
GM:では、以下の情報がわかります
GM:16:日本全土においてかつて畏れられたミシャグジ様‥‥の一欠片。地震に洪水、雷などと言った災厄をもたらす祟り神である。
GM:18:石神井家の地下室に御神体たる石製の棒が祀られた社があり、その社をどかすと現れる竪穴から御石神様が封印された石室に入ることができる。
GM:以上です
GM:ちなみに、[ ]以外に気になる情報があれば調べることができます
GM:現在6時間30分経過です
華ノ宮 すず:ミシャグジさまか…
GM:人里を出て調査するのも手ですね
GM:もう一回家捜しするのもアリです
華ノ宮 すず:早苗を間接的に通して諏訪子様に聞き込みできないかなぁ……
GM:守矢神社に行くならどうぞ
華ノ宮 すず:じゃあ行きます
GM:では、30分経過です

守矢神社

GM:そこは麓の神社とは違って、立派な社が建てられていた
東風谷早苗:「あら、すず様ですね。何の御用でしょうか」
華ノ宮 すず:「あ、早苗さん、こんにちは。 あの……諏訪子さんに聞きたい事があってきたんですが…」
東風谷早苗:「諏訪子様ですね。今お呼び致します」
東風谷早苗:「諏訪子様ー、お客様ですよー」
洩矢諏訪子:「私に用事だって? どこのどいつだい」
洩矢諏訪子:「おっと、アンタは確か人里の神様だったっけ」
洩矢諏訪子:「確か、えーと。スズランの神様だったかい」
華ノ宮 すず:「はい、初めまして。 華ノ宮すずといいます」
洩矢諏訪子:「一体何の用事だい?」
華ノ宮 すず:「えっと、実は聞きたい事があって……」
洩矢諏訪子:「ほうほう、一体何を聞きたいのかな?」
華ノ宮 すず:「御石神様について、知ってることがあればお聞きしたいです」
洩矢諏訪子:「……!」その名前を聞いた諏訪子は表情が変わります
洩矢諏訪子:「その名前、どこで知ったんだい」
華ノ宮 すず:「は、はい、えっと……実は」諏訪子様なら話していいような気はしないでもない
華ノ宮 すず:起こったことを全て伝えます
洩矢諏訪子:では、カクカクシカジカということで
洩矢諏訪子:「ふーん、そんなことがねえ」
洩矢諏訪子:「じゃあ、事の始末はこっちで責任持ってつけるからさ」
洩矢諏訪子:「アンタは御石神を連れてきな」
華ノ宮 すず:「えっ! つ、連れてくる、ですか……」
洩矢諏訪子:「そこはほら、幻想郷流のやり方があるだろ?」
華ノ宮 すず:「それはそうですが……」
華ノ宮 すず:「……分かりました、何とかやってみます」
洩矢諏訪子:「後はそうだね、折角ここまで来たんだし神奈子にも挨拶してみたらどうだい?」
洩矢諏訪子:「アレで案外世話好きだからさ、何かくれるかもよ?」
華ノ宮 すず:「分かりました……顔も見せずに帰るのも失礼ですしね」
洩矢諏訪子:「じゃ、さようなら。頑張りなー」
華ノ宮 すず:「が、頑張りますっ!」
華ノ宮 すず:助けてかなえもーん
八坂神奈子:「我を呼ぶのは何処の人ぞ」
八坂神奈子:「おっと、人じゃなく麓の神だったか」
華ノ宮 すず:「あ、はい、初めまして。 私は……」と先ほどのくだりをつらつら
八坂神奈子:「ほうほう、それで諏訪子が私にねえ」
八坂神奈子:「まあ、その話を知って何もせずに返したら山の神の名が廃るってものよね」
八坂神奈子:「じゃあ、私からはこれをプレゼントしましょうか」
八坂神奈子:そう言って、刻符を1枚くれます
八坂神奈子:この刻符は、今回のセッション限定の追加刻符です
八坂神奈子:刻符+1の処理お願いします
華ノ宮 すず:フトッパラー技能高いな神奈子様
華ノ宮 すず:「あ、ありがとうございますっ!」
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずの刻符を1回復(刻符:2->3)
八坂神奈子:「さ、後は頑張ってきな」
八坂神奈子:「貴女ならきっと成し遂げられるでしょう」
華ノ宮 すず:「はい……絶対、やってみせます」
八坂神奈子:次はどこ行きますか? パチュリーのコネクション持ってたら大図書館で調べ物できたと思いますが、持ってないなら厳しいですね
華ノ宮 すず:折角ならコネをフル動員したいですねぇ……博麗神社行きますか
GM:まるでローラー作戦のようだ
GM:では、30分経過します
GM:ルミカ消失から7時間30分経過です
華ノ宮 すず:そろそろマズイ気がしてきた

博麗神社

GM:先程の神社とは違って、どこかこじんまりした感じの神社です
博麗霊夢:「あら、スズランの神様じゃない。どうしたの?」
GM:ここには幻想郷風土記があり、文献調査が可能です
(注釈:実は既に入手済みの情報でした。ここで手に入る情報に関しては[石神井という姓]を参照)
華ノ宮 すず:「あ、こ、こんにちは霊夢さん。 実は……」かくしかといきさつを話します
GM:今までの情報を踏まえ、気になることを調べるのもアリです
博麗霊夢:「あー、なるほどねえ」
博麗霊夢:「石神井って言ったら、祟り神祀ってるところだっけ」
博麗霊夢:「あそこの子、神様の祀り方知ってるのかしらね……」
華ノ宮 すず:「はい、そうだったと聞きました。 私もつい先ほど知ったんですが……」
博麗霊夢:「祀り方がわからない神様、それに地震、ねえ……」霊夢はブツブツ言います
華ノ宮 すず:「(……友達、って言ってた割に、私はルミカちゃんの事何にも知らなかったんだ……)」
博麗霊夢:「放っておくと、不味いかもしれないわね……」
華ノ宮 すず:「はい、恐らくは人里にも……」
博麗霊夢:「そうねえ、それで貴女はどうしたいの?」
博麗霊夢:「神様を懲らしめたいのか、それとも違うのか」
華ノ宮 すず:「私は……」
博麗霊夢:「あー……」
博麗霊夢:「本当は面倒くさくてやりたくないんだけど、その神様を連れてくればうち流のやり方で祀ることはできるわよ?」
華ノ宮 すず:解決法二本目が生えてきた……!?
博麗霊夢:「そうすれば、その神様も消滅はしないでしょう」
博麗霊夢:別に諏訪子に任せても消滅はしないと思いますがw
華ノ宮 すず:どうしようか……
博麗霊夢:「別に私はその神様がどうなってもかまわないから貴女次第だけど」
華ノ宮 すず:……諏訪子様には申し訳ないけど、コネがあるのは霊夢なので霊夢にしよう
華ノ宮 すず:「……私は、ルミカちゃんを助けたい。 傲慢かもしれないけど、誰も傷つかないように、この件を解決したい」
博麗霊夢:「そう、『純粋』ね」
博麗霊夢:「いいわ、それが貴女の望みだってんなら博麗の巫女として祟り神でもなんでも祀ってあげましょうか」
華ノ宮 すず:「ありがとうございます……!」
博麗霊夢:「その神様をとっちめたらうちの神社に連れてきなさい。悪いようにはしないから」
華ノ宮 すず:「……はい、その時は宜しくお願いします」
博麗霊夢:「じゃあ、頑張りなさい。全ては貴女にかかってるんだから」
GM:後はどうしますか?
華ノ宮 すず:特にすることは無いですかね……ルミカの家に向かいます
GM:では、家捜しリベンジですね
華ノ宮 すず:はい

人間の里/石神井家

GM:貴女は再びルミカの家にやってきました
GM:ことの元凶、御石神様について知ったことでルミカの家の秘密もわかりました
GM:今あらためて調べれば、前とは違った結果になるかもしれません
GM:あ、現在8時間00分経過です
華ノ宮 すず:だいぶ経ってしまった…
GM:改めて探索するならば{感覚}+〈探索〉+3d6です
華ノ宮 すず:じゃあ探索してみます
GM:どうぞ
華ノ宮 すず:4+3d
DiceBot : (4+3D6) → 4+13[3,6,4] → 17
GM:あー
GM:では、地下室への入り口を見つけました
華ノ宮 すず:おっと……
GM:現在10時間00分経過です
華ノ宮 すず:あー、でも流石に家の地下室に神様埋まってないかぁ
GM:どうしますか?
GM:えーとですね
GM:18:石神井家の地下室に御神体たる石製の棒が祀られた社があり、その社をどかすと現れる竪穴から御石神様が封印された石室に入ることができる。
GM:という情報があります
GM:(既に開示済みなのでご安心を)
GM:これがその地下室ですね
華ノ宮 すず:なるほど
華ノ宮 すず:じゃあ地下室に入ります
GM:はい

石室

御石神:「妾の石室に入るものは誰だ……」
華ノ宮 すず:「貴方が、御石神……!」
華ノ宮 すず:「ルミカちゃんは何処!」
御石神:「ルミカ……妾を祀る家の末裔か」
御石神:「彼奴ならそこにおるぞ」
石神井ルミカ:「すずさん! 助けて……!」
華ノ宮 すず:えっと、質問なんですが……神の種族特性の、降神で儀式を必要としないっていうのは『即時発動可能』でいいんですか?
(注釈:見学者の兎兄氏より、可能との答えをいただきました。なお、私自身即時発動可能と解釈して処理しております)
華ノ宮 すず:「ルミカちゃん……!」
御石神:「ほほ……お主はそこの小娘が目当てか」
御石神:「しかし、やらぬぞ。小娘が妾の生贄となるのは契約にて交わされた事ゆえな」
華ノ宮 すず:「っ……」
華ノ宮 すず:「でも、ルミカちゃんはもう儀式について知らない筈……!」
御石神:「小娘が儀式を知っていようと知らなかろうと妾には無関係よ」
御石神:「全ては古の約定にて決められたこと」
華ノ宮 すず:「なら……私がそれを解き放つ」ここ戦闘態勢、というかこの人今すぐ襲ってくる気配なさそうな
御石神:「ほほ、お主のような小物が妾に勝てるとでも」
御石神:御石神は余裕の様子です
御石神:「お主がそのつもりなら、妾に戦いを挑んだこと後悔させてくれようぞ」
華ノ宮 すず:「勝ってみせる……そのために私はここに来たんだから!」
御石神:では、戦闘前に幾つか伝えることがあります
華ノ宮 すず:はい
御石神:ボス戦は御石神様と1VS1です
御石神:場所は御石神の石室内、形状は一辺20mの立方体。弾幕ごっこに十分な広さです
御石神:地下のため土属性が発現しており、そのため御石神様はあらゆる判定に+1のボーナスを得ます
御石神:また、宣言可能スペルカード枚数はお互いに2VS2です
華ノ宮 すず:思いっきり不利やんな……
御石神:後、すずは木属性の神なので、すずによる攻撃は木属性であり、土属性の御石神様に対して効果は抜群です。属性ルールに従って弱点が適用されます
御石神:このシナリオでは、土属性の適応により地中に潜っている状態は、水棲による水中戦と同じ扱い(被近接攻撃不可)とします。また、その状態でもお互いに相手を捕捉できるものとし、近接攻撃以外の行動にはお互いに一切の影響を与えないです(不自然に感じる場合、定期的に顔を出していると考えてください)。
御石神:このシナリオでは、木属性の広域効果により木属性は発現する物とします
御石神:OKですか?
華ノ宮 すず:okです
御石神:では、弾幕ごっこ開始です

VS御石神様
すず使用可能スペルカード枚数:2枚
御石神使用可能スペルカード枚数:2枚

御石神:「さあ、お主も祟ってくれようぞ!」
御石神:Border of life! Set spell card ―― Attack!!
御石神:まずは即時詠唱を使用します
(注釈:『即時詠唱』戦闘開始時のイニシアティブ決定直後、[即時詠唱]を宣言することで即座に対象が範囲でなくかつ自身のみである能力を使用することができる。これを行っても行動済とならないが、DPと霊力は通常通り消費する)
華ノ宮 すず:む
御石神:使用するスペルは神事(土)で、適応をかけます
(注釈:『神事』習得時、属性を3つ選ぶ。習得時に選んだ中で任意の属性の[属性使い]の基本能力または追加能力スペルを1つ発動する。内容は術者が指定してよい。発動するスペルのレベルは[神術・陰陽術]のレベルと同じである。神道術のスペル)
(注釈:『適応』対象のキャラクターや物体は、属性毎に対応する環境での悪影響に耐えられるようになる。土属性の場合は自然な土の中であれば、内部を移動できる。土の中にいる限り、呼吸が不要。穴が開いたりすることはなく、外に出たときも汚れが付かない。属性使いの追加能力スペル)
御石神:ダイス数は3です
御石神:御石神のDPが3減少!(DP:0->-3)
御石神:8+3+3d6
DiceBot : (8+3+3D6) → 8+3+7[2,2,3] → 18
御石神:あ
御石神:御石神の霊力を10消費(霊力:0->-10)
御石神:……判定失敗ですね
華ノ宮 すず:これは…w
御石神:刻符で振り直します……
御石神:御石神は刻符を1消費!(刻符:0->-1)
御石神:8+3+3d6
DiceBot : (8+3+3D6) → 8+3+16[6,4,6] → 27
御石神:極端すぎ!
華ノ宮 すず:爆発したぞ…!
御石神:では、土属性の適応がかかりました
御石神:あ、最初の判定で土属性の発現で+1忘れてた
御石神:どのみち失敗してたけど
御石神:では、戦術判定です
華ノ宮 すず:うーん……これ御石神さま損してるのでは(イニシア前に使ってしまっているし
御石神:まあ、詰み防止なので……
御石神:知性+<戦術>+3d6でどうぞ
華ノ宮 すず:9+3d6 <戦術>
DiceBot : (9+3D6) → 9+12[6,5,1] → 21
御石神:8+2+3d6
DiceBot : (8+2+3D6) → 8+2+10[5,2,3] → 20
御石神:こちらが先出しですね
御石神:DPは21です
御石神:御石神のDPが24回復!(DP:-3->21)
華ノ宮 すず:DP26です
御石神:すずの先手です
華ノ宮 すず:達成値の差観てからにしようかな……
華ノ宮 すず:弾幕で攻撃
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずのDPが3減少!(DP:26->23)
華ノ宮 すず:7/4dです
御石神:回避します
御石神:御石神のDPが4減少!(DP:21->17)
御石神:御石神のグレイズが4増加!(グレイズ:0->4)
御石神:「ほほ、そんなものかえ」
御石神:ホーミング撃ちます
御石神:御石神のDPが2減少!(DP:17->15)
御石神:達成値12です
御石神:あれ?
御石神:違います、22でした!
華ノ宮 すず:ビックリした…w
(注釈:GMもびっくりした)
華ノ宮 すず:ダイス6個で回避します
御石神:DP消費後判定どうぞ
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずのDPが6減少!(DP:23->17)
華ノ宮 すず:6d+5 回避
DiceBot : (6D6+5) → 14[1,1,1,2,4,5]+5 → 19
華ノ宮 すず:うせやん!
御石神:出目……
華ノ宮 すず:加護で1→6にします

加護使用可能回数:2回→1回

御石神:加護残り1回です
御石神:回避成功ですね
御石神:グレイズ12どうぞ
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずのグレイズが12増加!(グレイズ:0->12)
御石神:2ターン目です
御石神:DP15です
御石神:おっと
御石神:回復忘れてました
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずのDPが4回復!(DP:17->21)
御石神:御石神のDPが4回復!(DP:15->19)
御石神:DP宣言です
御石神:DP19です
華ノ宮 すず:こちらはDP21です
御石神:すずの先手です
華ノ宮 すず:ショットで攻撃
御石神:はい
華ノ宮 すず:7D使います
御石神:消費後判定どうぞ
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずのDPが7減少!(DP:21->14)
華ノ宮 すず:7D+9 <ショット>
DiceBot : (7D6+9) → 23[3,5,2,1,6,2,4]+9 → 32
御石神:9個使います
御石神:御石神のDPが9減少!(DP:19->10)
御石神:5+1+9d6
DiceBot : (5+1+9D6) → 5+1+33[1,6,6,5,5,1,2,4,3] → 39
御石神:御石神のグレイズが15増加!(グレイズ:4->19)
御石神:「ほっほっほ、その程度のもので戦いを挑んだのかや」
御石神:では、こちらのターンです
華ノ宮 すず:「くっ……!」
御石神:スペルカード宣言します
華ノ宮 すず:なぬ
御石神:「さて、これにお主はどう対応する」
御石神:「「祟る神こそ障る神」」
御石神:「祟る神こそ障る神」消費型 神事/土 強化

御石神使用可能スペルカード枚数:2枚→1枚

御石神:御石神のDPが12回復!(DP:10->22)
御石神:広域効果を発動します
御石神:これにより、ルミカの家を中心に直径500mの範囲に震度5の地震が発生しました!
華ノ宮 すず:ぎゃあああ
御石神:ここで人里に描写を移します
華ノ宮 すず:「っ、これは……!?」

人間の里

GM:19:00頃、その地震は人里の一帯を直撃した。
おじさんA:「うお、地震だ!」
おじさんB:「気を付けろ、大きいぞ!?」
GM:人々は狼狽え、人妖問わず飛べる者は慌てて宙に浮かぶ。
GM:軋む古い家々、皿の割れる音、火の手が上がったとの悲鳴。
GM:今すぐ止めなければ、このままでは人里に甚大な被害がでてしまう‥‥!

石室

御石神:「ほほ、お主はどうでる……?」
華ノ宮 すず:えーと……発動は広域効果でしたっけ
御石神:なお、これは戦闘には全く無意味です
華ノ宮 すず:同じく広域効果で抵抗可能ですか
御石神:可能です
御石神:あ、すみません
御石神:さっきの達成値出してませんでした
御石神:8+3+8+3d6
DiceBot : (8+3+8+3D6) → 8+3+8+10[5,2,3] → 29
(注釈:謎の+8)
御石神:達成値29の広域効果です
御石神:御石神のDPが3減少!(DP:22->19)
御石神:(スペル分のDPも減らします)
華ノ宮 すず:消費型スペル、このタイミングで打てますか?
御石神:ターン消費が必要ですね
華ノ宮 すず:了解です
御石神:すみません、広域効果の達成値30でした(土属性発現忘れてました)
御石神:では、3ターン目です
御石神:DP回復どうぞ
御石神:御石神のDPが4回復!(DP:19->23)
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずのDPが4回復!(DP:14->18)
御石神:DP23です
華ノ宮 すず:DP18ですね
御石神:こちらのターンです
御石神:7Dショットしましょうか
御石神:御石神のDPが7減少!(DP:23->16)
御石神:9+1+7d
DiceBot : (9+1+7D6) → 9+1+26[3,2,5,6,3,2,5] → 36
華ノ宮 すず:高いなぁ…
華ノ宮 すず:11D使用して回避します
御石神:消費後判定どうぞ
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずのDPが11減少!(DP:18->7)
華ノ宮 すず:11D+5
DiceBot : (11D6+5) → 45[5,3,4,6,5,6,6,2,3,4,1]+5 → 50
華ノ宮 すず:何でここで出るのよ!!
御石神:ビューティホー……
御石神:グレイズ18どうぞ
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずのグレイズが18増加!(グレイズ:12->30)
御石神:「ホホホ、このままでいいのかや」
華ノ宮 すず:「……させない」
御石神:「ホ?」
華ノ宮 すず:「……私は、絶対に!!」
華ノ宮 すず:「誰も、傷つけさせない!!」
華ノ宮 すず:自ターンでスペルカード宣言します
御石神:どうぞ
華ノ宮 すず:「——Set」
華ノ宮 すず:「我が花の名はスズラン……『純粋』の象徴に誓い」
華ノ宮 すず:「——【罪なき者】の、楽園を……『遥か遠き花の都』!」
華ノ宮 すず:『遥か遠き花の都』消費型 神事/木 強化

すず使用可能スペルカード枚数:2枚→1枚

華ノ宮 すず:神事使用の際に奉納の効果を全消費します
御石神:6点ですね

奉納:6円→0円

華ノ宮 すず:で、選択するのは広域効果
御石神:まずは達成値を出しましょうか
御石神:能力レベル+5ですね
御石神:あ!
華ノ宮 すず:?
御石神:なんで私さっきの判定で達成値+8してたんだ!
御石神:本当の達成値は27でした。失礼しました!!
華ノ宮 すず:了解です
華ノ宮 すず:ここもDP消費でしたっけ…?
御石神:ですね
御石神:その前にDP回復をお忘れなく
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずのDPが13回復!(DP:7->20)
御石神:知性+能力+奉納+スペカですね
華ノ宮 すず:となると22か
御石神:ですね
華ノ宮 すず:2D消費で
御石神:はい
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずのDPが2減少!(DP:20->18)
華ノ宮 すず:22+2D
DiceBot : (22+2D6) → 22+6[2,4] → 28
御石神:成功です!
御石神:では、改めて地上に描写を移します
GM:暖かな日差しの下、スズランの花弁がひらひらと舞い落ちる。
GM:怪訝に思った人々が空を仰げばさらに花弁の数は増え、いつしか花吹雪の如くスズランの花が降り注ぐではないか。
GM:花弁が一つ、また一つと大地に触れる度に地鳴りの轟きは小さくなり、やがて地震は鎮まった。
おじさんC:「おお!あの花は、スズランの花!すず様の花ではないか!」
おじさんD:「すず様が地震を鎮めて下さったのか!ありがたや、ありがたや‥‥」
GM:人々の喜ぶ声の中、上がった火はすぐに消し止められる。
GM:人里は、平和を取り戻した。
御石神:「バカな……妾の祟が、こんな小物に敗れるだと……!」
華ノ宮 すず:「はぁ……はぁ……!」
御石神:では、木属性の発現が現れたため、以降はすずの判定に+1されます
華ノ宮 すず:やったぜ
華ノ宮 すず:「っ、貴方なんかに、里の皆を……ルミカちゃんを傷つけさせたりはしない!」
御石神:また、土属性の発現と木属性の発現で、御石神の判定は±0となります
御石神:「認めぬ、認めぬぞ!」
御石神:4ターン目に移ってよろしいでしょうか
華ノ宮 すず:はい
御石神:では4ターン目
御石神:DP回復どうぞ
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずのDPが4回復!(DP:18->22)
御石神:御石神のDPが4回復!(DP:16->20)
御石神:DP20です
華ノ宮 すず:DP22です
御石神:すずのターンです
華ノ宮 すず:7D消費してショットを使います
御石神:はい
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずのDPが7減少!(DP:22->15)
華ノ宮 すず:9+1+7D
DiceBot : (9+1+7D6) → 9+1+22[3,6,2,3,2,2,4] → 32
華ノ宮 すず:微妙に振るわない…
御石神:10D回避かな!
御石神:御石神のDPが10減少!(DP:20->10)
御石神:5+10d
DiceBot : (5+10D6) → 5+26[4,1,6,3,1,1,3,3,3,1] → 31
御石神:おおう……
御石神:ダメージどうぞ
華ノ宮 すず:グレイス載せます
御石神:グレイズは後乗せ可能です
華ノ宮 すず:なるほど
華ノ宮 すず:えっと、属性有利でダメージ増加でしたっけ
御石神:ですね!
御石神:2d6足してください
華ノ宮 すず:8+5D6
DiceBot : (8+5D6) → 8+17[4,2,6,3,2] → 25
御石神:御石神に25のダメージ!(HP:0->-25)
華ノ宮 すず:グレイス20載せます
御石神:ダメージ+10ですね
御石神:御石神に10のダメージ!(HP:-25->-35)
華ノ宮 すず:華ノ宮 すずはグレイズを20消費!(グレイズ:30->10)
御石神:「ぐぬっ、ぐぬぬ……!!」
御石神:「まさか、妾がこのような者に追い詰められるとはの……!」
御石神:あ、やばい
御石神:非常に申し訳ないことをしてしまった!
華ノ宮 すず:というと?
御石神:決死結界持ちだと勘違いして、刻符でラストスペルを想定してました
(注釈:喰らいボムという最終手段を忘れていました)
(注釈:『喰らいボム』全ての消費型スペルカードは、本来の効果の代わりに、この効果での使用を選んでもよい。受けた攻撃の自分への効果を打ち消す。御石神は消費型スペルカードを2枚持っていた)
御石神:そりゃ、即時詠唱持ってるんだから能力ポイント的に決死結界持ってるはずないですね!
御石神:消化不良かもしれませんが
華ノ宮 すず:あー……つまりこのタイミングで
御石神:last spell break!!
御石神:「ぬわーー!!」
御石神:「まさか、妾がこのような……狼藉者に……!」
華ノ宮 すず:「——さようならです、古の神」
華ノ宮 すず:白い鈴の形の弾幕が御石神を貫いていきます
御石神:「……これも、時代の定めよ」
御石神:「弾幕決闘、とやらと言ったか」
御石神:「それに敗れたものは勝者の命令を聴くのだろう」
御石神:「妾は既に覚悟など決めておる。何でも命ずるがよい」
華ノ宮 すず:「……私と一緒に、博麗神社に来てもらいます」
華ノ宮 すず:「そこで、霊夢さんが貴方を祀る準備をしている筈ですから」
御石神:「……ほう、妾をも受け入れようというのか。貴様は」
御石神:「面白い、ついていこうではないか」
華ノ宮 すず:「言ったでしょう……私は、【誰も傷つけません】」
石神井ルミカ:「すずさん! ありがとう、ありがとう……!」
石神井ルミカ:では、舞台を博麗神社に移していいでしょうか
華ノ宮 すず:はい

エンディング
博麗神社

博麗霊夢:「へえ、こいつが例の祟り神ね」
博麗霊夢:「すずもやるじゃない。おとなしい神様だと思ってたけど、底力はあるのね」
華ノ宮 すず:「そんな、私はただ夢中で……」
博麗霊夢:「まあ、なんでもいいわ。貴女の要求は確か……」
華ノ宮 すず:「はい。 ……御石神さまを祀ること。 お願いします。 霊夢さん」
博麗霊夢:「ここは博霊式の祀り方でやらせてもらうから、窮屈かもしれないけど我慢しなさいね、御石神」
御石神:「……契約が交わされた決闘で敗れた妾に与えられた温情だ。甘んじて受け入れよう」
博麗霊夢:「そ。思い切りがいいのは評価してあげるわ」
博麗霊夢:「じゃあ、これより祀りの儀礼を始めるわ」
博麗霊夢:そういうと、周囲には厳かな空気が流れます
博麗霊夢:今まで石神井家によって祀られていた御石神様は博麗神社で祀られることとなり、祟はなくなりました
博麗霊夢:人里では地震がなくなったお祝いの席が設けられています
GM:貴女はどうしますか?
華ノ宮 すず:うーん……すず的には持ち上げられるの好きじゃなさそうですが
GM:ルミカとひっそりお祝いもありですし
華ノ宮 すず:多分ルミカに誘われるので行きます
GM:2人だけでもいいですよ
華ノ宮 すず:あー……それもいいなぁ
GM:もしくは、御石神様と酒盛りしてもいいです
華ノ宮 すず:強者感ある(
華ノ宮 すず:えーと、ではルミカと二人で
GM:では、そのように描写しましょうか

エピローグ
人間の里/石神井家

石神井ルミカ:「すずさん、改めて私を助けてくれてありがとう!」
石神井ルミカ:「最高の誕生日プレゼントでした!!」
石神井ルミカ:と、今日はルミカの誕生日でしたね
華ノ宮 すず:「ルミカちゃん……」
華ノ宮 すず:それも含めてですね、二人きりを望んだの
華ノ宮 すず:「でも……ホントに丸く収まって良かった」
華ノ宮 すず:「もしルミカちゃんや里の皆に何かあったと思うと……」
石神井ルミカ:「誰も、傷つかない優しい結末でしたね」
石神井ルミカ:「まさか、御石神様も助けるだなんて思いもしませんでした」
華ノ宮 すず:「あはは……石神井家的には良くなかったのかもしれないけどね…」
石神井ルミカ:「いえ、元々はあの神様も私の家を守ってくれていたらしいですし」
石神井ルミカ:「これが、一番の結末だと思います」
石神井ルミカ:「本当は私が継ぐことができればよかったんだと思いますけれど……」
石神井ルミカ:「これからは霊夢さんに任せます!」
華ノ宮 すず:「……そうだね」
華ノ宮 すず:「あ、そうだ」
石神井ルミカ:「なんです?」
華ノ宮 すず:「まだちゃんと言ってなかったから……」そう言って、自分の手のひらの上にスズランの花を一つ
石神井ルミカ:「これは……」
華ノ宮 すず:「——お誕生日おめでとう、ルミカちゃん」
華ノ宮 すず:髪飾りみたいにつけてあげようか
石神井ルミカ:「わあ、素敵です!」
華ノ宮 すず:「ふふ……この一年間、貴方にとって幸せなものになりますように」
石神井ルミカ:「ありがとう、ございます!」
華ノ宮 すず:と言って笑い合う二人を映して、シーンエンドですかな
石神井ルミカ:ですね
石神井ルミカ:では、シナリオクリアおめでとうございます!
華ノ宮 すず:わぁい
石神井ルミカ:シナリオクリアによる成長ランクですが、シナリオの目標であるルミカの救出に成功したためBCCDとなります
華ノ宮 すず:結構強くなった……かな!
GM:また、人里を地震の被害から救ったため、お礼としてすずの社には感謝の手紙が届き、沢山の御供え物がされます。奉納に使った財産を回復することができます。
華ノ宮 すず:10まで戻りました

所持金:4円→10円

GM:最後、展開型スペルカードの未使用というどえらい失敗をしてしまいましたが、お付き合い頂き誠にありがとうございました!

「死したる神は天に吠える」
完!

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69ptyu
1. 69ptyu
2017/09/07 20:02
千幻抄は一度やってみたいと思っているので
参考になりました!
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