青崎　天音（ダブルクロス用キャラクターシート）

ここでは天音についてもう少し詳しく書いていく(キャラつけと自己満足の為)

まず天音だが下の名前ではあまり呼ばれたがらない。
そも、女の子扱いされること事態が苦手で私服も女の子っぽい服は周りに買わされた一着以外無い。
本人いわく「名前の方はこんな女の子っぽい名前では弱そうに見えるから、それにそんな服似合わないし恥ずかしい」だそうだ。その為探偵業の時は青崎としか名乗らず、前にテレビに出させられた時も立ち絵の探偵服でいった為性別不詳の探偵として紹介されてしまっている。

何故ここまで嫌うのか、それは天音の過去と関係している。過去に親に捨てられ、ごみを漁って過ごし、そのオーヴァードの能力は三流以下で単体では全く使い物にならない、周りからもバカにされ続け、それでも意地でも強くなろうとして、今の強さまで辿り着いた天音には心の底に異常なまでの弱さへの恐怖がある。
天音が女の子扱いしてほしくないのも、これに起因している。
この恐怖を刺激されると、普段は冷静な天音が激昂する程である。

そしてこの弱さへの恐怖は心の底にある嫉妬心へと繋がる。……同じウロボロスでありながら自分では不可能な能力の制御を可能にし、強力な力としている長光静
同じトライブリードでありながら自分よりもその能力一つ一つを完璧な形で使いこなしている臣峰乃々
……そして、同じ探偵でありながら自分には無いものをもち、戦闘時や依頼の時も自分では出来ないような事も平然と成し遂げるベル・シッカート、これらへの劣等感がロイスの嫉妬となっている。

本心では誰かに見てほしかった、認めてほしかったという思いそのものだが過去のトラウマによる恐怖と未だ子供という未熟さが合わさり上記の様な事になってしまっている、今回の事件も普段は平然としているが内心はかなり複雑である。こういった物が、吸血衝動と言った他者への執着に繋がってる……かも、しれない

ちなみにコロがいない状態の青崎が使えるエフェクトは
C　ソラリス　絶対の恐怖　命の盾　原初の緑　血霧の盾　の4つのみである

この通りほぼ使い物にならず、オルクスのエフェクトに至ってはコロがいないとそもそも領域の起点を作ることが出来ない為使うことが出来ない。

補足　本人は有名な探偵であり実力のあるオーヴァードと思われているが、実はオーヴァードの能力としては欠陥品も良いところである。
使役特化なのは確かだが事実は『使役することしか出来ない』である。オルクスとしての領域制御の能力や因子もコロ以外に付与するのが苦手だったりするし、ソラリスの能力も薬品を生成する力はとても弱い。言葉による幻影を見せたりその言葉をキーワードにコロを強化したりすることはある程度は可能だが薬品生成能力はメインとして使うことはあまりない。ウロボロスの能力こそまだ使えてる方ではあるが特性上、侵食率が高まりやすかったりコントロールが効きずらかったりする。これらを並べるととても弱く思えるがこれ等の能力を上手く兼ね合わせ、自らの長所としたのは紛れもなく彼女の努力の成果である。
しかし同時にこれ等は自分一人では役立たず、というコンプレックスにも繋がっており、探偵をやり始めたのも自分でもやれるんだ、というのを証明したいと言うのがきっかけとなっている。最も今は探偵の仕事に責任感や誇りも持っているようだが。
本心を中々他人に見せず、自分の弱さを認めらたがらない、この姿を見る人が見れば……まるで、子供が駄々を捏ねている、意地をはって我が儘を言っているように見えるかもしれない。

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