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😊 CoC7版「雪懇」をプレイしてきました(ネタバレ無いですが一応伏せ) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)MedetashiさんKPのソロシナリオ、「雪懇」をプレイしてきました! 以下、直接的なネタバレのない範囲で感想を書いて行きたいと思いますが、完全な前情報ゼロで挑みたい方は一応バックした方がいいかもです。 エモシ…!!圧倒的エモシ…!! KPさんのお声が大変マッチしているのも相まって、終始最高に情緒的な時間でした。 そしてシナリオが進むにつれてPLも、PCも、感情移入していくのを強く感じました。 ソロシナリオには、ならではの「閉鎖感」があると思いますが、本当にそれが不思議で、切なくて、儚い時間と空間で。 喜びだけではなく、悲しみだけでもなく、気持ちを大いに動かされた素敵なセッションでした。 エンディングで込み上げる感情があまりに色々なものを含んでいて、一言では言えないエモさでした。 また、自分のキャラクターの人生の物語としても素晴らしい出会いだったので、長くなりますが語りたく思います。 改めて、TRPGってドラマだな、と感じたので。 自分のやったキャラは、以前別のシナリオを通過して、アフターストーリーで色々考えた末派遣OLからマタギになった35歳女性、という人物でした。 最初に考えた時の彼女は、こんな人物でした。 人間社会というものが元々肌に合わず、プライドと自己を必死に守り、それでも他者に傷つけられ、奪われ、平気な顔をしながら大人しくしていなければならない日々に鬱屈している。 外部の存在に過敏で、自他の交わりに拒絶感すら感じる。 自分が外部の何かに影響され、侵食されることを嫌い、余計な世話を焼かれないように、息を殺して普通に生きている。 自分を奪われないように。 見つからないように。 負けないように。 そんな彼女はとあるシナリオできっかけを得ました。そのアフターストーリーで自身の中の蟠りと向き合った結果、生死を全て自分のものとして抱き、受け入れる野生の生き方を、マタギになる道を選びました。 (※シナリオの内容でマタギにされた訳ではないです。その時のKPさんと『このキャラはどうすれば幸せになれるんだ』と感想戦した結果、マタギになるしかない、と勝手に作ったアフターストーリーです。そんなエンディング多分普通なりません。) しかし彼女はマタギになったあと、本当に幸せになれたのだろうか?命の旅を「生きる事」ではなく「死ぬ事」と捉え、生死は表裏一体であるとしながら、日々どのような気持ちでいるのだろうか? 今回お誘いを頂き、このシナリオを回していただくにあたって、ちょうどこのキャラがいいのではないか?と浮かんだのが彼女でした。 最初は駆け出しのマタギとしてある程度人と距離のあった彼女が、シナリオを通して感情を動かされるのを、PLは感じておりました。 正直、あまりのエモシにすっかり入り込んだPLの気持ちに引き摺られてしまっただけかもしれませんが、それは確かに彼女の心の雪解けであったとも思います。 命は生であり死である、と結論した彼女が、反対に死であり生である、という事も改めて認識したような。 一人のキャラクターの人生として、その価値観の変化として、前のシナリオと併せて本当に素晴らしい経験をさせて貰えたなあ、物語にして貰えたなあ、と感動しております。 同じシナリオを通過しても、決して同じものは生まれない。 何故ならそのシナリオを生きる人物が、その心が違うから。 そしてだからこそ、その唯一無二の結果が連なって、時にPLである自分自身の枠も超えたドラマが生まれる。 何だか大袈裟に書いてしまいましたが、本当にPLにとっても、PCにとっても素敵な出会いだったなあ、と感じております。 改めまして、KPのMedetashiさん、有難うございました!最高にエモいひと時でした! ……あとPCとPLがかなりごっちゃになっちゃって、正直結構ブレブレだったなあ、と反省するところもしばしば。 でも人ってブレるから、変わるから、成長するものだから、ブレない事=ロールプレイって事ではないよね…? でも口調はブレてたと思う…。PCだけでなく、PLから見たPCもやっぱりセッションを通して変わるよね。 でも終わったあとPLは泣きそうでしたが、PCは絶対泣かないな、と思ったのでそこは耐えました。そこは頑張った!笑 未だ冷めぬ余韻と、まだまだ良いロールプレイができるようになりたいという気持ちを抱えながら、今週末に参加させていただく卓の準備に移ろうと思います😊 楽しい!嬉しい!
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