まるーやさんの日記 「正解のない問い」

	まるーや
	2022/08/08 17:35[web全体で公開]

🤔 正解のない問い
（▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼）
最初に申し上げます。私は正解のない問というものにぶち当たると数日間そのことだけで悶々と悩み続けます。
私がASDであるのも理由ですが、それ以前に生まれ持った好奇心の高さと気質かもしれません。

「腐女子、うっかりゲイに恋をする」の作家さんが安易な理解者ヅラをする腐女子に対して不快感を表したり、「ゲイだから同性と恋に落ちるべきというのもやめてほしい、普通の人になりたい、結婚したい」と数年前にnoteで言っていたことにショックを受けました。
私の中に、ゲイの人だから○○したほうがいいのかなあという考えがあったからです。

海外展開する様々なメディアは、プレイヤー層が様々な人種だったり民族・性嗜好だったりするから多種多様のキャラクターを作ります。
私もそれは良いと思います。顧客としては自分と同じ属性のキャラクターがプレイアブルになるのは嬉しいのです。（ポケモンの女の子主人公は小学生のころの私には画期的な発明だった！）
しかしそれが新しいテンプレになってしまう危うさもあるのが本当に難しいんです。
実際、テンプレキャラってとてもわかり易いんです。
私だってオネエキャラや異民族キャラを動かしたことありますし、異性キャラもあります。

そしてなにより、自分とは違うものに対する不躾な好奇心というものがあるのです。私もそれで失敗したことがあります。
だって私って○○なんですよ、って言われたら気になってしまうのですもの。

正解がないから、延々とトライアンドエラーと侃侃諤諤の議論が続く。
摩擦は必要だけど、摩擦に疲れた人たちやめんどくさいと考える人たちがおためごかしのやさしい世界を作ってひきこもる。
正直、表現の自由を取り巻く問題にネット上で私は参加したくない。（ただ、二世による宗教団体の内部告発漫画は何らかの形で公開されるべき。あの漫画を封殺した宗教団体こそ表現の自由を脅かしている。）

だから、正解がないのが辛いです。
正解がないし、自分ではどうすることもできないから、悩み続けなきゃいけないのがつらいんです。
ゲームにすらバグや抜け道はあるから、正解がすべて決まりきった世界なんてないんです。
けど、どうしても、そんな正解の決まりきった世界こそが私にとって住みよいならば、そこに憧れてもいいじゃないですか。

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