【その他】「さあ、冒険をはじめようか(その4)」ドラゴンキャッスルズ・リプレイ

リュウケン
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登録日:2022/10/05 00:42最終更新日:2022/10/13 02:18

ドラゴンキャッスルズ・リプレイ(その4)

10◇決着ーっ!!

GM(リュウケン)
「さあ、戦闘は4ターン(巡)目に突入ですね」

ミスターグリーン(ミスター)
「戦うしかあるまい」

黙ってナイフを構えるオータム。

口をきゅっと結ぶワンダルフ。
ちょっと考えている様子。

GM(リュウケン)
「では、前列、後列の決定です」

ワンダルフ(ブラッシー)
「私も前に出ます」

ミスターグリーン(ミスター)
「おお!魔法使いが前にでるのか?」

オータム(酒オ)
「体力少ないから一撃くらうとヤバイぞ」

ワンダルフ(ブラッシー)
「私はもう魔法ないから」

「ここは少しでもヤツらの注意を引きつけます」

味方を有利にと前列に出るワンダルフ。

改めて心を奮い立たせる三人。

GM(リュウケン)
「それを見たバグベアたちは動揺し始めたよ」

GM(リュウケン)
「では行動順番決定です」

コロコロ(ダイスをふる)…
バグベアA→4
バグベアC→2

オータム→3
ワンダルフ→1
ミスターグリーン→5

GM(リュウケン)
「速いのはミスターグリーンですね」

ミスターグリーン(ミスター)
「では、バグベアAを攻撃します!」

コロコロ(ダイスをふる)…1!成功!

GM(リュウケン)
「ん?1?再度ダイスをふって、もう1回、1が出たらクリティカル、ダメージ2倍です」

コロコロ(ダイスをふる)…1!
クリティカル成功!

ミスターグリーン(ミスター)
「でました!クリティカル!」

GM(リュウケン)
「バグベアAの残りHPは1点だから、4ダメージで真っ二つです」

ギイャアアアッ!!

悲鳴をあげて倒れるバグベアA。
これで残りはバグベアCのみとなった。

そこにオータムの攻撃がヒット!バグベアC に1ダメージ。

GM(リュウケン)
「これはさすがに逃亡するなぁ」

「バグベアCが必死の形相で逃げる体制に入ったので、逃亡判定しますね」

逃亡判定は[死亡、気絶していないパーティーの半数以上が能力判定に成功すると逃亡となる]ルールです。

(味方パーティーが逃亡に成功した時はパーティー全員が逃亡となる)

(敵が逃亡に成功した場合はその個体のみが逃亡となる場合と、敵パーティー全員が逃亡となる場合がある)

もし、味方パーティーが全滅しそうになった時は積極的に使っても良いルールなので、覚えておいて損はないでしょう。

GM(リュウケン)
「ではバグベアCの逃亡判定」

コロコロ(ダイスをふる)…1!成功。

バグベアは一目散に洞穴から外に逃げ出していった。

ワンダルフ(ブラッシー)
「てことは、私たち、勝った?」

オータム(酒オ)
「そうなるな」

ミスターグリーン(ミスター)
「よーし!勝ったぞーっ!!」

GM(リュウケン)
「みんなでバグベアの巣を探すと、巣の奥から探し物の斧らしきものが出てきたよ」

オータム(酒オ)
「[目利き]で見てみようかな」

GM(リュウケン)
「どうぞー」

コロコロ(ダイスをふる)…4!失敗。

オータム(酒オ)
「あーっ、わからない」

GM(リュウケン)
「価値そのものはわからないけど[目利き]はあるので、思い入れはあっても、そんなに高価なものでは無い感じがする」

ミスターグリーン(ミスター)
「とりあえずシュスタさんのところに持っていこうか」

ワンダルフ(ブラッシー)
「そうだね」

オータム(酒オ)
「同意だ」

ということで依頼主であるシュスタさんのところに、家宝の斧を持っていく一同。

シュスタさんは非常に喜んで銀貨2枚ずつをオータム、ワンダルフ、ミスターグリーンに手渡そうとする。

GM(リュウケン)
「えーと、ここでオータムは【得意なこと】[詐術]を使ってもいいよ」

オータム(酒オ)
「では使ってみます!」

コロコロ(ダイスをふる)…2!成功。

GM(リュウケン)
「そうすると、オータムがいかにバグベアが強かったか、道のりがどんなに危険だったかを、感動的にシュスタさんに話し始めた」

オータム(酒オ)
「おお!大変な冒険だったよ」

シュスタ(GM)
「わ、わかりました!銀貨3枚を報酬としてお渡ししますよ」

と、依頼主はそれぞれに銀貨3枚を渡す。

ペコリと頭をさげて受けとるワンダルフ。

オータム、ワンダルフ、ミスターグリーンは、そのお金で少しだけ贅沢な夕食を一緒にとることにした。

「三人での最初の冒険に乾杯!!」

GM(リュウケン)
「ここで今回の冒険は終了です」

「皆さん、冒険回数が1回増えて2回になります」

「それとアイテム獲得判定に1回挑戦できますよ!」

ミスターグリーン(ミスター)
「あのぅ」

GM(リュウケン)
「なんでしょう?ミスターグリーン」

ミスターグリーンのプレイヤー(ミスター)
「そろそろ終電の時間なので帰らないと」

リュウケン(GM)
「あ!それは大変だ」

「では、成長やアイテムは次回の開始時にやりましょう」

ミスター(ミスターグリーン)
「す、すみません、とっても楽しかったです!またやりたい」

酒場オーナー(オータム)
「はい、機会をつくりましょう!他の人たちとも遊びたいな」

ブラッシー(ワンダルフ)
「いいですねー!今度はもっと時間があるときに!!」

リュウケン(GM)
「はい!夜の10時頃から始まったから、今日のプレイ時間は、結局1時間ぐらいでしたね」

リュウケン(GM)
「それでは皆さん、お疲れ様でした!」

一同
「お疲れ様でした!今日はありがとうございますー!!」

ひとりとまたひとりと、階段をのぼり、酒場から帰路につく。

渋谷の町に降っていた雨は、いつの間にか止んでいた。

◇◇◇

と好評のうちに、ドラゴンキャッスルズのセッションは終わりました。

このように、ドラゴンキャッスルズRPGは手軽に始めることができるTRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)です。

このリプレイを読んでくださっている皆さんも、ぜひ遊んでみてくださいね!!


ドラゴンキャッスルズ・リプレイ
「さて!冒険を始めようか」


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コメント一覧

リュウケン
2. リュウケン
2022/10/13 02:18
はじめまして!セスさん!
コメントありがとうございます。
よろしくお願いいたします!!
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セス
1. セス
2022/10/05 04:58
初めまして!

元気のあるセッションログ的リブレイ!
読んでいて元気をもらいました!!
ありがとう!!!

この元気を忘れずに、これからも楽しく
TRPGセッションをみんなでワイワイと
遊んで楽しんで行きましょう!w
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