【D&D5版】勇者の如く斃れよ2【TRPGリプレイ】
注意: 当ページの内容の転載、複製は著作者の許可がない限り行わないでください。
コメントを書く
コメント一覧
1
まだレスポンスがありません。
1
Open Game License v 1.0a Copyright 2000, Wizards of the Coast, LLC. System Reference Document 5.1 Copyright 2016, Wizards of the Coast, Inc.; Authors Mike Mearls, Jeremy Crawford, Chris Perkins, Rodney Thompson, Peter Lee, James Wyatt, Robert J. Schwalb, Bruce R. Cordell, Chris Sims, and Steve Townshend, based on original material by E. Gary Gygax and Dave Arneson.
DUNGEONS & DRAGONS, D&D, Wizards of the Coast, Forgotten Realms, the dragon ampersand, Player’s Handbook, Monster Manual, Dungeon Master’s Guide, all other Wizards of the Coast product names, and their respective logos are trademarks of Wizards of the Coast in the USA and other countries. All characters and their distinctive likenesses are property of Wizards of the Coast. This material is protected under the copyright laws of the United States of America. Any reproduction or unauthorized use of the material or artwork contained herein is prohibited without the express written permission of Wizards of the Coast. Japanese edition: Hobby Japan (2-15-8 Yoyogi, Shibuya-ku, Tokyo 151-0053, JAPAN) Japanese Translation (c) Wizards of the Coast LLC
前回は、騎士候補生のヴェイラ・クラウスは、騎士団長の命により、新任の女司祭アレクリットを50マイル(およそ80km)ほど離れたホルウェイン村まで送り届ける護衛の任を受けたのでした。この護衛任務には、ヴェイラだけではなく、と同期の騎士候補生、クレイグ・ロイツベルガーも帯同することとなりました。また、員数外ではあるものの、ヴェイラに常に付き従う、ローグのオルテガも勿論のこと随伴します。どうやらヴェイラは戦災孤児なのですが、それ以前の幼少の頃からオルテガはヴェイラのことを知っているのですが、そのことについては当のヴェイラには勿論のこと、誰にも口外していません。如何なる理由があったのか、それについてはいづれ明かされることもあるでしょう。
さて、ここで同期の騎士候補生クレイグ・ロイツベルガーについてもいくらか語らねばなりません。彼は男爵領の名門貴族ロイツベルガー家の庶子(妾腹の子)。嫡子である長男は聡明ではあるものの、重い病に罹っていて継承権が危ぶまれています。そのため、クレイグは父親と長男を支えるべく周囲から期待されているのですが、当の本人は父親を憎みきっていて、跡を継ぐ気はないと公言して憚らす、必然的に没交渉に。
戦災孤児出身で騎士候補生(そして将来の騎士団の正規メンバーになるであろう)のヴェイラは大半の貴顕たち、特に騎士候補生を身内に有する者たちからは反感と蔑視の対象です。そんな中、周囲の視線を一切無視して接したのがクレイグでした。
**
DM: さて、翌朝南門近くの広場に来たところからでしたね。
オルテガ: 「ヴェイラ様ご心配は無用です。私めが微力ながらも陰からささえますよ」
ヴェイラ: 「オルテガに心配されないぐらいにならないとね」
DM: 旅装服に身を包んだ修道女アレクリットと同期の騎士候補生クレイグ・ロイツベルガーはすでに待っていました。
アレクリット: 二人を見ると、噴水の脇に腰かけていたのですが立ち上がってあいさつします。
アレクリット: 「おはようございます、ヴェイラさん」
ヴェイラ: 「おはようございます。お待たせしてしまったようですみません」
オルテガ: 「おはようございます司祭様、クレイグ様」
クレイグ・ロイツベルガー: 脇には二頭の馬のたずなを曳いています。「ヴェイラ、この馬たちはダヴィット様からだ。俺たちの任務のために用意してくださった」
ヴェイラ: 「馬まで用意してくださったんだな。いつもありがたい…」
クレイグ・ロイツベルガー: 「本当にな。御領内で馬はなくてはならない存在だからな」
ヴェイラ: 「大事に乗らせていただくよ」
アレクリット: 「あのう、わたくしはあまり乗馬の経験は少ないのですが……」
ヴェイラ: 「……ちょうどいい機会ですから、乗ってみられませんか? オルテガもサポートしてくれるはずですから」
クレイグ・ロイツベルガー: 「なあに、心配はご無用。俺とヴェイラでしっかりとフォローしますよ」
オルテガ: 「修道女さま、この機会に乗馬されてはいかがでしょう」
アレクリット:三人にそう言われては断るすべもなく、 「そうですね。では」と(実は彼女も小型の痩せた馬を連れていました)またがります。
アレクリット: 1d20+3 ▼〈動物使い〉【判】技能判定
DiceBot : アレクリット: (1D20+3) > 16[16]+3 > 19
オルテガ: オルテガは足軽のように自慢の健脚でついていきます
DM: 慣れないながらも、天性の勘所が良いのでしょうか、馬はおとなしく彼女に従っています。
ヴェイラ: 「お上手ですよ。司祭様」
アレクリット: 「昔から子供と動物には懐かれるんです」とはにかんでいます。
ヴェイラ: 「司祭様に惹かれるんでしょうね。良いことではないですか」
DM: というわけで、三頭ともライディングホース扱いとなります。PHBにはp.311にデータが掲載されています。必要になったら参考にしてください。ライディングホースとは言え、とても良い馬で、HPは最大値の22。さすがは騎士団長が手配した馬ですね。一方、アレクリットが連れてきた馬は10。
ヴェイラ: 「では、先頭を私が、クレイグが殿でいいか?」
クレイグ・ロイツベルガー: 「ああ、構わないよ」
アレクリット: 「はい、よろしくお願いします」
ヴェイラ: 「オルテガは、アレクリットさまの傍で」
オルテガ: 「かしこまりました」
DM/鴉山: というわけで、四人は南門から出発します。
ヴェイラ: 「では出発しましょうか。」
DM: 騎士団の紋章やヴァーニャ神の司祭と一目でわかるいでたちをしているせいで、町の人たちはあなた通ると道を空けてくれます。なにせこの領内ではヴァーニャ神信仰がとても篤く、事実上の主教ですからね(実際には信奉しない者もいるにはいます)。
ヴェイラ: (何事もないとは思うが、警戒は怠らないようにせねば…)
DM/鴉山: 天気は晴天。風は心地よく頬を撫でます。
ヴェイラ: 「久しぶりの遠出だから、少し楽しいな。楽しんでるわけにはいかないのでしょうが……」
オルテガ: 「じつにすがすがしい天気ですな」
クレイグ・ロイツベルガー: 「当面は地道に公務を勤め上げるしかないさ。しかし、早く功績を立てたいものだなあ!」
ヴェイラ: 「クレイグ、功を焦って怪我をしないようにな」
クレイグ・ロイツベルガー: 「何を言う。そんなヘマはしないさ。それに、功績を立てたいのはヴェイラ、お前もだろう。功績を立てれば、男爵閣下への拝謁する機会が増える。そうなれば……」と言って意味ありげに笑います。
ヴェイラ: 「まあ、それはわかってるんだが……功績は結果だろう?まずは目の前の仕事をやろう」
クレイグ・ロイツベルガー: 鷹揚に頷いています。
クレイグが意味ありげに笑ったのはもちろん理由があります。ヴェイラの最愛の妹は、三年前に男爵閣下の目に留まり、寵姫となったのでした。いかな兄妹とは言え、理由もなく目通りができるはずもなく、「功績を立てれば……」と言ったのは、妹との面会の機会が得られるだろうという意味合いが込められていました。
DM: 首府から出てしばらくして振り返ると、こんな感じの光景ですね(と、マップ画像を切り替え。首府を望む田園風景になりました)。
ヴェイラ: 田園の中にぽつぽつと建物が……。
DM: 一番目立つのは魔術師の塔。そしてこの画像にはありませんが、巨大と言うほかないヴァーニャ神の大聖堂。それに比べると慎ましいと言いたくなる男爵居館その他。
オルテガ: 魔術師の塔……。
DM: 奴らについては「何を考えているかよくわからん」と蔑みながらも、恐ろしい魔術の力に誰もが畏怖しています。かつて、オーク族の大群に領内が席巻され、あわや首府陥落かと危惧した際、魔術師たちが空から火球や隕石を落として殲滅したとの昔語りも残っています。その光景はさながらこの世のものとは思えないほど壮絶であったとか。
ヴェイラ: 「魔術師ってのは、ひきこもりの集団なのかなぁ……」
オルテガ: 「私めは魔術というものがどうも信用なりませぬ」
ヴェイラ: 「便利なこともあるって話だけど、やっぱり魔術師って胡散臭いよな……」
オルテガ: 「はい。原理も分かりませんし、一方で怖い印象もございます」
ヴェイラ: 「本当の意味で味方に付いたら、心強いんだろうけどな」
クレイグ・ロイツベルガー: 「どうなのかな。とは言え、彼らだって人間だ。話せばわかるだろう」
ヴェイラ: 「剣を頼りにしてる俺たちとでは、寄って立つものが違うからなぁ。とはいえ、どんな相手も、実際に会ってみないとわからんよな」
クレイグ・ロイツベルガー: 「いつか、会う機会があればわかるさ」
オルテガ: 「実際に会ってみるとまた印象が変わるかもしれませぬ」
ここでさらにマップ画像を切り替え。首府の町並みは消え、街道沿いに糸杉が立ち並ぶ風景になりました。
ヴェイラ: 「家家も見えなくなってきたなぁ」
オルテガ: 「実にのどかでございますなあ」
DM: さて、午後になると、雲量が増し、風が重くなってきました。遠くの方で雷鳴も鳴り響いてきました。
ヴェイラ: 「これは、一雨降るかな?」
クレイグ・ロイツベルガー: 「ヴェイラ、この分だと間もなく雨が降るかもしれないな」
オルテガ: 「ちょっと雲行きが怪しいかもしれませんな」
ヴェイラ: 「一旦休憩がてら、雨宿りしますか?司祭さま」
アレクリット: 「たしか、あと小一時間もいけば、簡易宿泊所があったはずです。そこまで頑張りましょう」
DM: するとですね。先頭に立っていたヴェイラは、前方から一塊の集団がこちらに向かってきているのを視認します。
ヴェイラ: 「ん?団体さんが近づいてきてるな。オルテガ、念のため警戒しておいてくれ」
オルテガ: 「御意」
DM: もうしばらくすると、それはラバに曳かせた荷車と数人の中年の男たちだと分かりました。荷車には酒樽がいくつか乗っているのがわかります。
ヴェイラ: 男たちは武装とかしてそうですか?
DM: リーダーらしき男は腰にダガーを下げていますが、それ以外の者たちは武装しているようには見えません。
オルテガ: 先ほどブドウ畑のようなものもみえましたよね。ワインの産地とかかな?
DM: 首府よりも北側の川沿いはワインやリンゴ酒の産地として知られていますが、この辺りまで来るとブドウ畑はもうないですね。
ヴェイラ: 近づいたら声をかけてみよう。「やあ、精が出るね」
DM: 「ああ、騎士様ですか。ご苦労様です。どうやら雨になりそうですな」
ヴェイラ: 「そうだね。雨の中を運ぶのかい?」
DM: 「いやいや、そうなる前になんとか首府に駆け込みたいんでさあ」
ヴェイラ: 「それは大変だね。振りだす前にたどり着けるといいね」
オルテガ: 前方から雨雲が来ている感じですかねー。
DM/鴉山: 前方と言うよりは西方、つまり(南下しているので)右手側からですね。「この小道はぬかるむと車輪が埋まっちまってスタックするんすよねえ」
オルテガ: 「ここは早足で行く方が良いかもしれませんな」
DM: 「じゃあ、あっしら急ぎますんで。騎士様方もお気をつけて」と言って去っていきます。さて、彼らと別れて30分ほども進んだところで、ぽつぽつと降り始め、すぐに本格的な振り方になりました。
クレイグ・ロイツベルガー: 「これはたまらん、早く簡易宿泊所まで行こう」
オルテガ: 簡易宿泊所まではまだまだといった感じですかね。
ヴェイラ: 「急ごう」
オルテガ: 「先を急ぎましょう」
DM/鴉山: たちまちに羽織っていた大外套が雨を吸って重く感じます。というわけで「動物使い」判定をしましょう。
ぬかるみ始めた街道で乗馬を急かしたので、あわや落馬するかという危ういシーンもありましたが、なんとか無事に切り抜けたい一行。
クレイグ・ロイツベルガー: 「お、簡易宿泊所が見えてきたぜ」
ヴェイラ: 「助かった」
オルテガ: 「しばし休息をとりましょう。きっと馬も疲れていたに違いないです」
DM/鴉山: 簡易宿泊所ってのは、無人で丸太づくりの簡素な建物です。領内を行き来する旅人ならば誰でも利用することができます。
ヴェイラ: 「そうだね。足元も良くないし。雨をしのげるだけでもありがたい」
オルテガ: 「こうした施設は旅人には助かります」
DM: 簡易宿泊所の煙突からは煙が上がっています。どうやら先客がいるようですね。
ヴェイラ: 「他にも雨宿り組がいるみたいだね」
オルテガ: 「煙が上がっていますね」
アレクリット: 「そのようですね」
DM: 入っていきます?
ヴェイラ: 「オルテガ、先に中の様子を見てきてくれるかい?」
オルテガ: 「かしこまりました。偵察に参ります」と、建物に近づきます。
DM/鴉山: はい。当然隠密判定ですね。雨が降っていますので、ボーナスが+5あります。
オルテガ: 1d20+5+5 ▼〈隠密〉【判】技能判定
DungeonsAndDragons : オルテガ: (1D20+5+5) > 16[16]+5+5 > 26
DM/鴉山: オルテガはもともと+5ありますから、トータル+10で振るわけです。これは大成功。
ヴェイラ: おおー。
オルテガ: やった!
DM: するとですね。近づいて隙間から中を伺ってみると、4人の男たちがいて、雨に濡れた衣類を乾かしたり、夕食の準備に取り掛かったりしています。あ、あとですね。その前に。雨に濡れないところではあるんですけど、彼らの荷物でしょうか。ぼろ布に麻紐で巻かれた荷物が置かれています。
オルテガ: 大きさ的にどのくらいですか? 人がくるまれていそうなサイズとか…?
用心棒: めちゃめちゃ気になるな。
DM: そうですねえ。一見、薪用の小枝をまとめたようにも見えます。が、あえて描写したということはオルテガは何か違和感を感じたからです。よーく見てみます?
オルテガ: 目を凝らしてみます。動いていないかとか……。
ヴェイラ: (何かあったのかな…)
DM/鴉山: はい。それは切断した大きな鳥の脚をいくつもまとめたもののようです。色はどれも黒く、それぞれの長さは2~3フィートほどでしょうか。10本くらいはありそうです。
オルテガ: (こいつあ、何か違和感を感じるぜ)
オルテガ: (なんだこれ?)一旦中の状況を伝えにもどります。
DM: 自然判定をするとこれが何なのか分かるかもしれません。
オルテガ: 自然判定やってみます。
オルテガ: 1d20+0 ▼〈自然〉【判】技能判定
DungeonsAndDragons : オルテガ: (1D20+0) > 9[9]+0 > 9
クレイグ・ロイツベルガー: 「なんだ、まだ入っちゃいけないのか」
ヴェイラ: 「クレイグ、オルテガが何か見つけたようなんだ」
DM/鴉山: そうですねえ。大きなカラスの脚のようにも見えます。でもだとしたら、人間くらいのサイズかもしれない。
オルテガ: (カラスっぽいけどカラスにしては大きすぎるぞ……なんだありゃ?)とりあえず、見つかる前にみんなの元に戻って報告します。
ヴェイラ: 「何か見つけたのかい?」
オルテガ: 「それがかくかくしかじか……」
ヴェイラ: 「その大きさの鳥の足ってことは……」
DM: 領内に生息するヒューマノイドの一種で、ケンクーというカラスに似た種族がいるのを聞いたことがあります。彼らは知性があり狡猾で、時に人間族と争い、時に協力関係にあったりもします。
ヴェイラ: 「ケンクーかもしれないな……。どう思う? クレイグ」
クレイグ・ロイツベルガー: 「それだ。黒くてその大きさと言うなら間違いない」
ヴェイラ: 「ということは、中のやつらがケンクーを討伐したってことなのかな……」
クレイグ・ロイツベルガー: 「ケンクーの山賊でも退治したのかな?」
ヴェイラ: 「とりあえず小屋に入っても大丈夫かもしれないね」
クレイグ・ロイツベルガー: 「そうしよう。もう下着まで濡れてきたよ」
アレクリット: 不安そうな表情をしています。
DM: では簡易宿泊所に入ります。あなたたちが入るとですね、中にいた男たちは一様にぎょっとした表情をしています。ほかにも雨宿りをする者がいるとは思ってもいなかったみたいです。
ヴェイラ: 「すまない、ご一緒させてもらってもいいかな?」
???: 「あ……ああ。いいぜ」
ヴェイラ: 「急に土砂降りになってしまってね。どうにかここにたどり着けて助かったよ」
DM: すでに脱いでいますが、革鎧を着用しているようです。ほかの男たちもそれぞれ武装はしているようです。
???: 「そうか。ひどい雨になっちまったからな。おい、場所を空けてやれ」
ヴェイラ: 「司祭さまも、外套だけでも乾かしましょう」
アレクリット: 「はい……ありがとうございます」
DM: リーダーらしき男が言うと、他の男たちは素直に従って皆さんのために場所を空けてくれます。
オルテガ: 「かたじけない。恩にきます」
クレイグ・ロイツベルガー: 「俺は騎士候補生のクレイグ・ロイツベルガーと言うものだ。こちらは同輩のヴェイラ・クラウス。そしてヴァーニャ神の司祭アレクリットさんだ」
DM: 男たちは顔を見合わせています。
ヴェイラ: 「どうかされましたか?」
DM: クレイグは自分が名乗れば素直に相手も名乗ってくれると思っていたんでしょうね。不愉快そうです。クレイグはすぐに表情に出るタイプです。
クレイグ・ロイツベルガー: 「……きみたちはどこから来たんだい?」
デンス: 「俺たちか。俺たちは東部地域からだ。俺はデンス。こいつらは俺の部下だ」
ヴェイラ: 「なかなか精悍だね。腕っぷしに自信がありそうだ」
デンス: 「いやなに。生きていくのに必死なだけさ」
クレイグ・ロイツベルガー: 「それでデンス。ここで何をしているんだい?」
オルテガ: オルテガは口を挟まず、目立たぬよう周囲を気にかけています。
DM: 了解。このデンスと言う男、いまのところ嘘は言っていないと思いますが、不都合なことを言わないようにしているような気がします。
ヴェイラ: 司祭の隣で、何かあった時は守る姿勢で。
デンス: 「何って……領内の治安を乱すモンスターを狩ったりしているのさ。巡回衛視隊にそいつらの体の一部を持って行けば、買い取ってくれるだろうからな」
クレイグ・ロイツベルガー: 「なるほど。そうだったのか」と感心しています。
オルテガ: 御領内ではモンスター狩り奨励されていたんでしたよね。
ヴェイラ: 「ハンターなのか。今回は何か獲物は手に入ったのかい?」
デンス: 「今回はあまり……。もうひと稼ぎしたいところだ」
ヴェイラ: 「なかなか大変な仕事みたいだね」
デンス: 肩をすくめています。「まっ、火は先に使わせてもらったから、あとはお好きにどうぞ」と言ってあなたたちとの会話を打ち切ります。
DM: と言うわけで、本日はここまでとしましょう。
ヴェイラ: 濡れた道具の手入れをしながら、様子を見ておくことにしましょう
DM: このどうにも怪しげなモンスターハンターたち。彼らの真の狙いとはなんなのか。それとも……。次回以降明らかになるかも!
オルテガ: 気になりますね。この集団。
ヴェイラ: 怪しいけど単純に敵対者とも言えそうにない、微妙な感じが面白いですね。