無名の猟犬（ダブルクロス用キャラクターシート）

《基本情報》
【名前】無名の猟犬
【コードネーム】友喰い鬼
【年齢】12【性別】女性【星座】さそり座
【身長】131【体重】28【血液型】O型
【ワークス】元FHチルドレン
【カヴァー】ＵＧＮチルドレン
【ブリード】クロスブリード
【シンドローム】エグザイル✕キュマイラ

《ライフパス》
【出自】兄弟
【経験】実験体
【欲望】愛情
【覚醒】素体(侵蝕値:16)
【衝動】闘争(侵蝕値:16)
         (基本侵蝕値:32)

《能力値・技能》
【肉体】6〔白兵:Lv2〕〔回避:Lv1〕
【感覚】1〔 :Lv 〕
【精神】1〔RC:Lv1〕
【社会】2〔情報FH:Lv1〕

【HP】33【常備化ポイント】4
【財産ポイント】4【行動値】3
【戦闘移動】8【全力移動】16

《ロイス》 ※関係性:対象名  P: N: 備考(タイタス)
 :  P: N:   ( )

自身の事を「アッシュに拾われた捨て犬のようなもの」
「FHを狩る猟犬」と言う名前のない少女
その実態はFHの特殊戦闘兵教育施設でありオーヴァード研究施設でもある研究所からの脱走者で彼女は元実験体であり元FHチルドレンということになる
彼女の他にも脱走者がいたらしいが彼女以外全て死んでしまっている
脱走者の一部がジャーム化してしまい交戦の末、彼女だけが生き残ったらしい
突然のワーディング反応から偶然近辺に居合わせ駆け付けた改革派のＵＧＮエージェントに保護、と言うより捕獲されたが彼女は特に何も抵抗も見せずに身を預けたという
その後、その報告を受けたアッシュ・レドリックが己の部下として監視下に置くという形で現在に至る

まだまだ短くも凄惨な人生を送ってきたそんな彼女はそんなことを想像もできないほどに
とても人懐っこく好奇心旺盛で良くも悪くも裏表の無い
お転婆盛りの女の子を絵に書いた様な性格をしている
敵味方問わずにそんな様子なので周りからはよく注意されたり心配されたりと周囲･･･どころか敵すらも振り回すことがある困ったちゃん
すこし口調が独特、というか女の子らしからぬ喋り方をしたり
大きくてかっこいいもの(巨大ロボなど)が大好きだったり
子供向けの番組では魔法少女ものよりヒーローものや戦隊ものが好きだったりと男の子よりの趣味嗜好をしている
たまーに的を射たような事をポロッと口にしたり
年齢に見合わない発言をちらっとすることがあるが
実際のところ彼女自身は特に何も考えてはおらず
ただ感じたことを口にしているだけである

相手にもよるものの、そんな誰とでも仲良くなれてしまいそうな彼女は自身を「FHを狩る猟犬」と言う事があるが
研究施設での事も含めても彼女自身FHには特別な思い入れは無く、それどころか敵対心、恨み辛みの感情すら彼女の中には存在しない
(そもそもFHがなんなのかすらよく分かっていない)
ただただアッシュ・レドリックがそう言うからと彼女はいう
彼女にとってアッシュは新しい飼い主であり、新しい親である
そして彼女にとっての親は常人にとっての親とは認識が全く異なるものだ
もし新しい親であるアッシュがそいつの首をはねろと彼女に言えば
突然だろうと、たとえその相手がどんなに親しい友人だろうと
なんの迷いもなく、疑問すら持たず、躊躇もせずに笑顔で相手を攻撃し始めるだろう
まるで飼い犬が飼い主に褒められたいが為に
子供が親に愛されたいが為に
そして今度こそは捨てられないように･･･
たとえそれが兵器として愛でられているのだとしても
彼女からしたらそれは自分に向けられている愛情に何ら変わりはないのだ

そんな彼女が恐れているのはこちらに対しての無関心と他者からの拒絶
彼女の人懐っこい性格はその恐怖からきている
常に誰かの心に在ろう、常に誰かに想われていたい
たとえどんな風に相手に見られ、どんな風に想われていようとも
彼女にとってそれは幸せなことなのだ
物心ついた頃には既に研究施設にいた彼女の欲望は酷く歪んでいるがそこに悪意、邪悪なものは存在しない
あるのはただただ純粋で善悪の区別がつかない幼心と
生まれた時から自由なんて無かった彼女の無けなしの願い
彼女の欲望は愛情、自分一人では満たすことは出来ない

まぁ要するにただの寂しがり屋さん

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